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沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

映える師走

2019年12月17日 | どぅしぐわぁ

 タイトル通り、“映える” 師走をただ書き綴るだけの今回です。冒頭から、映える一枚を。我が家の絶景テラスから妻が写した美しい朝焼け、朝映えです。

 さて、今年も開くことができました。2008年に亡くなったどぅしぐわぁ、ヤスーンを慕う仲間たちの通称ヤスーン忘年会です。近年ブラックな職場環境ばかりが注目される超多忙のポン先生だけが残念ながら欠席となりましたが、集まってくれた森ドゥ、亀さん、Tら~、砂吉の4人とも元気そう。コンビ結成40年近いTら~と亀さんによる、全盛期のダウンタウンを上回るボケ突っ込みを中心に、例年通りに盛り上がりました。

 店のセレクトは幹事8郎。会社の先輩が教えてくれた、SNS映えする鍋料理を提供してくれる店です。どうです、このインパクト! お味もおいしゅうございました。

 まるで沖縄芝居の女優さんのようなきれいな女性店員さんは、とてもていねいでお店の印象を相当アップしてくれたのですが、無愛想な男性店員さん(オーナー?調理人?)だけがちょっと残念でした。ということで店名は控えさせていただきます。

 来年の旧盆は森ドゥが経営するスタジオで宴を開くことが決定しました。実現するか、はなはだ怪しいですが(笑)今から楽しみです。前日も会社の忘年会で二日酔いの上、この日と翌日も早朝から10郎の野球に付き合わなければならない8郎は、残念ながら1次会で退散しましたが、3人はその後もカラオケなどで盛り上がったそうです。

 ヤスーンも喜んでいたことでしょう。みんな、よいお年を~。

 

 さて、10郎の野球チームのお父さん飲み会も佳境。先日も浦添市内の居酒屋で盛大な懇親会がありました。ところで、この店の入口にはSNS映えを狙ったのか、“地元のビール”をうたうビールの空き缶がインテリアになっていました(下写真)。すでに経営陣の過半が本土資本だというこの会社。時代の流れを感じます。まぁ、単純にビール好きの8郎にとってはどうでもいいことですが。ただし、もう「地元企業だから買ってあげよう」という気にはなりませんね。 

 さて少年野球といえば、10郎らのチームがCクラス(4年生以下)の大会で初の決勝進出を果たしたことを、先日お伝えしたところです。決勝戦の結果はというと、ほとんどが4年生で編成する強敵相手に、エラーも続出し4対0の力負け、となりました。でも、お父さん、お母さんたちの感想は「体格も違う4年生相手にひるむことなくよく頑張った」でした。8郎もそう思います。日ごろの準備不足などの理由で、4番から降格された10郎(涙)もいろいろ勉強になったと思います。負けたとは言え、準優勝。銀メダルを胸に誇らしげなちびっ子たちです。来年の大会では金色が映える試合にしてくれ!

 会社人としての飲み会も佳境。会社の同僚と、韓国人のPさんが経営する韓国居酒屋に顔を出しました。軽めに済ませようと思い、写真入りメニュー(下写真)から、量が少なめの品を探すと、右端の「豆腐キムチ」に目が行きました。真上から写した写真では、のコントラストが際立つ大きな丸皿の真ん中にキムチが適量で乗っています。

 650円と量にしては高めの価格設定であること、また豆腐の姿が見えないことが気になりましたが、「物足りないくらいがちょうどいい」と思い注文することに。。。そんでもって、バイト君が持ってきたのがこれです!

 黒と白のコントラストは皿の模様ではなく、黒い皿の上に白い豆腐が大量に乗せられただけだったのです(爆)。上から写した写真では分からんやし! SNS映えを狙うなら、メニューに載せる時点で分かりやすく勝負してくれませんか! そう、Pさんにクレームをつけた上で(笑)、何とか3分の2まで食べましたが完食できず。残りはバイト君のまかないに使ってもらいました。あ~、びっくりした。

 

 そのほかにも、同級生との偶然の出会いで4次会まで飲んだりと、アルコールで内臓がかなりやられています。体調不良もあって口元にも吹き出物が出ています。もう若くないという実感が年々強まっていますね。40代後半なりの飲み方をしなければっ。年末年始に向けて今週は肝臓を休ませることにします。けして誘わないでください(笑)。

 

 ということで、2019年もクライマックスが近づいてきました。よい年を過ごせるように、みなさんも体調に気を付け、飲んだくれないようにしましょうね。

 いろんな意味でSNS映えする年末を願って、今日はこれにて。


7人の再会

2019年09月03日 | どぅしぐわぁ

 毎年旧盆恒例のヤスーン会を今年も開くことができました。

 2008年に天国に召された、いちどぅしヤスーンを慕う、N高同窓生のどぅしぐゎ6人が集まりました。

 療養のため、ここ2、3年不参加だったリーダー(TOKIOの城島茂ではありません)も元気に参加してくれました。退院後の経過も順調で職場にも復帰しているとのこと。それだけでもうれしかったのに、わらわさー(面白い人)のキャラが完全復活していました。彼の前では城嶋茂もかすんでしまうでしょう。8郎もとてもうれしかったです。

 ほかの5人もみな元気。お互い年々おっさん化が加速するばかりですが、何度会っても、30年前と変わらないレベルの話をするのはなぜでしょうね(笑)。8郎らはいつまでたってもN高を卒業する気がないようです。

 幹事である8郎は、この日のために、いろいろ店を探しました(実は3日前に焦っただけですが・・・)。行きついたのが、数年前に会社の先輩に教えてもらった那覇市内の小料理屋。ごらんください、トロと島ダコの刺身です。こんなに新鮮で濃厚なタコを食べたことがありません。4000円で2時間半飲み放題。ほかにもステーキなどおいしいつまみが出てきました。ただ、おかみ自慢のテビチが出てこなかったのは残念ですね。それは、次回に期待ということで。

  とてもいい店なので紹介したいのですが、諸事情により、ここで紹介することは差し控えますね(謝)

 その後は6人で久しぶりにスナックへ。時間延長もして飲みまくり、歌いまくりました。翌日財布を開けてみると、恐怖のすっからかん。

 みんな、この夏も集まってくれてありがとう! そして、ヤスーン。また忘年会に帰っておいで。

 6人で待ってます。 

 

 きみはふざけて またみんな笑ってる

 ひとつひとつ どれもたわいない

 でもいろいろあっても温かい ♪ 

    (ケツメイシ『友よ~この先もずっと・・・』より)


  ・  ・  ・  ・  ・  ・ 

 

 

 おいしい小料理屋の代わりに紹介するのが、仕事の途中で立ち寄った那覇市久茂地のラーメン屋「登竜門」。高温注意報が出るほどの暑さだったので、初めて「冷やしトマトラーメン」(¥700)を注文。ランチタイムなので麺大盛がサービスでした。トマトの酸味と硬めの細麺が夏バテの舌、胃腸に心地よい食感で、とてもおいしゅうございました。薬味にパルメザンチーズと乾燥アカネギが付いてきます。

 残暑疲れのみなさんもぜひ。

 

 さて、公式大会を控え、練習に明け暮れる愛息10郎。ある日曜日は、朝から灼熱の炎天下で先輩たちの試合を2試合応援したあと、午後4時からの練習試合というハードスケジュール。帰宅途中の妻がLINEで送ってくれた写真には、ごらんのように腑抜け状態の10郎が! お~い、しっかりしろ~!(笑)

 毎年、夏はやってくるが、すべてが二度と戻ることのない夏だよ。チバリヨ―、10郎!

 

 9月に入りました。が、あっという間に過ぎていきそうです。

 台風13号(レンレン)が近づいています。みなさんも台風対策よろしくお願いいたします。

 今日はこれにて。


台風がくれた再会

2019年07月21日 | どぅしぐわぁ

 資格試験までブログを停止すると書きながら、またまた記録に残しておかなければならないことがあったので、急ぎ更新いたします。もはや試験の惨敗は間違いないでしょう(泣)

 

 今年初の、かつ令和初?となる台風が沖縄に接近しました。5号(ダナス)です。本島には上陸もせず暴風域もありませんでしたが、ものすごい雨をもらたしました。 

 愛息10郎のユニフォームを買いました。これまでOBのおさがりだったので、ひときわ新しく見えました。大会へ向けもらった背番号を妻が縫い付けました。

 大会は1勝1敗でリーグ敗退。でもCチームの初勝利にみんな喜んでいました。残念ながらまたも初ヒットがでなかった10郎ですが、最近は「エースになりたい」とタオルピッチングにいそしんでいます。エースの座を勝ち取るにはまだまだ練習が足りないぞー! でも目標を持つことはいいことです。父8郎も愛息の希望で中古のキャッチャーミットを購入しました(8千円、高!)。

 キャッチボールは試験が終わるまで待ってくれ(汗)

 さて、沖縄経済において、大きな動きが2つありました。まずは地元企業の雄サンエーとパルコの合弁会社が運営する「サンエーPARCO CITY」が、浦添市西洲に満を持してオープンしました。初日は国道に大渋滞をもたらしたようですね。8郎家は2週間後くらいに訪れました。感想としてはイオンライカムに比べると高級感はなかったですね。メインプレイスを巨大化した感じでした。ただ、さすがにパルコがからんでいるだけあってファッション関係の出店が目を引きました。誘客数においてライカムへの影響は必至でしょうね。限られたパイを奪い合う小売業界の競争は熾烈ですねなー。下写真はフードコートで食べた「ローストビーフ丼」。おいしゅうございました。

 オープンといえば、国内コンビニ業界最大手の「セブンイレブン」が7月11日に、沖縄で初開業しました。こちらも大行列ができました。ローソンやファミマとどこが違うのだろうと、8郎家も冷凍食品などを購入し、食べてみました。まあまあでしたね(笑)。“コンビニ界の三国志”も大変です。

 いずれにせよ、この経済の動きが、この島で生まれ育ったウチナンチュの雇用状態の改善に少しでもつながればと思います。ナイチャーの狩り場にだけはしたくないですね。でもそうなるのかな。

 

 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

 さて、やっとメーンのお話です。

 小学校6年時のクラス会が開かれたので参加してきました。2年ほど前にあった学年全体の同窓会には顔を出し旧交を温めていたのですが、今回は当時のマドンナ担任だったM先生も参加するとのこと! わんぱく盛りで大変迷惑をおかけしたM先生には直接会って謝り、感謝を伝えたかったので、ぜひ参加したいと思いました。しかし、その日は所用があり半ばあきらめていました。ところが、台風ダナスのおかげで所用が中止となり、急遽参加できることになったのです。ダナスに感謝ですね。級友たちの名前が思い出せずあまり交流できなかった前回の反省を踏まえ、卒業アルバムをアイパッドで写した上で参加しました。

 前回の同窓会に来ておらず30数年ぶりという同級生もいて、驚きの連続。アイパッドを見ながら確認する8郎に複数の女子からは「昔の写真と比べないで~」とクレームが届きました(笑)。でもこれがあって助かりましたよ。もちろん「アルバムと一番変わったのはお前だ」と言われまくったツルピカ8郎です。

 会が始まって30分ごろ、M先生が現れました。みんなに大歓迎されたM先生は先日還暦を迎えられたそうですが、30数年前と変わらないスタイルを維持されていました。穏やかでクールな笑みも当時のままです。多少茶髪なのにびっくりしました。今年度をもって退職なされるそうです。現役の時に再会できて本当によかったと思っています。

 当時まだ20代半ばだったM先生は、そりゃあもうマドンナ的存在でした。当時の小学生向けエッチ系アニメ(!)「まいっちんぐマチコ先生」に感化されていた思春期直前の8郎は、先生のスカートの中をのぞいたのがバレて先生に両頬ビンタを張られたこともあります(禁止されていたガムを先生の前でくちゃくちゃしたから、というのも理由の一つだったような記憶が・・・)。それだけでなく、悪友のてっちゃんカツGと、同アニメで有名な「ボインタッチ」を実行しようと、法に触れるようなおバカな作戦を画策したことさえあるくらいです(実行しなくてよかったと心底思っています。もしやっていたら、40代後半の社会人となった今、どのツラ下げて恩師と再会できたというのでしょうか!)。つまりは、若かったM先生のやさしさに甘えていたということです。そのほかにもいろいろご迷惑をおかけしました。

 M先生は8郎のことを覚えてくれていました。M先生は当時の8郎の印象について薄笑い(怖)を浮かべながら「あなた、女子を下に見ていたわよね」という痛烈な一言をくれました。複数の女子が「そうだ、そうだ」と相槌を打っていた記憶があります(笑)。ど、どういう意味ですか。スカートをのぞいたことをやはり覚えていらっしゃったのでしょうか(笑)。どちらにしろ調子に乗っていた当時12歳の8郎は女子から見て「やなやつ」だったんでしょうね~。今更ながらすいません。

 M先生の隣席は順番待ちだったため、会話できたのはわずか10分ほどでしたが、M先生から当時の思いなどを聞くことができました。当時のM先生は採用4年目で毎日が手探り状態だったこと、最初の赴任地が離島だったので大都会那覇市の子供たちの荒れっぷりに戸惑い手を焼いていたこと、さらに8郎らより一つ前の世代の時が、万引きなどを繰り返す問題児などの対応で大変だったことを知りました。12歳だった8郎らから見たM先生は立派な大人でしたが、社会的には、まだまだヒヨッコだったんですよね。現在勤める小学校は低所得の家庭のお子さんが多く、格差社会の到来を感じるなどともおっしゃっていました。いろいろ勉強になりました。8郎も30年来の思いを込め先生に「当時はご迷惑をおかけしてすいませんでした」「ありがとうございました」と二つの言葉をやっとお伝えすることができました。実際に8郎の学生生活の中で唯一普通に暮らせて普通の楽しい思い出がある貴重な1年間だったんです。先生は笑って聞いていました。真意が伝わったかどうかは疑問ですが。。。ちなみにM先生は両頬ビンタについて「やっていません」と完全否定(驚)。いやいや!両目から火がでそうなくらいの痛みとM先生の般若のような表情、30年たっても忘れてないんですけど! 

 1次会を出る前に、てっちゃんとM先生を挟んで念願の記念撮影。「再会」という言葉にこれほど重みを感じたことはありませんね。こんな日が来るとは。。。先生、来てくれて本当にありがとうございました! もちろんボインタッチなど絶対にいたしませんっ。

 20数人の級友たちと記念撮影。シングルライフを満喫する人や、もう孫がいる人もいました!

 翌日のLINEグループにはM先生からお礼のコメントが届いていました。「…当時は毎日がいっぱいいっぱいの未熟な頃で、あの頃に戻ってもう一度担任をし直したいくらいです。みなさんの活躍を知り大変うれしいです。…」。8郎も若き日の先生のご心労に思いを馳せ、涙がちょちょぎれそうになりました(そんな悩める恩師のスカートの中をのぞくなど、なんてやつだったんだ、12歳の俺は!

 そして、一人で幹事をやってくれたけんぱ~にも感謝しかありません。こんな素晴らしい再会の場を作ってくれて本当にありがとう。M先生は2次会にも顔を出してくれました。M先生が退職される3月にもう一度集まろうと約束をして盛り上がりました。 みんなが小学校6年生にタイムスリップできたようで本当に楽しい一夜となりました。すべて、けんぱ~のおかげだね。

  大学、高校の同窓会も人生観などを共有でき意義深いものですが、小学校時代の友達というのは、比べようのない“原点”を感じますね。一緒に遊び、けんかして、隣で給食を食ったという経験は、その後の進路で大きく分かれても、何ものにも代えがたい貴重な時間として共有され続けているからでしょう。「一生の友達は高校の友達。本当の友達は小学校の友達」ともいいます。これからも原点を大事にしていきたいです。そしてそれを温かく見守ってくれた恩師への感謝も、ですね。

 

 台風がくれた奇跡の再会に感謝しつつ、さ、勉強しなきゃ(汗)。 


誘う師走

2018年12月16日 | どぅしぐわぁ

 2018年もついに師走に突入しました。早いものですね。

 本題に入る前に、なんだかチムワサワサーする空模様の一枚から。この写真は、名護市辺野古の海に土砂が投入された12月14日朝に浦添市の自宅テラスから、本島西向けに撮影しました。知事選の民意を無視し、建設を強行する日本政府(まさにクサレナイチャーの象徴。汚い言葉ですがこれ以外に表現のしようがありません)に対する沖縄の歴史的な怒りを表したかのような色でした(夕焼けモードで撮影)。数年に一度の赤さでしたね。

 8郎は辺野古移設に関して「基地負担増」を理由にこぶしを振り上げるつもりはありません。よもや「美ら海を守れなかった」「ジュゴンを守れなかった」などと涙を流すつもりなど全くありません。街のど真ん中から海岸への移設です。辺野古の反対側の那覇沖合では那覇空港第2滑走路建設ですでに大量の砂が投入され、希少生物が死んでいます。そもそもが、日米安保という国際同盟の下だからこそ、70年以上も他国の攻撃を受けなかった、右翼による軍事政権への逆走が実現しなかった(米軍が撤退した瞬間、日本軍は復活するでしょう)、と考えています。日本国民が歴史上一度でも自らので民主主義を勝ち取ったことがあるでしょうか。「平和、平等」をうたうだけで、それが実現するなんて夢物語だと人類の凄惨な歴史が教えてくれます。戦後73年は、世界史上でも稀有の、まさに奇跡のような時間だったことでしょう。しかし、そう考えている8郎でさえも、辺野古移設をはじめ日本政府の沖縄に対する目線は、クサレナイチャーの本性を見るようで怒りがこみあげてくるのを抑えることはできません。

 そもそも、ほぼウチナンチュだけに被害をもたらしている日米地位協定を早く改定せい!

 

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 そんな堅苦しい政治的な話はさておき、庶民派サラリーマン日記ののどかな本題にはいります。 

 まずは、ひさびさに、おいしゅうございましたシリーズ。浦添のパイプライン通りにあるラーメン屋「一光」です。近くで妻の職場の忘年会があったので、妻が同伴していた10郎を迎えにいった帰り、美味しそうなにおいに誘われるように入店しました。注文してびっくり! メガ盛り系でした。左下のチャーハンの器が普通かつ丼で使うくらいのサイズです。

 メニューに子供用がなかったのですが、しょうゆラーメンが500円と低価格だったので、まぁいいかと頼んだところ、10郎にも同じサイズの器が。10郎が風呂として使えそうです。レンゲも巨大。

 お味はというと、ラーメンはまあまあですね(でもかなり良心的価格)。チャーハンは多少脂ぎっていましたが、古き懐かしき味、でした。8郎好みですね、ラーメンだけでなく、オムライスカレーなどもありました。また、家族で行きます。

  さて、その10郎ですが、小学校2年生なので、もはやサンタクロースの存在を信じていないと思いきや、先日自宅のXmasツリーにこのようなカードを発見しました!

 それだけでなく、似顔絵で思い切り愛嬌まで振りまき、「来てね!」とサンタさんを誘っていました。お礼のコーラも添えて。

  まだまだ純粋な心を持った息子に、心温まりました。父ちゃん母ちゃんがサンエーで買っていると、いつ気づくのかな。その時は親としては、さびしい気持ちになるのかなぁ。

 

  さて、今年も恒例のヤスーン忘年会を開くことができました。場所をセレクトする時間もなかったので、ツカピンの店に席を確保していただきました。ツカピンもカウンターに座っていて元気そうでした。

 会には、当会のリーダー各のTら~が入院中のため参加できず、いまひとつ盛り上がりに欠けました。でも、彼は最近ついに加入したLINEで適時、会に乱入。うれしかったです。一日も早い復活を願います。一番乗りの森ドゥ、亀さん、ポン先生、砂吉と、みんな元気そうでした。

 後半からは、お店の常連さん、Mさん、Tさんの女性二人も誘われるように、合流。ヤスーン会では珍しい“華”のある飲み会となりました。独身の砂吉がMさんを口説いていたことをネット上で報告いたします(笑) 冗談ですが、とても楽し気に会話が弾んでいました。砂吉はかなり酔ってたから覚えてないだろうね~。下はお店のおかみさんMさんに撮ってもらった記念写真(ポン先生のLINEより無断DL!)

 打ち上げは午前1時を過ぎたので、帰宅するはずが、誘われるように近くのBARで2次会。ポン先生と砂吉が付き合ってくれました。1杯だけ。何を話したか、どうやって帰ったのかも覚えていません。翌朝、部屋の机の上にあったカップラーメンの空いた容器に「本当に自分が買って完食したのか」と驚くばかりでした(ついにボケてきた?)。深夜、コンビニの灯りに誘われるように入った、酔っ払いおじさんがいたのでしょう。

 でも、みんな、楽しかった。ありがとう! ヤスーンも喜んでいただろう。これでみんなも2018年のみそぎとなったかな。

 

 ところで、その酒席でロックマニアの亀さんがつばを飛ばしながら絶賛していたのが、今話題の映画『ボヘミアン・ラプソディー』です。亀さんはすでに数回リピートしているのだとか。「で~じおもしろい。クイーンを知らなくても楽しめる。観たら感動のあまり、俺にお金を渡したくなるはずよ」とまで豪語するので、8郎、仕事帰りに、おそらく人生で初か、2度目となる一人映画を敢行してまいりました(妻を誘ったのですが、もちろん10郎のお迎え等があるので無理でした)。

 感想はというと、歴史に残る映画、とまでは言えませんが、間違いなく傑作です。特に“伝説のステージ”こと「ライブ・エイド」に至るまでの怒涛の展開は、クイーンの音楽の迫力もあって、圧倒的で、人種を超えて胸に来るものがあります。館内のあちこちで号泣する声も聞こえました。8郎より年上のおっさんも泣いていました。クイーンのリードボーカルであり映画の主人公のフレディ・マーキュリー(役者ラミ・マレック)が、伝説のステージを前に、自らが余命間もないエイズ患者であり、同性愛者であることを家族に打ち明けたところ、厳格だった父に抱きしめられるシーンでは、さすがの冷徹批評家8郎も涙を誘われました(脚色あるとは思いますが)。亀さんにお金を払う必要はありませんが(笑)、ご鑑賞をお勧めします! 

 ただし、何を隠そう異性愛者である8郎にとって、数回登場する、同性愛者の方々の「誘い、誘われる」場面はかなり苦痛でした。ひげとひげがキスをするなんてっていう~(LGBTの方すいません! でもそう感じるのも8郎の自由ですよね)

 亀さん、熱い推薦、ありがとね~。

 

 さて、これから、姪っ子甥っ子たちをお誘いして、Xmas&忘年パーティーを我が家で開くので、今日はこれにて。


思わせぶりなマリア

2018年07月14日 | どぅしぐわぁ

 今週は、思わせぶりな進路を描いた台風8号(マリア)に翻弄されました。8郎同様、沖縄本島在住の、とくにお子さんを持つ方々は、進路が気になってニュースにくぎ付けだったと思います。結果、沖縄本島はぎりぎりそれましたが、先島地方を直撃。それなりの被害もあったようで、お見舞いを申し上げます。

 8郎家もマリア様接近を控え、テラスビューが自慢の窓ガラスを養生テープで緊急補強! 不格好ですが、先日の7号で「窓が割れるるかと思って眠れなかった」という妻を安眠させるためです。この貼り付け作業だけで1時間超かかりました。はがすのは2分でしたが。

 ついでに、風が強まるといつもパッカンパッカンと耳障りな音をたてる換気扇の口も閉じました。おかげで無音でした(笑)。次からもこうしてやるぞ!

 なぜこのような写真まで載せるかというと、あくまで個人的な備忘録的な意味です(笑)

 さて、思わせぶりなマリア様がお越しになる数日前に話は戻ります。

 以前、ご紹介したツカピンの居酒屋が、めでたく10周年を迎えました。お祝いに、パレットくもじにある「エーデルワイス」というお店でケーキを買い、友人らと駆け付けました。

 ツカピンも元気そうでした。娘さん二人もスタッフとしてお手伝い。奥さん、お母さんともども、いつもながらのアットホームな雰囲気でした。当然、お客さんも下写真のように満席!(けんぱー撮影の写真を無断借用)。10年間慕われてきたその人柄で、多くの常連さんに祝ってもらっていました。

 病気との闘いは、もうちょっと続きそうだが、よんなーよんなーな。

  

【追記】先日入院していた、どぅしぐわぁもめでたく退院しました。まだまだ経過観察が必要なのですが、とりあえず、ほっとしました。早くみんなでお祝いできる日を持ちたいものです。 

 

 閑話休題で、おいしゅうございましたシリーズです。いちぎん食堂のオムライスです。普通においしゅうございました。童心に返ってたまに食べたくなりますね。食欲をかき立てる黄色と赤のシンプルなデザインに思わずカシャッ。

 なんとか81㌔台で踏ん張っている45歳です。

 

 そしてついに届きました。中小企業診断士1次試験受験票です。気づけば本番まで残り一か月を切っています(汗)。勉強が戦略通りに進んでいない、情けない45歳です。やばいっす~。今年は玉砕間違いなし! 

 さて、思わせぶりなマリア様がどれだけの被害を八重山地方にもたらしたのか、とても気になる8郎家です。その理由は当ブログを継続して読まれているマニアの方はご存じだと思いますが・・・。電話で現地の方に確認すると「大したことはない」と言っておりました(もちろん場所によるでしょうが)。

 となれば・・・。

 当ブログも思わせぶりなまま、今日は閉店ガラガラということで。


友に贈るもの

2018年06月25日 | どぅしぐわぁ

♬ みんなでできることを足し算すれば もう何も怖くはないさ   

 
 慰霊の日に梅雨明けした沖縄です。平和の時代に生まれ生きる8郎も、反戦の気持ちを新たにしたところです。さて、いきなりですが、冒頭に載せたのは、ケツメイシの数ある名曲の中のワンフレーズです。8郎が今、友に贈りたい曲です。
 
 
 
 いちどぅしの一人が、病気を患い入院しました。8郎ら友人一同でお見舞いに行ってきました。思っていたより元気そうだったので、一安心したものの、体のあちこちに見られる変化から、症状に苦しんでいることは分かりました。1時間ほどの対面でしたが、これまでと変わらず軽口をたたく彼に、お見舞いに行った8郎らが、逆にエネルギーをもらったような気もしました。
 
 8郎はお見舞いに行く日程が決まったとき、彼にプレゼントしようと思っていた本をアマゾンで注文していました。しかし、お見舞い当日までに届かず(メルカリに乗り換えるぞ!)、渡すことはできませんでした。しかし、彼が「病室では疲れていて文字を読む気がしない」と言っていたので、持ってこなくてよかったと安堵もしたり(笑)。どうせ中古本なので、8郎がまず読んでみたいと思います。 
 
 
 
 お見舞いのあと、集まったメンバー4人で久しぶりに飲んできました。一番病室に足を運んでいる友人は残念ながら仕事で欠席でしたが、みんな、疲れ切ってはいたものの『何とか元気にやっている』感が、うれしかったです(笑)。場所は8郎御用達の韓国居酒屋です。この店は会社帰りの8郎のしーぐゎ(方言で『隠れ家』)なので、店名は明かせません! 前にもご紹介しましたが、いつも満席ではない感じ(失礼)が8郎的には都合がよく、韓国の料理がおいしいのでとても気に入っている店です。オーナーのPさんも会話して楽しい方です。
 

 この店のおすすめメニューは「ニラチヂミ」(750円)です。一皿で3人分はあります。野菜がたっぷり入っていて、おいしゅうございました。ビールに合います!  あまりに美味しかったので、このあと「海鮮チヂミ」(900円)に格上げ注文させていただきました。どぅしぐわぁたちも「で~じおいしい」と喜んでくれました。Pさんが、食べやすいように細かく切り分けてくれていました。気が利く!

 40代後半の世界に足を踏み入れた野郎どもの話題は、経済不況、格差社会、子育て・老後の不安、そして愛すべき妻への苦言(笑)などなど、10代の頃の「イケてる」自分たちにはとても聞かれたくない話ばかり。それでも、どぅしぐわぁたーと酒を飲む楽しさは、10代のころと何ら変わりはありません(飲んでたばー)。

 でもやはり、そこにいるべきリーダーの不在はとても寂しいものです。苦しさを顔に出さない彼が今一番苦しんでいて、病と孤独に闘っているのです。8郎らにできることは、できる限りの支援をし、待っているぜというメッセージを贈り続けることだと思います。そういう思いを共有した飲み会となりました。

 彼ならきっと「宇宙人にさらわれて今戻ってきたさーや」とでも軽口を叩きながら(8郎イメージ)、戻ってくるでしょう。どぅしぐわぁ一同、その日を楽しみに待っていようと思います。

 

♬ 君が明かした夢の話が いつの間にか僕の目を覚ました

  デカい世界へと願い描いて この冒険を共に続けていこう



1973年生まれの秋旅

2017年11月07日 | どぅしぐわぁ

 2017年秋の3連休。8郎はN高時代のどぅしぐわぁたーとやんばるでのグランドキャンピング(豪華なキャンプ。略してグラキャン)を楽しんできました。

 2008年に亡くなった同級生ヤスーンを敬愛するどぅしぐわぁたー6人。1973年生まれの8郎たちはほとんどが今年44歳であり、来年は当然45歳と、40代後半の世界に足を踏み入れることになります。それぞれ、職種、家族持ちや独身貴族などのライフスタイルは違えど、50歳を前に体力・気力の衰え、職場での危機感、家族に対する責任の重みが加重するという事実は共通しています。どんなに気持ちが若くても、どんどん身動きがとれなくなっていくことでしょう。そういう意味で、このメンバーで少年時代に戻って遊べるのは今年が最後ではないか、という思いもあり、計画したのです(飲み会は続く限り続けていくつもりですが)。あの時やっておけばよかった・・・ということがないように日々を過ごしたいと思っているからです。

 残念ながら、ポン先生は家庭の事情で早々にキャンセル、砂吉は返信がなかったのですが、ホテル業の繁忙期に当たるためまず無理だろうと周囲が判断、当初大ノリだったTら~は2日前になって体調不良によるドタキャンということで、結果、亀さん森ドゥと8郎だけの3人となりました。半分がキャンセルなら中止しようと思ったのですが、賛同した二人が「3人でも行こうぜ」と言ってくれたので決行することになったのです。

 緊急事態にも関わらず、亀さんが車を出してくれることになりました。一つ空いた席には荷物を積めながらも、笑顔のヤスーンが座っている気持ちで、いざ出発!

 3人で運転を交代しながら国道を疾走します。窓から見える青い海と空が最高だぜい。空はもう秋模様です。 

 中継地点となった名護市での休憩含むランチには、8郎おすすめのカレー屋たんぽぽをご案内。初めてという二人でしたが、絶品カレーに大満足の様子でした。二人ともおそろいでハードロックなTシャツ着てるな~。ツルピカ8郎が言うのもなんだが、2人とも、老けたなぁ~(笑)

 8郎は恒例のカツカレー。この店で何回言ったかわかりませんが、おいしゅうございました!

 たんぽぽパワーでエネルギーをフル充電したあと後は、一気に沖縄本島の北端、国頭村へ。釣りをするために奥漁港に到着。家族連れらが散見されました。当初の計画では船釣りをする予定だったのですが、幹事8郎の不手際で予約が手遅れとなったゆえの漁港釣りです(謝)

 8郎はいつものごとく、てーげー垂らし釣り。ドライバーは森ドゥにチェンジしてもらったので、ビールに手を出します。北国のビールが断然うまい!

 開始10分でオジサンをGET。女子がまったく出てこない物語に、これ以上オジサンを加えなくても、と言わないでください。

 その後はガーラ。2匹とも20㌢に満たない小型魚でしたが、刺身にするために持ち帰りました(酷)。

 亀さんは投げ釣りに挑戦していましたが、一度も糸が突っ張ることなく納竿(悲)。「釣れんでもいいばーよ。この大自然のなかでキャストするだけでも楽しかったやっさ~」と、まさに坊主のときの8郎が常用する“負け惜しみ”を3回繰り返していました(笑)

 一方の森ドゥはというと、竿がしなるほどの大物と格闘! その大物の名は、地球。 

 ほとんど釣果はなかったのですが、のんびり3人での釣りは楽しかったです。

 宿には16時までにチェックインしようと、奥共同店へと。氷や水などを購入。ちなみに奥共同店は1906年開業で、県内の共同店の第一号店だそうです。111歳ということですね(凄)。

 

 今回使った施設は、奥やんばるの里です! 静かな山間に響く川のせせらぎが最高です。GW期間中のこいのぼり祭りではこの空間を無数のこいのぼりが占めます。  

 宿はこちら。赤瓦でいい感じです。こんなのが5棟設置されています。もちろん満室でした。8郎らは3~5人タイプの「ウニシ」という宿。税込み1万5千円。誰かさんのドタキャンにより一人当たりの料金が上がったため、誰かさんをちょっと恨みましたが(笑)、ウチナンチュ料金だった可能性がありで、正規料金よりは2千円ほどお釣りが来ました。

 室内はこんな感じ。窓越しにコテージが見えるのが最高です。こんな別荘持ちてぇ~。

 4畳半が二間。寝室を選択するじゃんけんで勝利した8郎は奥座敷をGETすることができました。

 トイレ、バス完備。

 洗濯機も! 連泊したほうが楽しいでしょうね。

 これからバーベキューの準備というタイミングで、亀さんが、今回の秋旅のまさに象徴ともいえるアイテムを取り出したのです。ウイスキーカナディアンクラブ(略称CC)です! じゃじゃん。

 それがどうした、CCなんてどこにでも売っているではないか、などと言わないでください。亀さんが持ち込んだのは、なんと1973年瓶詰。そうです、8郎らと同じ年を重ねたウイスキーなのです。その証拠にキャップにラベルが張られています。購入したのは、なんとディスカウントストアだそう。ずっと開封されずにいた方が何らかの理由で売りに出したのでしょう。

 ちなみに、ウイスキーは樽の中でだけ熟成を重ねるので、瓶詰にしたあとは何年たってもおいしくなることはないという意見もありますが、ネット上で調べると全く逆の意見もあり。こればかりは自分の舌で確かめるしかありません。ミステリアスな楽しみが増えました。

 釣ったオジサンとガーラは、居酒屋での調理経験があるという森ドゥがさばいてくれました。しかし、あまりの身の小ささに、リリースすればよかった、と毎度ながらの後悔。お魚さんたち、すいません! 命を無駄にいたしません。

  コテージはこんな感じ。

 椅子のアームにはカエルが気持ちよさげに眠っていました。やんばる固有種のハナサキガエルでしょうか。さすが、昨年2016年9月15日に33番目の国立公園として認定されたやんばるの森です。「国公園」と「国公園」では、管理者が国と都道府県という絶対的な違いがあるのですよ! と宅建受験で学んだ知識を披露いたします。それにしても眠たげな眼がかわいいカエルですね。アカマタ~に食われるなよ~。

 暗くなるころには、8郎持参のガス式ランタン「ノーザンスター」が活躍。雰囲気をグレードアップしてくれました。このコテージは屋根にライトが二つ付いているのですが、明らかに光量不足なので、別光源は必須ですね。 

  森ドゥの知り合いの店から購入したお肉。大麦牛ロースだとか。

  焼きあがるとごらんの色。にんにくも効かせて、大変おいしゅうございました!

 肉に満足したあとは、8郎持参のスキレットアヒージョに挑戦。ニンニクを多めのオリーブオイルで炒め、そこに缶詰の牡蠣マイタケ、そして赤唐辛子を入れるだけです。男の野外版簡単メシです。そうそう、忘れてはいけません。オジサンとガーラの白身肉もここで立派に成仏していただきました!

  完成! 具材が小さいのが反省点ですが、味は初めてにしては上出来だったかな。アヒージョのうま味がしみ込んだオリーブオイルを二次的に堪能できるバケットは、購入予定だったジャスコ名護店でまだ作っていなかったのでありません(店員さんによると売り出すのはお昼前だとか。泣)。

  腹を満たすと、プロミュージシャンである森ドゥ(実は一人だけ1974年生まれ)が、8郎のギターを使ってアコースティックなサウンドを披露。くわえたばこが絵になっています。8郎が10年間変えていなかった弦を、錆びにくいという新品に変えてくれました。さんきゅう!

 森ドゥが持参した電子タバコを味わう亀さん。けっして、1973年に連載スタートした、つのだじろう原作「恐怖新聞」で悪霊に憑りつかれた44歳やや肥満の男性が、エクトプラズムをはいている光景ではありません(これも1973年生まれがなせるオヤジギャグですね)。

 男3人、やんばるの森の夜の語らいも楽しかったです。森ドゥの二人の娘さんの健やかな成長、亀さんの結婚観、そして洋楽ハードロックのマニアックな話・・・。CCも甘くておいしかった。44年の時を経て熟成していたかどうかは分かりませんが、ブランデーのような深い甘味があり超おいしかったね。何よりこのタイミングに合わせて持参した亀さんの友情(受け狙いともいう)に感謝です。亀さん、ありがとう!

 日付けが変わる頃に就寝。8郎がGETした奥座敷の障子は1か所だけ意図的に敗れた箇所があり、多少のホラー感。夜中目が覚めた時に、これまた1973年連載スタートのうしろの百太郎(もちろんつのだじろう原作)がのぞいていたらどうするんだ! 

 とはいえ、朝からの疲れと飲酒のため爆睡。宅建試験に次いで人生二回目の耳栓も功を奏したのでしょうか。ふすま越しからだけでなく床から振動を通して伝わってくる亀さんのいびきもそれほど気になりませんでした。

 朝食はオジサン3人に似合わず、ペペロンチーノです。昨夜のアヒージョのオリーブオイルを活用しました。森ドゥが買って、結局使わなかった野菜も添えました。バジルをまいて完成。我ながらおいしかったっす。亀さんは味塩こしょうを雪のようにかけていました。成人病に気を付けよう!

  午前10時のチェックインを30分早く退館。お世話になりました。また利用します!

 せっかくだからと辺戸岬までドライブ。

 1972年に本土復帰するまでアメリカの統治下にあった沖縄。その翌年に生まれた8郎らは「アメリカ世」と言われてもピンとこないのが正直なところ。先に本土復帰した与論島を辺戸岬から眺めていたしーじゃ(先輩)たちの気持ちは想像もできません。どちらにしろ、時代の荒波と闘ったしーじゃたちの苦労をしのび、祖国復帰闘争碑に合掌。

 荒ぶる北の海を背にセルフタイマーで撮影。心だけは少年のオジサントリオをお許しください。与論島は見えませんでした。

 やんばるの県道沿いにはフヨウの花がちらほら咲いていました。

 ところで、車内は徹頭徹尾、亀森二人共通の趣味である洋楽ハードロックがガンガン鳴り響いていました。生粋の邦楽ポップ派である8郎は多少閉口(笑)。二日間で合計100曲くらい聞かされましたが、すべてが同じ曲にしか聞こえません! 亀さんが出してくれた車であること、そして8郎が3人中1人の少数派(マイノリティーという)である現実を踏まえ、おとなしくしていました。

 しかしこの二人は、フヨウの花などやんばるの大自然の中を走りながらも、会話のテーマの9割5分がハードロック  話題を変えようと8郎がほかの質問を振っても、心ここにあらずの返事を返した2秒後には、やっぱりハードロック! 日米両政府の沖縄圧政の象徴ともいえる東村高江のヘリパッド建設地前を走る時ですら会話のテーマはハードロック! 沖縄の自立、民主主義の将来を多少憂えた8郎です(笑)。「『オール沖縄』よ これが沖縄の現実だ!」という、うさんくさい本でも自費出版しましょうか。ドタキャンした男が助手席に座っていたなら事情は変わっていたかもしれませんね。

 でもいつになく生き生きとしていた二人でした。ここまで話が合う友達というのはなかなかいないのでしょう。いいことです!

 ランチは「俺たちよく知らないから8郎のおすすめでいい」というので、悩んだ挙句、本部町に近い名護市の西端にある必殺「よしこそば」へと。透き通っていながらもコクのあるかつおだしスープ。3人とも飲み干しました。ソーキも柔らかくてグー。2人とも「で~じおいしい」と言ってくれました。やんばるのそばのクオリティーに驚いたことでしょう。

 高速に乗る前に、久しぶりに許田道の駅へ。早速宝くじ売り場へと足を運ぶ亀さん。当たれば車を買い替えたいのだとか。その生き方、ハードロックなのか、思い切り庶民派なのか・・・。

 以上、1973年生まれのおじさん3人のやんばる秋旅でした。ヤスーンもたくさん笑ったことでしょう。

 残念ながら6人全員参加となりませんでしたが、とりあえず、3人だけでも実行できたという事実は、8郎の胸にちょっとした安堵感、達成感をもたらしてくれました。亀さん、森どぅ、楽しかったぜ! 幹事の役不足をフォローしてくれて本当にありがとう! 体調が悪くなったら、8郎特製のアヒージョでもなく、森ドゥ推薦の大麦牛でもなく、1973年生のウイスキーを疑ってください。44年は長すぎる!(笑)

 一か月後の忘年会では7人が集まれたいいね。

 今日はこれにて。 


アントキの七人 夏物語

2017年08月09日 | どぅしぐわぁ

 バブル時代のトレンディードラマをもじったタイトルですが・・・まずは余談から入ります。

 8郎が好きなバンドTUBEの20周年記念DVDをネットで購入しました。デビューからすでに30年が経っている彼らですが、なぜ今20周年かというと、やはり一番かっこいい時期だったからです(さすがに見た目はデビュー時に劣りますが、歌のうまさやレパートリーの充実という意味で全盛期かと)。ワイキキでのライブなので青い海と空の映像もいいです。ラストでボーカルの前田が「最後に何を歌おうか、みんなで考えました。何の迷いもなく全員一致でこの曲でした」というくさい前振りで歌った「シーズン・イン・ザ・サン」は超かっこよかったす! 

  さて、台風5号は沖縄をそれ九州に向かいました。その影響で空模様も不思議な雰囲気を醸し出していました。朝日が夕焼けのようにくっきり見えました。

  台風がそれたおかげで、毎年恒例のヤスーン飲み会を、2年連続、宅八郎で、いや8郎宅で開くことができました。激懐のオヤジギャグをまいたところで、本題に入ります。 

 盆と年末年始に里帰りするいちどぅしヤスーンのために、2008年以来ほぼ毎年続けているヤスーン飲み会。主役のヤスーンと、彼を慕うN高時代のクラスメートの計7人の集まりです。今年は、うち3人とラインでつながることができ、一カ月前から連絡を取り合い計画していました。

  ヤスーンが大好きだったビールを購入。キリン一番搾りの詰め合わせです。どの産地を飲んでもおいしい~。何度も言いますが、やっぱり、地元以外のビー・・・(後略)。

 そして焼酎の「赤霧島」「茜霧島」「茜」はロックにして飲んだのですが、フルーティーで飲みやすかったです。

 8郎も手作りつまみを用意することにしました。最初はイカ大根という渋いメニューを想定していたのですが、妻が室内に臭いが染みつくことを気にしていたのと、吉田類が通う居酒屋でお通しとして出されていたポテトサラダがとてもおいしそうだったので、それに決定。ネットで「簡単 男 つまみ ポテトサラダ」で検索し(笑)、そのレシピ通りに作りました。素材はじゃがいもとベーコンと卵だけです。味付けは塩、ブラックペッパー、そしてベーコンの脂です。初めて買ったバジルも振りかけて完成!

  味見はグルメなこの方。この表情の割には「おいしい」と言ってくれました。ランチのあとにも関わらず完食してくれました。

 父ちゃんって天才! と言ったとか言わなかったとか・・・。でも、そんな表情に見えませんか?(笑)

 個人的な反省といえば、ベーコンをもっとカリカリに焦がすくらいに焼けばよかったということで~す。 

 酒飲まーオヤジが7人集まるということで、妻と10郎は名護に一泊がてら避難しました。愛車エクストレイルを見送った8郎は早速、夫かつ父からホスト役に変身、大急ぎで家の掃除です。フローリング、トイレ、テラス、玄関周りの掃除、さらには窓ガラスふき。「生活のための部屋」から「どうしぐわぁを迎え入れる部屋」へと模様替えもしなければなりません。意外に大変です(汗)。でも楽しいものですね。

 午後4時ごろにやっと終了。生活感はかなり消え、さっぱりしました。寒がりの妻のために、日ごろは27.5度までしか下げられないクーラーも一気に26度までダウン(笑)。※数時間後には誰かが24度まで下げていました! つまり新陳代謝が衰え、皮下脂肪だけ蓄えたおっさんはみな暑がりなんです。

 一番乗り間違いなしのヤスーンのために、8郎お気に入りのおちょこに泡盛を注ぎ、スタンバイ完了。あとは残りのメンバーが来るのを待つだけです。室内禁煙なのでテラスに灰皿を設置。灰皿とアロマ(ろうそく)は百均で購入。風吹くテラスで一人一服しました。

 後日談かつ内輪の話で申し訳ないのですが、ヤスーンのためのおちょこを見た亀さんが「これ誰のチェイサーか?」と聞いてきたのはまさにKY! そうそう、来年は、その名もK.Y.(N高の同級生で今や県職員。伝説の物損事件の舞台提供者かつ被害者だという)も呼ぼうという話になったね。

  話を戻します。午後6時にプロミュージシャンである森ドゥが2番乗り。うたた寝していた8郎は何といって出迎えたか覚えていません。それからは続々といつものメンバーが登場。久しぶりのホテルマン砂吉が21時ぐらいに来たので、アントキの7人がそろうことができました。砂吉の姿に中学校からの付き合いだったヤスーンも喜んでいたでしょう! 飲み会に7人がそろったのはもしかしてアントキの新年会以来かも?

 みんなが酒やつまみを持ち込んだので豪華な酒席となりました。互いの近況や世相などおっさんらしい話題でスタート。しかし、ポン先生が何らかのIT機器を持ち込み、YOUTUBEとテレビをつないだことから状況は一変! Tら~の希望で長渕剛祭りbyYOUTUBEになったのです それにしても4千円したDVDのTUBEよりYOUTUBEの方が画質が格段にいいのはなぜですかぁ!? 8郎は長渕が特に好きではないのですが(マル秘でお願いします)、森ドゥ、ポン先生も同調したので仕方ありませんっ。指がうずく森ドゥのために8郎は約10数年前に購入したアコースティックギターを出して渡しました。全く手入れをしていなかったので、弦が1本すぐ切れましたが、プロである森ドゥはお構いなし! ジャジャーン。かっちょいい~。

  長渕祭りで火が付いたTら~の提案で、各自即席の歌を歌うことに(なんでか!)。8郎も「もう一つあったN高タバコ事件」というくだらないテーマで歌わさせていただきました。みなの様子をカメラの動画で撮っていたので後日改めて見ると、あまりのバカらしさに笑いを抑えることができません。プライバシーに配慮して、動画をアップすることは控えますがね。Tら~の音調は長渕というより、どこかの木こりの民謡のようだったのはなぜ(笑)。

 声が枯れるまで歌い切ったTら~おじさんは「一休みする」と畳み間で雑魚寝。普通ならこのまま朝まで起きませんが・・・。もちろん、その後強制的に起こされることになります。

 日付が変わる時間帯になって、亀さんが「あいや~、肉買ってきたんだった」と、牛肉をジュージュー焼き始めます(遅!)。ニンニクバターまで用意していました。それにしても亀さん、メタボリック・・・訂正、メタリカのTシャツが似合ってるぜ!

 おいしそう~。っていうか、日付が変わったで~。 胃に悪そう~。

  そして午前1時すぎ。メーンイベントの一つでもある、数日後に44歳の仲間入りをするTら~の誕生祝いを忘れていたことに気づきました(遅!)。死体のように寝入っていたTら~を、社会の常識に反旗を翻すロッカー森ドゥが多少乱暴に起こします。その姿はまるでパワハラ介護福祉士・・・。

 妻に買ってもらっていたケーキでお祝い。森ドゥの演奏でハッピーバースデーを合唱。昨年より遅れること2時間、深夜の大合唱でした。近隣の皆様、特に上下階の皆様、本当に申し訳ございませんっ。

 楽しい宴はあっという間に終わりの時を迎えました。砂吉(翌日というかその日も仕事だとか!)とポン先生が満足感と疲労感の漂う表情で帰路に着きました。それを見計らったかのように森ドゥと亀さんは、今度はいびきの大合唱。う、うるせぇ~。8郎はたまらず、Tら~を残して自室に避難し、クーラーをかけて爆睡(Tら~、すまぬ!) 時計を見ると2時を過ぎていました。

 翌朝、というか午前10時すぎに8郎が自室から出てみると、森ドゥの姿がありません。のちのラインで、亀さんとのいびき合戦に惨敗し、耐えられず午前4時にタクシーで帰宅したのだと判明。亀さんと一夜を共にしたTら~はどうだったかというと「ここに猟銃があったら、あの豚野郎を間違いなく撃ち殺していた」と過激発言まで飛び出す始末。まぶたが赤くはれ上がっていたので、その後一睡もしていないのは明らかです。亀さんのいびきはそこまでうるさかったのですね。しかも2年連続(笑)。いびき王バトルというコンテストがあったら、ぜひ出てほしいものです。冗談はともかく、みんな、ありがとねー。

 老夫婦のように肩もみで互いをいたわるTら~と亀さんです。昼過ぎてるし。ゴッド姉ちゃんにしばかれるぞ。

  Tら~と亀さん二人が仲良く帰ったあと、8郎は一人、ポン先生が差し入れてくれた国産ウイスキー「知多」と炭酸水でハイボールをいただきました。夏に合う!

 爽快でフルーティーなのど越しと炭酸の細かな発泡音に、ヤスーンはじめアントキの7人で過ごした若い夏の日々を思い出しました。

 弦が切れたギターは森ドゥが直してくれるでしょう。もちろん、いちゃんだ(タダ)でね。

  以上、バブル時代の余韻を残すタイトルの割には、ワンレンボディコンギャルが一人も登場しない「アントキの7人 夏物語」でした ♪ ちゃんちゃん。今回はTら~と森ドゥのおかげでギターの弾き語りの楽しさにも気づきました。次回は野外開催も計画したいものです。

 ヤスーン、しばしの別れだ。また年の瀬に帰っておいで。


8郎の酒場放浪記

2017年06月17日 | どぅしぐわぁ

 梅雨の後半選真っ只中の沖縄です。豊見城市で予定されていた沖縄初開催のAKB総選挙イベントが荒天を理由に中止が発表されましたね(選挙自体は屋内実施するそう。どうでもいいですが・・・)。その判断は結果的に正解です。雷こそ鳴っていませんが、ごらんのような空模様となっています。観光業界には影響が大きいでしょうね。

 秋元康大先生の企画戦略に、おニャン子時代からまったく波長が合わない8郎(多くの作曲を手掛けた後藤次利大先生の才能は認めざるを得ませんが)。ということで、選挙結果などに触れず、遅ればせながら本題に入らせていただきます。

 

 前々から書いておこうと思っていたお話です。それは8郎の中学校時代の友人ツカピンと、そのご家族で切り盛りする居酒屋についてです。

 

 友人といってもツカピンとは中学校時代に1年だけクラスが一緒になったというだけで、卒業以来20数年間で2回くらいしか会ったことがない程度の付き合いでした。しかし、2年ほど前に別の友人から、ツカピンが8郎が勤める会社の近くに居酒屋を出して8年くらいたつ、という話を聞いて、去年の仕事始めの日、初めて一人顔を出したのです。それは同時に、8郎にとっても人生で初めて一人で居酒屋に足を踏み入れた瞬間でもありました(笑)。出張時にも一人で居酒屋に入ったことのない「行かず嫌い男」です。そんな男をツカピンは「お~8郎、なんで俺よりはげてるば~」と中学校時代と変わらない笑顔で迎えてくれました。奥さんとお母さんもいつも笑顔で、常連さんの多い店だということは数分でわかりました。成人した長女から中学生の長男まで4人のお子さんに恵まれたとも知ってびっくり。それからは友人・同僚を誘い、よく通いました。ツカピンの万人を受け入れる懐の深さと修行を積んだ料理の腕前は、みなに好評で、8郎も自慢でした。

 下写真は店の正面。先日けんぱぁからラインで送られてきた写真を無断で転載しています(謝)。

 そんなツカピンですが、4カ月ほど前に急に脳卒中で倒れてしまったのです。店の後片付けの最中に倒れ、救急車で運ばれたあと、集中治療室に運ばれたようです。奥さんは生きた心地もしなかったようです。8郎も友人から聞いてびっくり。その3日前まで店で一緒に酒を酌み交わしていたからです。その後、一番のどぅしぐわぁであるススムが入院やら支援策の手続きやらいろいろ駆けずり回ってくれたそう。8郎ら草野球チームダン〇ンズでもお見舞いを集め届けました。同時に8郎たちも40代半ば、同級生の突然の病に我が身を戒めました。ツカピンは今も入院中です。リハビリに励んでいるそうです。

 それ以後、店は奥さんとお母さんの二人で切り盛りしています。8郎も当初は、少しでも店にお金を入れてあげられたらと、もっと友人らを連れて行こうと思ったのですが、行ってみると常連さんたちが定期的に来てくれているのと、逆にあまり客が入ると、お二人がパンクしてしまいかねないという現実に直面しました。常連客の女性がヘルプに入るときもありますが、それにも限界がありで。それからは無理せず一人で通うようにしています。8郎もコワモテを顧みず配膳を手伝うときもあります。

 そうやって「一人通い」を続けていると、思わぬ楽しみに気づきました。カウンターの常連さんとの交流です。カウンター席では重鎮といわれるNさん(職場も自宅も近いということでほぼ毎日いらっしゃいます)、ツカピンと同じく同級生のOさん(すでに社長です)、営業トークとギャグが一流の銀行員Tさん、同業他社で移住組の女性Uちゃん、近くでカラオケスナックを経営する剣道の達人、などなど個性的な方ばかりです。他にも県外のリピーターもたまにきて、話が尽きません。直近では福岡から来た歯科医とその彼女と盛り上がってしまい午前1時まで飲んでしまいました。

 AV女優数人とその撮影クルーが来たこともありました。お母さんによると、沖縄ロケの際は必ず寄るとのこと(驚)。撮影隊はどこにでもいるふつうの兄さんたちで、ばか騒ぎするでもなく、本当に打ち上げ的な感じで1時間半ほど楽しんでいました。ほっそりとした女優さんが帰り際にきちんと「ごちそうさまでした」と言ったのにはちょっと感動しましたよ。44歳にして居酒屋での社会勉強をさせてもらっているような感じです。この店で隣に座らなければ、夜が明けた世界では単に通り過ぎていただろうと思われる方々と飲み友達になれたのは、すべてツカピンと奥さん、お母さん、この店のおかげですね。

 料理人ツカピンが不在となって、刺身のほか人気の創作メニューも休止となりました。でも、お母さんや奥さんが作ってくれる「タケノコ天ぷら」=下写真=はとてもビールに合います。あとはエイひれもよく頼みますね。

 先週通ったときにはお母さんがスマホで動画を見せてくれたのですが、そこには病院のベッドであぐらをかいて笑顔を見せるツカピンの姿がありました。かなりやせていたけど変わらない笑顔でした。お母さんも「自分で座れるようになってうれしい」と喜んでいました。まだまだ先は長そうですが、大きな一歩です。

 ツカピンが店に復帰したあかつきには店名を公開したいと思います!(写真見ればわかるか)。その時には皆さんも遠慮なく押しかけてください。8郎もまた先輩同僚を誘って散財してもらおうと考えています。ツカピン、リハビリ頑張れよ! 慌てる必要はないけど、年明けにはカウンター越しにツカピンの笑顔が見れたらいいな。それまでは楽しさを覚えた「一人通い」を続けることでしか、復帰を支えることができない飲んべえ8郎です。

 来週も顔出そうと思います。

 

 ◆    ◆    ◆    ◆    ◆

 

 さて、家族3人でもマンション近くの酒場を放浪してきました。まさに放浪家族です(笑)。浦添市の「銀兆」という店です。ネット情報では釣り好きの大将だけに新鮮な刺身が売りのようです。昭和チックな看板、ちょうちんなど引っ越してきたときから気になっていたのです。

 まずは、刺し身盛り合わせ(1000円)=下写真。一番格下グレードの「潮(うしお)」でもこれだけのバリエーション。左下のピンクのやつは、固めでしたが、脂がのっていて超まーさん。優しそうな女性の店員さんがコワモテの大将に聞いてくれて「ハラゴー(トロのように脂が乗っていておいしいが筋が多くて少々固い部分)です」と教えてくれました。魚名は忘れました。マグロかハマチだったかと。貝殻の下になぜか千切り大根(つま)が隠されていたのには、見つけた10郎も驚いていました。

 天ぷら盛り合わせ(800円)も。エビも2匹入っており豪華です。ただ、衣は古き良きウチナー天ぷらで、少々厚め。好みは分かれるでしょうね。これだけでお腹いっぱいになります。妻はあまり合わなかった感じ。焼き鳥はまあまあでした。基本、海鮮系の店なんでしょうね。

 そんな中、おすすめは「ナス揚げだし」。大変おいしゅうございました。お上品なわりには価格も380円とお手頃。次からは刺身とこれだけでも十分かも。

 「クレヨンしんちゃん」のDVDが見たくて早く帰宅したい10郎(笑)。刺身は完食しました。飲んでいるのはホッピーではなくもちろん水で~す。10郎によると「水じゃなくてお冷」とのこと。どっちでもいいあらに~。大人ぶりたい年頃かなぁ(笑)。

 満腹で帰宅。自宅に遊びに来た友人を連れて行ってもいいかなと思う店でした。

 ここで元祖酒場放浪記の吉田類大先生に習って一句。

 

 飲まなけりゃ 去年咲いてた 宅建桜・・・(字余り)

  

 座布団とらんけよー。 

 冗談はともかく。10月の宅建どころか、完全になめていたITパスポート試験(7月)もやばいっす(ネット上の模試で4割弱しかとれませんでした)。

 誰だ~、簡単だって言ったのはっ(自分です)。あと2週間でどんなして2割も上げれっちゅーねん。絶対FP3級より難しいぜ。ん~、勉強、勉強! 

 

 とにもかくにも、当たり前に酒場を放浪できる、そんな平和な世の中がいつまでも続くことを願っています。自由であるべき心の中にまで権力が土足で上がり込んでくる「共謀罪」が強行採決されたこの国の未来を、酒を飲みながらも憂う44歳です。冗談も言えなくなるのかな。

 今日はこれにて。


銃と肉で年忘れ

2016年12月11日 | どぅしぐわぁ

 毎年恒例のN高同級生の忘年会を開きました。リーダー格のTら~、盛り上げ隊長のポン先生が不参加だったため、多少寂しかったのですが、この時期にしか顔を見せない砂吉が登場し、亀さん、森ドゥ、8郎の計4人で旧交を温めることができました。永遠の主賓であるヤスーンを含めると5人集まったことになりますね

 いつものごとく、何を話したかほとんど覚えてませんが、楽しかったです。どんどんオヤジになっていくどぅしぐわぁたーですが、いくつになっても、高校時代のようにつまらない話(失礼)で酒を飲み交わしたいものです。「タバコ見つかった事件」は今回もああだこうだと盛り上がりました!

 飲んだしまぁは、砂吉が「二日酔いしない泡盛」と勧めた「請福 直火焼き」。砂吉が言うだけに、いっそう怪しかったのですが(笑)、翌日の感想はというと・・・。本当に二日酔いしていませんでした!!! ネット情報によると、二日酔いをもたらす何らかの成分が、直火焼きによって何らかの抑制作用をもたらすそうです。驚きです。砂吉、うたがってごめん! みなさんも「今日は酔いたくないが幹事として泡盛を注文しなければならない」という機会にぜひお試しください。味のほうは・・・あまり期待しないほうがいいっす。

 2次会は、松山にある森ドゥおすすめの県内初というシューティングバー「バレット」へ。飲み放題でモデルガンをパンパン撃ち放つシステムのようです。8郎も初体験。モデルガンの使い方を、女性スタッフから習う亀さんです。身長145㌢という女性スタッフさんは、酔った亀さんのぼけに、「はぁ?」と半ギレする強者でした(笑)。それくらいでないと夜の世界ではやっていけないでしょう。頑張れ、145㌢の女性スタッフ~。

 日ごろ一番温厚な亀さんですが、射的を狙う目は完全にスナイパーと化していました。見てください、眉間のしわがめっちゃ怖いっす! 「お父さんが射殺体となって発見されたら犯人はあの白髪アグーのおじさんだよ」と10郎に遺言を書き残しておかなければなりませんね。

 射的を手に、「狙った獲物の心臓と耳をそぎ落とした」とご満悦の亀さん(左)。アフリカ大陸で、象牙のための狩猟を行っていたヨーロッパの貴族のような貫禄です(怖!)

  8郎も挑戦しましたが、どこに弾が飛んでいるか、わからずで、そんなに楽しくなかったっな~(笑)。ダーツのほうが盛り上がったかも。森ドゥ、またエキセントリックな店を探してといて~。 

  シメは、「那覇ステーキ戦争」といわれるくらいにステーキ屋が乱立している松山で、ひときわ有名な「88ジュニア」へ。牛肉250㌘で1000円。サラダ、ライス、スープはお代わり自由なのに料金は税込みです! また来てもいいっす。亀さんはスープを4回お代わりしていましたね。さすがハンター…って、飲みすぎだろっ

 楽しかったです。どぅしぐわぁたぁよ、また来年も飲まや~ ヤスーンもワルサーP38をうち、分厚いステーキまで食って、大満足の2016忘年会だったことでしょう。また来年の盆に帰って来いよ。みんな、楽しみに待ってるよ。


  ◆     ◆     ◆     ◆     ◆ 


 下写真は、宜野湾市で開かれていたペットカーニバルでのひとこま。モルモット?と触れ合う愛息10郎です。最近、寝ている間の歯ぎしりがひどく、妻によれば「乳歯が抜けるのが近い現象」なのだとか。うるささでなかなか寝付けない父と母ですが、息子に起こりうるすべての現象が成長のあかしだと考えて、甘んじて受けましょう! そのうち聞くことのなくなってしまう音でしょうから。子の成長は親の感傷など吹っ飛ばすほど全速力です。

 そろそろ、クリスマスですね。もう、10郎をだますために、サンタの衣装を着ることはありませんが、特に寂しいという感慨もないですね~(これまでが、ただただ、きつかったから!笑)。サンタの存在を疑いつつある10郎のプレゼントはすでに妻が購入済みです。

 忘年会シーズンも真っ盛り。みなさんも胃腸の調子には気を付けましょう。

 今日はこれにて。