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組み分けのデータ

組み分けの結果から、今年の合格者の分布を見てみると・・・、

という説明は毎年行われていますが、実際、上位のクラスから上位校に合格をするに決まっているわけです。

そして、例えばAという学校について、クラスとしてはBというところがひとつの目安になるので、入試前にこのB以上のクラスに入っていないと厳しいでしょう、という話はその通りだと思います。

で、問題はどうやってBまで行くか、ということなわけですが、例えばそこまで相当に距離がある位置にいる場合は、今と同じやり方をしてもまずそこまで行かないでしょう。

しかし、ここを考えない方が多いのです。

今まで1年半とか2年近く同じ塾でやってきて、みんなと同じように勉強をしたつもりであっても、競争に勝てない、というか、目標のクラスに上がっていかないとすれば、同じことを繰り返してもあまり効果がない、ということが明確になっている、ということなのです。

で、多くの場合、「まだやる気になっていない」とか「まじめにやっていない」とか、そういうことを理由にして、やり方を変えない。なぜ変えないか、というとその塾のそのやり方で合格者がたくさん出ているからかもしれません。しかし、そうなるともっと的確に「目標に届かない」ということがわかっている、ということなのです。

新6年になった今、本当にこのままでいいのか、といえば、多分そうでない子どもたちが多いと思います。せっかく組み分けのデータが教えてくれているのだから、やり方を変えないといけないのです。

例えば、その塾のペースについていけない、ということが明確になっているのに、同じ方法で「何とかしなくちゃ」と思っているのは間違いです。

ペースを遅くし、組み分けからいったん外れれば少しは自信を取り戻せる、ということであるならば、そうした方が良いし、それは早めに決断しなければなりません。

データはあくまで正しいのです。だからそのデータを出す方法論はひとつではない、ということに気がついて実際に手を打つことだと思います。

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できない問題を復習できなければ、その問題をやった時間は無駄
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2月13日の問題
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