【題名注意】 風俗に染まった年末を過ごしているわけではありません。ご拝読を!
先日、ハイイロガンという渡り鳥が市内の田んぼに飛来したという新聞記事を読んだので、早速行ってみました。いましたいました(下写真中央)。くちばしがピンク色ですね。しかも数羽のマガンも一緒に! 遠くて画像が荒いですが、貴重な一枚となりました。
お次は金武町の田んぼでみかけた、「水辺のバレリーナ」ことセイタカシギ。細い足が濃いピンク色。
温かい沖縄でのんびりと越冬してほしいものです。
さて、先日、辺野古で飲んできました。辺野古とは、米軍普天間飛行場の移設先として日米合意されている人口2000人ほどの小さな集落です。毎日テレビ、新聞のトップニュースになっているので、今や日本一有名な区といっても過言ではないかと。
県内で最初に米軍基地を受け入れた集落としても有名。隣接する米軍キャンプ・シュワブとは50年余のつきあいで、今でも地域交流がさかんです。
まずは合鴨料理が有名な辺野古で一、二を争うBARの老舗に。アイビーカットの若い海兵隊3人がビリヤードにいそしんでいました。ハチローの超つたない英語にも笑顔で応えてくれて、撮影もOK。いい奴らでした。JAPANのハゲ坊主に親近感を抱いたのでしょうか…。
続いて、これまた辺野古で一、二の歴史を誇るスナックに入店。かつてはピンク色の装飾だったため米兵からは「ピンクダイアモンド」と呼ばれているようです。間違いなく後期高齢者の枠に入るであろうホステスさんがおっしゃるには「シュワブが来ると聞いて50年前に浦添からやってきた。電気も水道もなかったが、生きるために店を始めた」と。すごい根性ですね。電気も水もないのに飲食店を立ち上げるんですよ! もう「浦添からどうやって来たの」とは聞きませんでした。「荷物かついで歩いてきた」と言いそうでしたから(汗)
沖縄のおばぁ(失礼)ほどすごい世代はないと思います。おばぁたぁには、極限の苦しさを乗り越えてきた本当の笑顔があります。その笑顔を見ていると、ハチローの悩みなんてへのカッパだとつくづく反省させられるのです。
そんなおばぁたぁが生活に困ることなく過ごせる社会を作るのが僕らの役目かと思いますなぁ。
そのあと2件回りました。飲みやすい街でした。もっと海兵隊が暴れているのかと想像していたのですが…。出会ったのはみんな陽気で礼儀正しい奴らでした。食堂の老夫婦が口を揃えた言葉が心に残っています。「米軍のほとんどは真面目でレディファースト。よそから来た日本人の方が怖い」と。また意外にも、海兵隊はクリスマス前には辺野古から姿を消すそうです。理由は「アメリカ本国の家族がクリスマスを過ごせるだけのお金を送るため、自分が遊ぶのを控える」から。海兵隊の下っ端は貧困層なんです。
日頃、米軍批判ばかりを繰り返す我らが沖縄県民(歴史的背景はあります。個人的にも尊大なアメリカーにはむかつきます)ですが、一方でわが身を振り返ると、故郷の家族のために命をかけて働き、生活資金を送るという若きウチナンチュがどれだけいるでしょうか。年末の居酒屋で見かけるのは、親のすねで豪遊し、あげくに「仕事がない(でも飲み会はある)。(投票も就職活動もやらないが)すべて世の中が悪い」とのたまう甘えん坊ばかり。
これも、道徳を捨て経済的豊かさだけを求めてきた日本が、後世で被る代償です。
堅苦しい話になり恐縮です…。
今、沖縄はトックリキワタが満開の時期を迎えています。いたるところに、まるで桜が咲いているかのような美しいピンクが各地を彩っています。もともと外来種ですが、その繁殖力の強さから、県内でも存在価値を認められつつあるような気がしますね。
何かとせわしい年の瀬ですが、季節の美しい花を美しいと思う余裕は持ち続けたいものです。U-35時代のハチローには出来ませんでしたがね。
さて、休みをとるのもままならない年末ですが、2009年の釣り納めとして、北部3大人気漁港の一つをターゲットに早朝釣りを計画しています。ついでに年賀状用の日の出も撮影しようというもくろみです。業務上許されるかどうか分かりませんが、敢行します!
結局は、個人の問題ではなく、システムの問題なんよね。たまに個人で問題を起こすヤツはいるけど、引き渡しやらの地位協定やらはシステムの問題になんだよな~
おひさし! 生きてたかい?[E:good] 貴社の同僚がたとは楽しくのませてもらってるよ。そろそろどこかで潜りたいね。新品のフィンが泣いています。
ブログで書かれていた辺野古にあるピンクダイヤモンドの電話番号を教えていただけませんか?
よろしくお願いいたします。
はじめまして。申し訳ないのですが、わたしも一見さんで入った店なので連絡先は分かりません。辺野古区事務所に聞いてみてはいかがでしょうか。電話0980-55-2121です。