沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

マングローブと電波の灯台

2006年11月10日 | その他

 ネタのない今日・・・。昨日の国頭に続き、東村のドライブ報告をさせていただきます。国頭Hirugimura_2 から東村に入ると、しばらくは道の両端にパイナップル畑がつづきました。あまりに退屈な風景(農家の方すんまそ!)が続き、運転疲れがでてきたころ、タイミングよく慶佐次(げさじ)のふれあいヒルギ公園が見えたので、車を停めました。ヒルギ公園は沖縄本島では最大のマングローブ(ヒルギ林)が見られる自然公園です。ミナミトビハゼノコギリガサミカワセミシロハナクイナなど貴重な生き物も見られ、近年エコツアーも人気のようです。展望台があったので、そこから撮影。ネットで検索したところ、ほとんどがこのカット(笑)。写しやすい場所なんでしょう。遊歩道があり、そこから散策できるのですが、あまり時間のなかったハチロー。展望台だけでやめておきました。それでは行ったことにならない!? 興味のある方はぜひご自分でお行きくださいませ(笑)。

 Rorann_cで、帰ろうと振り返ると、左手に異様なほど高い鉄塔のようなものが、視界に飛び込んできました!(左写真)。どれだけドライブしてても、高くて3階建ての建物しか見えない(ハチローの視界限定)この東村に、何ですかぁ、これは! 思い出すのに数秒・・・そうか、これはロランCだ。幼い頃、ハチロー父に「アメリカぁが敵の潜水艦を見つけるために立てたアンテナどぉ。あのてっぺんから出されるレーダーからはどんな潜水艦も逃げられん」と教えられたことがあります。その説明が当たっているかどうか微妙ですが(笑)、ロランCとは「電波の灯台」とも呼ばれ、複数の発信局から送信される電波の到達時間の差を受信機で測定して位置を知るシステムのこと(ある文献より引用)。北海道など全国に数箇所あるようです。船舶の現在地を知る精度は極めて高いようですが、近年はGPSの急速な発達によって、その役割はほとんど終えた感があるようです。が数年前、米軍は、北朝鮮のテポドン対策の新しい通信施設を、このロランC局施設を改良して建設しようとしていたことがあるようです(立ち消えになったようですが)。今年に入ってまた慌しくなってきた北朝鮮のミサイル問題。PAC3だけでなく、県民としては引続き監視の目を向けていかなくてはなりませんね。

 うわ、気づいたら午前1時過ぎてる! 監視どころじゃないわい! もう寝ます・・・。自分が一番大切なハチローです。

 こちらもクリッと!人気blogランキングへ


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。