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失敗の理由

入試で残念だった、には原因があるでしょう。

その入試に合格するための力が足りていなかった、とすれば、その勉強に問題があったということになる。

足りてないにもかかわらず受けたという場合には当然、こういう結果も予想し得たわけですが、そういう受け方で良かったのか、ということもひとつ考えなければいけないことかもしれないでしょう。

また勉強に問題があった、としたら具体的にどういうことがいけなかったのか、ダメだったのか、は考えておく必要があると思うのです。

失敗したての頃、というのはそういうことを見直すということ自体がつらいことだから、やらない。

しかし、本当はやった方が良いのです。なぜなら、忘れてしまうから。そんな大事なことを忘れてしまうわけがない、と思われるかもしれないが、そんなことはない。

以前、中学受験で失敗した子どもに作文を書いてもらっていたことがあります。題名はなぜうまくいかなかったのか?敗戦の記ともいえるかもしれないが、まあ、書いてもらってそれでお母さんに預かってもらっていた。

で、その子が大学受験をするときに、お母さんに出してもらって本人に読んでもらったところが、「同じ失敗をしそうだ」という感想になったそうです。欠点というのはそう簡単に治るものでもないらしい。

だから、辛いかもしれないが、できれば今月中にそういうメモは残しておいてもいいかもしれないと思います。失敗は間違いなく、次の成功のための財産であるけれど、それを活かそうとしなければ活きないものでもあるので、多少工夫は必要でしょう。

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