いきなりですが「画竜点睛を欠く」ということわざをご存知でしょうか。昔、中国の天才絵描きが素晴らしい竜の絵を描いたのですが、目玉を入れた瞬間に完成度が究極に高まり、本当の竜になって飛んで行った、という故事から来ているそうです。その竜の眼を「欠く」ということで、ことわざの意味するところは辞書によると、全体を引き立たせる最も肝心なところが抜けている、だそうです。このことわざを8郎は中学生時分に父に教えられたのですが、いまだに憶えているから不思議です。「がりゅう、じゃない。がりょう、と呼ぶんだ」といった父の怖い顔まで憶えています。
という、地味なトリビアから始めさせていただきます。
愛息10郎が所属する少年野球チームの春の大会が近づいていることを先日、お伝えしました。調子を上げてきた息子の活躍を期待していたのですが、その10郎が大チョンボをしてしまったのです! 学校の休み時間中の鬼ごっこで転倒し、左手小指にひびが入ってしまったのです(泣)。病院で包帯を巻かれて指が痛々しい。
全治3週間程度ということで、もちろん大会でスタメンに名前を連ねることはできませんでした(泣)。監督、コーチ陣、チームに迷惑をかけて申し訳なかったです。このBチーム(新5年生以下)は地区で準優勝の経験があるだけに今回は初優勝を狙っていたのですが、無念の一回戦負けとなりました。10郎は試合中、大声を出してチームメートを鼓舞していましたが、出場できなかっただけに一番悔しかったでしょうね。いいチームだけど、エースで4番の10郎がいないと完成しない、まさに画竜点睛を欠く、と言われるような選手になろうぜ!(まだまだ、その位置に達してないし、そもそも練習が足りないけどね)。
そんなおドジな愛息ですが、野球以外は活発(笑)。ある日、今や社会現象になっているという少年漫画『鬼滅の刃』で重要な役割を果たすという「キツネの面」を手作りしました(「刃」ブームのお陰でキツネのお面は去年、全国の夏祭りで売り切れ続出だったようですね)。じいじに買ってもらったプラスチックの刀を構え、決まってる~。
妻がいうには「夜見ると怖い」そうです。確かに(笑)
しかし、キツネ感がなんだか足りないと思い、お面をよく見てみると、ヒゲが描かれていないことに気づきました。これまた画竜点睛を欠くですね~。
【おまけショット】
ある朝起きてみると、奇妙な黒い生命体を発見!
この奇妙な生命体は、父と母から「起きろ!」と怒鳴られ、掛け布団を巻きあげられても、10分間微動だにしなかったそうです。
って、おい! 遅刻するぞー!(笑)
話は変わって。先日、数年ぶりにゴルフをしてきました。妻方の父と兄と3人です。10年ぶりでした。朝7時半のオリオン嵐山ゴルフ倶楽部です。このゴルフ場は数年内に何らかのテーマパークに変貌するそうで、これが最後のプレーとなるかもしれません。
身内同士のプレーでとても楽しかったのですが、8郎のスコアは131。いつまでたってもうまくならないのは、練習を全くしていないことだけでなく、努力してまでゴルフがうまくなろうと全く思わない(笑)ことが原因だと自己分析しています。上達するために一番大事なものが欠けている、ということですね。ゴルフは楽しければ、それでいいじゃないか。はい、下手の言い訳です。
さて、特段のネタもないので、おいしゅうございましたシリーズで締めくくらせていただきます。
浦添市にある創業40年という老舗「かつ家」で「かきフライ定食」をいただきました。大きな牡蠣が5個も(COCO壱の牡蠣カレーはこの半分しかありません)。牡蠣で満腹になるなんて初めてです。多少、衣が厚かったのですが、コスパ的には満足の定食でした。
おなじく浦添市の「あがり家」の「あがり家スペシャル」(780円)。名物あぶりソーキがわさびと近藤マッチしておいしゅうございました。ただ昭和世代のおっさんとしては紅しょうがを置いてほしかったですね。紅しょうがとコーレーグースのない沖縄そばなんて、まさに画竜点睛を欠く、と個人的に思っています。
さあ、もうネタがありません。ブログチェッカーのみなさんから「画竜点睛を欠いているのはこのブログだ」とツッコまれそうなので、今日はこれにて~。