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字は慌てて書けば流れる

最近、キーボードに向かっていることが多いので、字を書かない。

で、これはまずいと思って、問題を解きながら答えを書いてみると、明らかにこれは×だなあと思える字になっていることに気がつきます。

急いで書いていると特にそれは顕著で、明らかにトメハネなどは無茶苦茶になっているのです。

子どもたちも答案に向かっていると同じことがおきている。

もちろん早く次の問題に行きたい。だから、字を書くのがつい、いい加減になる。

しかし、これで×になったら本当にもったいない。だってわかっているわけだから、本当は○をもらえたはずでしょう。

だから、少なくとも字を書くときは、ゆっくり書いた方が良いのです。

また、解答欄からは基本的にはみだしてはならない。

男の子は特にそうですが、この□がいったい何のためにあるのか、まるで考えてない字の書き方をする子がいるものです。

ということで、過去問を解くとき、問題演習をするとき、答えを書くときはゆっくり書きましょう。

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今日の田中貴.com

時事問題が好きな学校
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中学受験 算数オンライン塾

12月21日の問題
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入試は模擬試験ほど忙しくはない

模擬試験ははっきり差をつけなければいけないし、1つの試験でたくさんの子どもたちの成績を判定するわけですから、いろいろな要素を入れます。

したがってある意味ものすごく忙しくなる。算数の最後の問題までたどり着かなかった、とか、国語の文章を読んでいる途中で試験が終わってしまった、とかそんな話を聞きますが、これは元々ほとんどの子どもたちが最後までできるようにはできていない。

そこまでいけるのは一部の子どもたちになるように、最初から設計されている、と言ってもいいでしょう。

ところが、入試問題の場合はそうでもない。

元々模擬試験のような巨大な入試は存在しません。で、子どもたちの力は拮抗しているから、単純に差が出るということにはなかなかならない。

つまり拮抗している分、難しくしようと、やさしくしようと、量を多くしようと、少なくしようとこの部分では差が出にくいところはあるのです。

だから、内容を吟味する方向に向かいます。例えば国語で記述問題を出して、表現力を見てみたり、実験結果から考察力を試したり、みたいなことを考える。

となると、やはりある程度しっかり書いてもらわないと差がわからないから、忙しくはしないものなのです。

なので、慌てずていねいに問題文を読み、またていねいに書いていく必要がある。

ミスは差をつけられる要因になるので、落ち着いて解いていってほしいと思います。

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力のつりあいの問題
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今日の慶應義塾進学情報

義塾創立の頃
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慶應進学オンライン
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「映像教材、これでわかる比と速さ」(田中貴)
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クリスマスもお正月も楽しんでほしい

来週はクリスマス。

で、その次はもうお正月です。

この時期は子どもたちにとっては当然楽しみな時期でしょう。

「入試だからね」って、そんながまんすることではない。まして弟、妹もいるのだったらなおさらです。

ちょっとパーティーをしようが、みんなでゲームをして遊ぼうが、それはそれでいいことです。

別にみんなが息を潜める中、本人がカリカリと勉強している、ばかりではおもしろくはない。

クリスマスもお正月も、それ相応に楽しんでください。

ただし・・・

私は初詣だけは反対しています。

別にお参りに行くこと自体は悪くはないのだけれど、とにかく待つことが多い。

その間に体を冷やして風邪をひくことが結構あるのです。

これはクリスマスイルミネーションも同じ。

ちょっとみて、すぐ帰ってくる。

あるいは車の中から見るとか、まあ、ちょっと工夫してください。

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これからは通塾日を増やしてはいけない
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中学受験 算数オンライン塾

12月19日の問題
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おまじない


入試は結果が出ます。

で、その結果がでると、「ああすれば良かった、こうすれば良かった」と考える方もおられるでしょう。

しかしながら、だからといって何かを変えられるわけではない。

変えることができるのは未来だけです。

だから、私は先のことにだけ関心を持てばいいと思うのです。

つまり

入った学校をベストにする

という心構えを持つということです。

中学は義務教育ですから、この4月にお子さんは必ず中学生になります。そして中学に進むわけだから、

「この学校に来て良かった」

と思えるようにしていくことなのです。

で、そうしようと心に決めれば、今の子どもたちのがんばりを見守ることができるようになります。

どこへ行っても、それをベストにするぞ、と決めているのだから、必ずベストになる。

だからあとは本人にがんばってもらって、入った学校でもまたがんばってもらえればいいわけです。

そうやると親の気持ちはストンと決まります。そして親が落ち着いている限り、子どもも落ちつく。

なので、おまじないとして覚えておいてください。

入った学校をベストにする

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模擬試験から本番までの間
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今日の慶應義塾進学情報

あとやることは?
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第二志望以下のランキングはほどほどに


世の中一番、というのはわかりやすい。

日本で一番高い山は富士山ですが、じゃあ、二番目は?と聞かれたら、案外知らない人が多いでしょう。赤石山脈の北岳ですが、「へえ、そうなんだ」ってそんなものです。

こと一番はわかりやすいが、二番以降はあいまいになりやすい。だから、あいまいでいいじゃないかと思うのです。志望順位は。

受ける学校、みんな入ってくれればいい学校、でいいと思うのです。それを細かにランキングをつける。

あそこに合格したら、こっちはやめて・・・みたいなシミュレーションをするから、どうしても事細かにランキングがつけやすいが、それが裏目に出ることだってあります。

つまり、本人が入れた学校がランキング上位でなかったら、本人も家族もがっかりしてしまう。

第一志望は明確にそうだ、でいいでしょう。でもそれ以外はどこに入ってもいいぞ、で良いのではないでしょうか。

細かいランキングは、もういい。もちろんどこにお金を払うか、は細かく決めておいた方がいいでしょうが、でもそれは本人に殊更言う話ではない。

「受ける学校、どこに入ってくれてもお父さんもお母さんもうれしい」

ということは明確にしておきましょう。

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第166回 自分で修正できる能力
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中学受験 算数オンライン塾

12月17日の問題
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準備をやりきる

ふと気がつくと、今年もあと2週間。

で、冬休みが終わるともう埼玉、千葉、関西の入試と進んでいきます。

当たり前ですが、準備には実は終わりがない。

あれもやろう、これもやろう、とすればそれはいくらでもやることは出てきます。

一方で残された時間は決まっているし、やれることも決まっている。

だから入試前に、「これで準備終了!」と言えるようにすることが大事です。

勉強の心配のたねはいくらでも出てきます。だから、そういう心配を、もうしない。

これで準備をやりきった、と思えることが大事です。

「やるべきことが終わらなかった」みたいな気持ちは入試を受けるにあたって何のプラスももたらさない。

むしろ「よくがんばった」という充実感とともに、入試会場に向かっていくことが大事です。

だからそういう雰囲気をこれから作っていく必要があります。

机の周りにもうやらない問題集はおかない。

もちろん新たな問題集や暗記本を買わない。

やりきった感をしっかり出せるようにしてください。

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容積の問題
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選挙の問題
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自分をほめる子

「え、ボクって天才じゃん?」

とか

「さすが、よくわかってるー!」

とか言いながら、問題を解いている子がいます。

横で聞いていると、つい吹き出してしまいそうではありますが、でも、こういう自画自賛タイプ、結構本番は強いんです。

こういうことを元々口に出していうこと自体が太い。

ということは、めげる性質ではないのです。

これまでどのくらい勉強したか、とかそういうこととは別次元でものをとらえている傾向がある。

だから、本番で気が小さい子が陥りがちな不安な気持ちにはなかなかならない。

元気よく、入試に出かけていくことが多いのです。

「よく、言うわ」と思うことは多々アルでしょうが、温かい目で見守ってあげてください。

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お試し受験のリスク
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12月15日の問題
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飛び級


一時、飛び級がはやったことがあります。

飛び級というのは自分の学年よりも1年先の授業をうけること。最終的には6年生を2回やることになるわけですが、6年生でやることが一番入試に出るから、それを2回やれば結構良い結果がでる、と思われていたのかもしれません。

実はこれにはカリキュラム的なカラクリがありました。同時の受験カリキュラムというのは4年生の3学期からおよそ1年半ですべてのカリキュラムを学習し、最後の半年は問題演習をするというものだったのです。

で、それに先だって3年生からの1年が補足的に作られていたわけですが、これが4年生の3学期から5年生の1学期のカリキュラムとダブったのです。

ここで2回同じ事をするぐらいなら、先にいった方が良い、というので飛び級する子どもたちがいたわけです。

ただ飛び級はメリットばかりではない。飛び級すれば逆に半年分飛ばすわけだから、5年生の夏休みまでが相当しんどいことになるわけで、万人に薦めるような話ではない。

しかしながら・・・

今のカリキュラムはほぼ、そんな感じになってきています。

つまり全員が飛び級をしているようなもの、ということなのです。

5年生で一通り終わる、ということは入試1年前にほぼほぼ終わっているわけだから、飛び級しているのと同じになっているわけです。

だから、しんどい部分はどうしてもあるので、塾のペースについていけないからといって悲嘆する必要はありません。

むしろ上手に手を抜いて、最後帳尻を合わせていく方法を考えてあげた方が良いでしょう。


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5年の2学期に第一志望を決める
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微妙に違う
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覚えた後が大事


例えば円すいの表面積の出し方、ニュートン算の解き方、そういう公式的なものは当然、覚えなければいけないでしょう。

速さの問題で、同じ距離を進むとき、速さと時間は反比例する。だから速さの比をひっくり返すとかかる時間の比になる、みたいなことも当然覚えなければいけないことではある。

しかし、そればかりでは算数はできるようにならない。

つまりこれらは基本的な道具なのです。

かなづちやのこぎり、あるいはカンナかもしれない。

あとはこれらを使ってどう問題を解くか、ということであるわけで、その創意工夫は覚えてできるものではない。

かなづちやのこぎりの使い方はもちろんしっかり練習しないといけないが、できるようになったら、それをどう使うか。ここはどう切るか、どう削るか、みたいなことは当然、その子の発想の中で行われていることでしょう。

だから、算数は途中からじっくり考える工夫をしないとできるようにはならないのです。

たくさんの問題をやらせたら、1つの問題にも時間がかけられないから、創意工夫のしようなんかない。

後で答えや解説を見せられて、「わかった?」と聞かれたって、よく考えてもいないのだから、わかるわけがないわけです。

算数の勉強のさせ方が違っている、と思うことはよくあります。

確かに基本は大事です。かなづちは使えないといけない。

しかし、毎日、同じ状況のくぎを打ってもそれ以外のことができないでしょう。

じゃあ、ここにどうやってくぎを打つか? 考えるからこそ、さらに上達するのです。

算数も同じこと。まずはじっくり考える時間を与えることが大事なのです。

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熱に関する問題
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12月13日の問題
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校章バッチ


ある少年のバッグに有名校の校章バッヂがついていました。

有名校の校章だから、見ればすぐわかる。

そうか、君はそこに行きたいのか。

このことを、大人はいろいろ考えるかもしれない。

そんなに自分の受ける学校をふれ回って、落ちたら恥ずかしいじゃない?

もしかしてこう考えるお母さんもいるかもしれない。

しかし、そうやって本人がそこまで思っているのだから、むしろ堂々としていいじゃないか、と思うのです。

何としてでもその学校に入りたい、と思う気持ちがそのバッチになっているのでしょう。

もしかしたら、お守りになっているかもしれない。

この春、そのバッチのついた制服をぜひ、着てもらいたいものだ、と思いました。

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補欠繰り上げ事務
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なわとび
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