ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

何も分からずに無我夢中で長く吐く呼吸を通して体に微妙な変化が現れて

2018-07-25 02:16:37 | 

このブログを通して記載していることは、初めから分かっていたことではありません。 千葉に住む大学の級友からクラス会で、今度、多摩センターで開かれる静功の会に参加することになったと云う声かけによって、高い参加費用のことも含めて躊躇しながらも、生まれて初めて真っ暗闇の中で静かに、1時間座り続けたことによって感得したことを、そのまま素直に表現しているだけなのです。

私は事前に本屋さんで、座禅の本ではなく気功の初歩的な本を手にして、何やら長く吐く呼吸の大切さだけ、頭の中に残っておりました。

そこで子供の頃から行っていたラジオ体操の深呼吸のこと、テレビ映像で観た深海に潜るダイバーが、事前に行う大きく息を吸った時に下腹が大きく抉られる姿のこと、極真空手の創始者である大山倍達の自伝映画での演武者が、息音をたてるような呼吸する映像を思い出しておりました。

従って私は深呼吸の要領で大きく息を吸ってから、出来るだけ長く吐くような呼吸を行いながら、胡座を組んで静かに1時間座り続けたのです。 すると45分ぐらい経った時に、頭のてっぺんにある百会(当時は何も分かりませんでしたが後日)を中心にして、電子の輪のような帽子を被ったような状態になったのです。

そのような体の変化が現れて、何となくその日を契機に、毎日 自宅で1時間、隣室で家族がテレビを観ている音が漏れ聴こえる部屋で、真っ暗の中をひたすら長く吐く呼吸を行なっておりました。 口を閉じて鼻だけで呼吸を行い、吐く息が「うー」とか「スー」とかの息音が聞こえるように吐いておりました。

上半身は頭部も含めて微妙な変化を現しておりました。 そんな中で1ヶ月半経過した時に、突然、自発動と云う形で下腹の臍下丹田が、心臓のように鼓動を始めたのです。