沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

想定外の痛み

2021年03月31日 | その他

 年度末ですね。今回の内容は〝痛い〟お話です。特に後半は聞いているだけで痛くなってくるので、痛みに弱いという方は閲覧注意(大げさ!)でお願いします。ちょっと汚い写真もありますので。

 

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 まずは愛息10郎の学童野球のお話です。Bクラス(5年生以下)初の公式大会がありました。Cクラス(4年生以下)時代に市で準優勝しているわれらがチームだけに優勝をねらって臨んだのですが、結果から言うとなんと一回戦負け! 8点差を追いつかれ、時間制限による特別ルールでひっくり返されたそうです。想定外とはまさにこのこと!

 下写真は愛息10郎の大会前に、父8郎が必ず行うグローブとミットの手入れです。息子を甘やかしているわけではなく(もちろん勉強のため応援にも行けない申し訳なさも手伝っていますが)、自分が楽しいからやっています。まるで自分が試合に出場するようなワクワク感がたまりません。今大会の10郎はキャッチャーとしてはキャッチングの成長を監督に褒められるなど成果を残したようです。バッティングはいい当たりはなかったけど四球を多く獲得しました。

 心臓を痛める思いをしながら、妻のLINEから試合の展開を確認していた8郎。逆転負けしたと知り、で~じどぅまんぎました(とても驚きました)。展開をよく聞くと、8点差をつけコールド勝ちが見えてきたので、監督が主力3選手をまだまだ非力な女子3人と交代したそうです。そこをしたたかな相手に突かれ(というより自滅?)、1イニングに8点を取られる結果となりました。頑張った女子たちを攻めるわけではありません。監督自身も試合後「采配ミスだった」と反省していたようにベンチワークがもたらした想定外の結果といえます。まぁ、学童野球は勝利優先でなく教育優先ですから、誰も責められません(特に不参加だった8郎には誰を責める権利はありません。笑)。監督の野球観をリスペクトしていますし。でもこの結果は簡単には受け止められませんね~。優勝できる戦力で臨んだ初めての出足を自らくじいた感じで、痛~い敗戦です(泣)

 10郎よ、この悔しさをバネに1年後、絶対に優勝するチームにしようぜ!

 

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 痛いをテーマにと考えていたところ、以前からずっと書き残しておこうと考えていたテーマがあります。それは〝片頭痛〟です。これまで書いてきた通り、8郎は片頭痛に幼いころから悩まされています。その原因には、自律神経系が弱く気圧の変化にすぐ悪影響を受ける、または副鼻腔による顔面部の圧迫などが考えられますが、重症といわけでもなく、誰に相談することもありませんでした。たまに起きるのもきついときがありますが、大体は仕事もそれなりにできる状態です。生理痛もある女性を中心に日本人には多いと聞いていたし、自分だけではないと受け止めることにしていました。

 しかし、1月あまりに頭が重く体がだるいので、行きつけの耳鼻科に行ったところ、先生から「例えばの話ですが、もし8郎さんが今受験生だったら、完全にアウトですよ」と言われ、ハッっとしたのです。先生はセンター試験の受験生を例えにしたわけです。「片頭痛や副鼻腔をなめてはいけません。集中力が保てず仕事や勉強に想定外の悪影響が出ていることを本人は知らないのです」とのことでした。

 確かに、簿記2級の勉強をスタートした40歳の入口時点で、若いときに比べ集中力が極端に落ちているのを痛感していました。それ以降も年中頭がぼーっとしている感じで、油断すると急激な睡魔に襲われるという負の循環に苦しんでいます。そういう勉強への悪影響については何となく分かってはいたものの、医師から直に告げられると、難関国家資格を目指してる身でもあるので、重く受け止めざるを得ませんでした。

 なぜこの話を書き残しておこうと思ったかというと、もちろん、老い先短い自分のためではなく、自分の遺伝子を引き継いでしまった愛息10郎のためです。まさに体質もそっくりで片頭痛と鼻水に悩まされています。これから高校受験、大学受験を迎えるたびに、父同様に片頭痛とも戦わなければならないのです。昭和世代の根性主義で勝ち残れるほど、次代の競争社会は甘くありません。大事な期間は投薬も積極的に行うなどしなければならないでしょう。備忘録として残しおこうと思います。

 47歳受験生8郎も、これから定期的に通院を心がけます。特に試験が終わる10月までは。ま、自分までは昭和の根性主義も併用していこうと思っていますが(笑)

 

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 さあ、本題です(いつもながら遅い)。ここから閲覧注意です(笑) 

 まずは笑激?のニュースから入ります。

 

 47歳8郎、ヒゲ脱毛を始めました!

 

 けしてハゲ脱毛ではありませんので、イタいひと文字違いをなさらぬようお願いします。頭髪含めほぼ無毛症に近い8郎、腕やすねなどに関してはウチナンチュとは思えないほど毛がありません。しかし、ヒゲだけはほかの部分に比べ多少濃いめです(毛根よ、なぜ頭部に分散できない)。つまり多くの毛深いウチナンチュ同様、ヒゲそり問題は8郎にとっても20年来の悩みだったのです。敏感な肌を刃物で傷つけるヒゲそりは毎朝の拷問でしかありませんでした(実際はヒゲの濃さより肌の弱さが一番の原因だと思っています)。

 ヒゲそり後のあご下はいつもこんな感じです。汚い写真ですいません。上等なカミソリ、クリームを使っても痛みを防ぐことはできないのです。見てるだけで痛みが復活する!

 病気でないため保険も適用されないレーザー脱毛施術を受けると決断するには、2つのタイミングも後押ししました。

 1つは8郎が今年は資格試験のため学童野球のコーチから撤退している、ということです。それはつまり外に出ないため日焼けする可能性が低い、ということです。ヒゲ脱毛のことを調べて初めて知ったのですが、レーザー脱毛に日焼けは厳禁らしいです。黒色に反応してしまうので大変危険とのこと。例年なら夏場は真っ黒になるのでまず無理でした。

 2つ目はコロナの影響で毎日マスク着用していることです。施術後は2,3日、肌が腫れ、赤くなるようです。そのため金曜日の夜は予約が殺到するようです。でもマスク着用が日常の今なら、汚く荒れた肌を誰にも見せなくて済みます。

 以上2点から、レーザー脱毛するチャンスは今年しかない! と考えたのです。特に1つ目の理由が強かったですね。

 気になったのは噂で聞く〝痛み〟です。ネットの意見をまとめると、レーザー脱毛は鼻下や唇周りの敏感な部分に強いゴムでパッチンされるほどの痛みがあるそうです。こわっ。でも多くの経験者がいるから8郎も大丈夫でしょう。。。と思ったのですが・・・。

 ネットで探した市内のクリニックに予約した上で行ってきました。待合室には「バストは簡単に形を整え、大きくすることができます」的なチラシが張られています。当然ながら女性客が多いことが分かりました。数分待っていると、ミニスカートの白衣を来たおきれいな女性看護師さんが現れました。

 ミニスカート看護師さんからは、施術は完全な効果を求めるなら10回、一定の効果を求めるなら5回、最低限の効果なら3回、という感じの説明を受けました。多くの人は5回やると。しかし、庶民派の8郎、金銭面から3回にしました。5回で10万円超えてしまうのですよ! 

 事前説明だけイケメンの医師に代わって担当したあとは、すべてミニスカート看護師さんが担当します。気になる〝痛み〟について聞くと「痛いですよ。わたしの彼氏も麻酔なしでしたが身をよじるくらい痛がっていました」とにこやかに回答。麻酔について聞くと「別料金出ますし、時間も倍かかりますが、されますか~」。47歳はミニスカートを前に多少強がったのかもしれません。「麻酔なしで」とお願いしました。いや、してしまった、のです。

 レーザー機器にも3種類ありましたが、太い毛に強く最も効果が高いヤグレーザーというおすすめの機器を選択しました。思い出すと確かに「痛みも強い」としっかり書かれていました。

 ほの暗い個室に案内され、ベッドに寝かされます。見たこともない機器がそばにありました。これがヤグレーザーなのですね。ヤクザがさらにグレたみたいな名前で恐怖感が増します。

 ミニスカート看護師さんが8郎のほおをさすりながら、冷たい金属の先端を押し付けます。一発目です。バチン!🔥

 

 あがっ!

   え? 何、今の!?

 

 ゴムパッチンどころではありません。ホッチキスを打ち付けられたような痛みです!

 一瞬、あっけにとられました。「え? 看護師さん、今の大丈夫? めっちゃ痛かったけど」と思わず聞いてしまいました。ミニスカート看護師さんは「そうなんですよ~。先ほど申し上げた通り、とっても痛いんですよ~。でも今はまだアゴ下ですから~。鼻下は一番痛いのでやる前にちょっと休憩入れますね~」とバッチンバッチン、ホッチキスを打ち付けてきます(注:さすがにホッチキスは盛りすぎですが、それくらいの衝撃だということで)。

 精神的にはどれくらいのダメージなのか、例えとして、昔のアクション映画のあるある場面を借りると、「ボスの居場所を言わなければ、こうしてやるぞ!」とレーザー脱毛器を見せられたとしたら、「ヤツは天井裏にいます」と即バラしてしまうであろう、そのくらいの痛みなんです! 冗談でなくホントです。これを20分かけて敏感な口まわりに50発くらい打ち込まれるのですよ。ほの暗い施術室で、ミニスカート看護師さんが次第にホラー映画のドS女王様👿に思えてきました。

 あまりの痛さに、途中で麻酔に切り替える可能性を問うと、「できなくもないが、ほとんどやり直しになり、再開は2カ月後になる」とのこと。「中止しますか~」と聞くミニスカート看護師さんに対し、47歳小心者は迷いに迷いました。もうミニスカート相手にかっこつける気など〝毛頭〟ありません。しかし、この痛みを2カ月後に持ち越すことは地獄を先延ばしすることを意味します。2カ月後に死刑を延長されるくらいなら今潔く死んだほうましだ! と思い「つ、つ、続けてくださいっ」と死に際の意地を見せたのです。

 そのあとは地獄でした。唇周りになってくると痛さが15%アップします。「舌で肌を押し上げてくださ~い」と言われると、舌までレーザーがバッチンするようでめっちゃ怖かったです。さらに鼻下になると痛みは30%くらいアップ🔥します。10発程度でしたが、すべてが瀕死レベルの痛さでした。

 最後の最後に「ここがいっちばん痛いんですよ~。最後なので2回連続でいきますね~」と鼻下の真ん中に連発されたときは、全身が硬直し冗談でなく気を失いそうになりました(笑) 心の中でホラー映画恒例の断末魔「ギャー!」が轟いていました。

 施術後の47歳おっさんは情けないことに目からは涙があふれ、全身は冷や汗でびっしょり。施術個所を数分冷却タオルで冷やしたあと、タオルを取ってくれたミニスカート看護師さんに迷わず聞きました。「こんなに痛いのに、みんな麻酔やらないの?」。「8割の方が麻酔を頼みますね」。先に言わんかい!

ブログを書いている今なら、8郎は分かります。このクリニックが、カウンセリングで8郎に麻酔を勧めなかった理由が。当初カウンセリングだけの予定が、急遽空いた時間を使うことになったので、営業時間的にもう時間がなかったのだと。しかしこのコロナ禍に飛び込んだ6万円の売り上げをみすみす手放すわけにもいかなかったのだと。ミニスカート看護師さんもヒゲなし彼氏とのデートに遅れるのが嫌で47歳おっさんの処置を最短で行ったのであろうと・・・。(注)全くの想像です。

 施術後は口まわりが火照り、毛を焼いた臭いが漂います。かつてない経験です。2日で収まるそうですが。

 3回契約なので、2カ月間隔であと2回あります。あの痛みに本当に耐えられるかどうか、47歳ビビりまくっております。もちろん別料金で麻酔をお願いしようと思いますが、ミニスカートさんいわく「痛みはそんなに変わらないですよ~」とのこと(やめろ! 淡い期待くらい持たせてくれ)。ヒゲの量が多い1回目が一番痛く、回数を重ねるごとに痛みは多少低減する、という情報だけが唯一の救いです。

 面倒なヒゲそりが不要になるヒゲ脱毛、いずれ男性国民共通の通過儀礼になってもおかしくないと思っていましたが、なりえない理由は医療費が高いからだけではなく、この想定外の痛みこそが大きな障壁だったと気づかされました。痛みを完全になめていました。

 47歳おっさんにとってヒゲを完全になくすことが目的ではないのです。寒い冬に毎朝肌を痛めず、ヒゲそりという無駄な作業時間が大幅に削減できれば、それだけで十分なのです。その痛みをなくすために、短期間とは言え、その数千倍(個人的感想)の痛みを克服しなければならないとは思ってもみませんでした。

 この施術を10回も完受する人ってどんな人なんですか! 女性肌を追求するりゅうちぇる的人種なのか、そもそもミニスカート看護師にいじめられることに快感を覚えるドMの方々なのか・・・。8郎には想像すらできません。正直、この痛みを耐えてまでヒゲ脱毛しようと思えなくなってきました・・・。もちろんすでに一括払いしているので完遂するつ・も・りですが。。。

 どなたか、過去にレーザー脱毛を経験された方、痛み軽減できるアドバイスがあればよろしくお願いします。

 いろいろ書きましたが、スタッフさんもていねいで清潔感のあるいいお店でした。と補足させていただきます。

 

【追記】〝痛み〟をテーマに上記のようなどうでもいい話を書いていたところ、〝スキルアップ〟のネタで個人的に興味あるニュースが飛び込んできたので、後ほど、年度内最後の記事として更新します。それが先に分かっていたら、今回のどうでもいい記事を書くことにエネルギーは費やさなかったのですが(笑)


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