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覚悟が決まる子

入試までおよそ半年、という時期に入ってくると、だんだん覚悟が決まってくる。

この半年は受験勉強に集中しよう。え、今までは何だったの?と思ってはいけません。ようやく覚悟が決まったのですから。

小学生ですから、遊びたいし、マンガも読みたいし、ゲームもしたい。

しかし半年ぐらいなら、それをがまんしても合格したい。

半年後にはもう中学生になる、ということだから、その姿が現実味を帯びてくるわけです。

やはりそこは、行きたい中学にいたいとは思うわけだから、必然、覚悟が決まってくる。

親はもっと早く、と思うのですが、小学生は幼い分、そう簡単にはいかないところがあります。これで覚悟が決まったが、それでもまだフラフラする所はあるわけで・・・。

でも、だんだん勉強に力が入ってくるのは間違いないから、これからは子どもたちを信じて、しっかりがんばってもらいましょう。


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できた!が危ない

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長文の物語文を読みこなす

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どうやればできるようになるか知っている

受験半年前のこの段階で、「ああ、多分この子は合格するだろうな」という子がいます。

成績が良い、というのはもちろんなのですが、ただ成績が良いだけではない。やはり安定感がある。安定感というのは2つあって、1つはやらなければいけない、と思われることを確実にやりこなしていくだろうな、という安定感。もうひとつは情緒的にアップダウンが少なく、とにかく前向きな考えができる、ということでしょうか。

ミスをしない、というのももちろん安定感のひとつなのですが、やはり勝ち方を知っているというか、どうやればできるようになるかがわかっている。

覚えるべきことはちゃんと覚えればいいし、これは考えなければいけない、という場合はちゃんと腰を据えて考えている。

例えば社会の問題で、知識を問うのではなく、文章や資料から何らかの特徴を読み取って記述で答えなければいけない問題というのがあります。なかなか高度な部類の入試問題ではありますが、やはりそういうのも落ち着いて考えている、というような安定感があるわけです。

で、そういう子は効率を上げる方法もわかっている。「この問題はできる」というのがわかるから、あまり時間をかけない。それよりは自分が苦手だと思うようなことに手が進む。これから先、自分で自分の勉強を組み立てたいと思っているでしょう。

だからそういう子は任せたらいいのです。もうすでに勝ち方はわかっているのだから、あとは健康面だけを考えて、勉強はしっかり自分のペースで進めれば良いでしょう。

なかなかいないタイプではあるものの、間違いなく合格していくタイプです。


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溶解度に関する問題

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学校の宿題は大丈夫?

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お金の話

中学受験はお金がかかります。受験が終わった後も、今度は私立の月謝がかかる。

だから、ダラダラ勉強を子どもがしているとつい、「いくらかかってると思ってるの!」と言いたくなるのは当然でしょう。

しかし、それを言ってはいけない。というのは、子どもにとって、お金の話は自分でどうすることもできないからです。

ならいいよ、自分で払うから、なんて言えないでしょう?

それに受験をさせようと決めたのは親だから、(子どもがやりたいと言い出しても、です。)お金を出すことは親の勝手なのです。

もちろん、良い子もいます。

「随分、お金をかけてもらっているので、がんばりたいと思います。」

って。でも、それもちょっと違うかな、と。やはり自分で自分の行きたい学校に合格することを達成してもらえばいいわけで、別に親の希望を達成するために、がんばらなくてもいいのではないか。

親がどう思おうと、子どもはお金の話をされるとシラケます。だからお金の話は避けた方が良いでしょう。やがて彼らが親になったとき、きっとわかるでしょうから。


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ねばるためには

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過去問の点数を計算しない

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来年の夏は部活で忙しいかも・・・

夏休みが短縮される流れがありますが、私立の夏休みはあまり変わらない。

試験休みから数えると、50日近い夏休みになる学校もあります。しかし、その長い夏休み、案外自由がきかない。

学校で夏期講習がある学校もありますが、実際には部活の練習が多い。

試合ばかりでなく、試合の応援に出かける事も多いでしょう。だから中学生の夏休みは結構忙しいのです。

来年はゆっくり旅行に行けるかな、と思われるご家庭もあるかもしれませんが、どっこいそういうわけにはいかないところがある。

友だちと遊びに行くことも多くなる分、だんだん親と分かれての行動が多くなってくるのが中学生です。

だからこの夏休み、子どもといっしょに勉強するのは最後だ、と思った方が良いかもしれません。

だからまずは親が子どもとの勉強を楽しむことが大事です。そういう気持ちが、子どもたちの余裕を生み出します。


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第285回 練習する目的

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勉強する動機

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勝負はこれから







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これは出ないな

過去問を解き慣れてくると、だんだん問題のレベルがわかってきます。

こういう問題はなかなか出ていない、という感覚がわかってくる。だから、模擬試験などでも、そういう問題には手を出さなくなるところがあるわけですが、それはそれで正しい。

何が出ても大丈夫、というのはかなり上のレベルの話であって、概ねこのくらいの問題はできてほしいと思うラインがそれぞれの学校にはある。

それ以上の問題を出しても、ほとんどの受験生ができないわけですから、そうするとその学校の入試問題としては適さない。差がつかないわけですから。

だから、概ねその学校の入試問題というのはあるレベルに収束してくる。その感覚が子どもたちにもやがてわかってくるわけです。

逆に言えば、できなければいけない範囲もわかってくる。これは絶対にできないといけない。まさにその通りであって、そういう問題を確実に得点できるように、これから練習を積んで欲しいと思います。


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ペースをつかむ

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着手率と正解率

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ミスはなくならないが・・・

どんな子でもミスをします。

先生が問題を解くときでも、ミスがある。

だから、ミスは必ず起こるものだ、という前提で問題を解いていかなければなりません。

しかし、多くの子どもたちは解いた問題は絶対に合っている、と思いがち。

だから見直しをしたり、確認したりすることがあまりない。

ところが成績の良い子どもたちは、自分がミスをすることを知っている。知っているから、この答えが正しいかどうか、最初は疑っているところがある。

そして、それを確かめて、大丈夫だろう、というので次に進む。つまり、ミスを見つける方法を知っているから、間違わない、のです。

だからミスは起きるものだ、と考えて解いていくべきです。

そのために式を書き、問題を確認し、筆算を見直す。

そういう慎重な解き方をぜひ身につけてください。


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一言多い

家庭では子どもたちにいろいろ注意するとは思うのですが、しかし、その注意の仕方は良く考えていないといけない。

もちろん、言うべきことはちゃんと言わなければいけないが、つい過去の話をまたしてしまったり、人と比べてみたり、まあ、いろいろする。

その度に子どもの「カチン」は蓄積していく。

一言、多いのです。

聞く立場になって話をすると、やはりそれなりに工夫が必要になると思うのですが、我が子のことだから、というので言いたい放題言ってしまっているところがある。それではやはり結果が伴わない。

注意する以上、相手がいうことをきかないと意味がないわけで、その辺は話す側にもう少し工夫が必要でしょう。


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急いで解かない

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成績の上がり方

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いろいろなことをやりたがる子

今の子どもたちにとって興味がわくものはたくさんあります。

例えばインターネットとパソコンが使いこなせるようになると、いろいろな情報を引き出せるだろうし、PCゲームもやれる。カードゲームの情報も一杯手に入れることができるだろうし、楽しいことはたくさんあるでしょう。

また、本もマンガも驚くほどに流通しているし、古本もゲームソフトもDIDも簡単に手に入る。

だから興味のあることがたくさんある場合、もう時間が全然足りない。

受験勉強なんかやってる場合じゃない。という感覚になるかもしれませんね。確かにそういうエネルギーはこの先の成長にはプラスになるかもしれないが、しかし、受験勉強をする以上、そのエネルギーを勉強に集中させる必要がある。

その覚悟をしっかり決めさせないといけません。

便挙以外は0ということである必要はもちろんないが、しかし、ある程度絞らないとエネルギーが分散するので、勉強が進まなくなる。

勉強するために時間を使う以上ある程度のがまんは必要であることは、しっかり教えておきましょう。


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過去問は4教科そろって進む必要はない

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これから成績は伸びる







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本当にわかっているか

夏休み、たくさんの問題を解いていきます。

そうなると、先をどうしても急ぎたくなる。本当にわかっているか、ということがおざなりになりやすい。むしろしっかりわかっている問題が増えればいいのであって、何がなんでも先に行くというような事は気にしなくてもいい。

問題を解き、答え合わせをしながら、本当にわかっているのか、自問自答しながら、曖昧な点をなくしていきましょう。

その積み重ねが、力になります。いい加減な理解でたくさんの問題を解いても、決して力にはならないものです。


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どこかに書いてある

国語の入試問題の本文は年々長くなっているように感じます。

採録される文章にもよるのでしょうが、物語文は特に長い。で、設問は文中に書かれていることを根拠にして答えなければならないので、その答えを長い文中から見つけ出さなければいけないのです。

だから、ここに書いてある、ということが後から見てすぐわかるような工夫をしていく必要がある。

良く問題文に傍線をつける子どもがいますが、それは後から見たときにすぐわかるという工夫でなければならない。だらだらといろいろなところに傍線が引いてあると、どこだか、当然わかりにくくなるものです。

ですから、本文を読みながら、後からわかる印をつけていく練習をしてください。

これが案外難しい。良く国語の先生が「~を探しなさい」と言っているのだが、うまく見つけられない子がまだまだ多い。印を上手につけていく方法がまだ十分でないからでしょう。

過去問の練習をするとき、「どこかに書いてある」ことを上手に見つける工夫をしていってください。


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一発で正解を出す

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図を写す

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湘南の帰国枠







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