ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

知識ではなく塾生たちのやる気を育てた吉田松陰

2015-04-18 08:31:03 | 文化
 今朝早くのテレビで、松下村塾で吉田松陰が教育者として、知識ではなく塾生達の「やる気」を育てたという話を、されていました。

 教える為のカルキュラムもなく、時間割もなく、1対1で教えていたというのです。 塾生達の一人ひとりの能力や性格も見て、それぞれの良さを伸ばすように教えていたようです。

 その中の一人に、伊藤博文が調整能力があるとみて、その能力を生かすように進めて、結果的にそのようなことを実践されてきました。

 また渡辺こう蔵は、松陰がこれからは海外に目を向く必要性があるという話を聞いて、海外に渡って造船技術を学び、その後、日本に戻って多くの船を造ることになりました。

 更に飯田俊徳は、トンネル技術を海外から持ち帰って、日本の鉄道建設に役立ったということでした。

 テラモーターズの徳重徹さんが、自分の会社に入りたいという人と会って、印象から無理と断ったのですが、何度も訪ねて来られるので、結局、入っていただいたのですが、現在はインドで責任者になって、製造販売を担っているという話でした。

 現在の学習塾等の教育現場の現況をみると、いかがなものかと改めて考えさせられるものがあります。

静かに座りながら真理の探究を行っているのかも

2015-04-17 07:16:05 | 座禅
 生まれて初めて、静かに胡坐を組んで1時間座り続けてから、16年が過ぎたのかなあと想い起こしていますが、改めて私は静かに座りながら、心理の探求を行っているのではないかと感じております。

 考えてみれば、厳しい修行を行ったお釈迦さまは、その修行からは何も得られず、その修行をやめて静かに座って、瞑想することによって、悟りを得られたということです。

 勿論、厳しい修行も無駄ではなかったのかもしれませんが、私たち人間は、静かに座って考える・哲学することで、普段の生活からは得られない何かを、感得するのではないかと思われるのです。

 体を動かす運動からも、何かを得られるかも知れませんが、体を動かしていると、その何かを感じにくいのではないかもしれません。

 呼吸を意識しながら静かに座る大切さを感じる、ある会社では、15分前後の時間を、就業時間中にとって、毎日実践している会社があると聞きました。

 少しずつでも、静かに座って考える(無心とはいうけれど)生活習慣を行う人が、増えてくるといいのですが。

竹林に筍を採りに来られる方を見かけますが

2015-04-16 07:07:32 | 食べ物
筍ご飯が、美味しい季節です。 竹林のあるところに、筍を採りに来る方を、よく見かけます。 私の黒門小学校の3年のときの担任であった、米田健治先生の自宅の際にも、竹林があることを思い出します。

 竹林に茸を採りに来られる場所は、公園内などの公有地であることが多いのですが、多くの方が採りに来られるために、竹は適度な生え方をしております。

 米田先生宅のそばの竹林は、私有地でもあるのか、うっそうとした竹林になっています。 多分、積極的に筍を採らないのでしょうか。 昔、先生の家の部屋の中に、下から竹が出てきたことを思い出します。

 竹林の筍は、適度に採って食べた方が、よいのかなあと改めて感じるのですが。 筍を採らないでくださいと、立て札があるのですが。

久しぶりで青空が見えて気分が良い

2015-04-15 06:49:54 | 座禅
 このところ朝歩きは、傘をさしての歩きでした。 今朝は久しぶりで三日月がうっすらと見え、空は青く晴れ渡っていました。 今日は太陽が見えるなと、はっきり分かる天気でした。

 いつもスマホで天気の雨雲レーダーの様子を、見る機会が多くなっています。 雨が降ると、建築現場の最後の建物周りの土間のコンクリートが、打てないからです。 やっと今日で工事が、完了するなあとの思いを持ちながら、歩いておりました。 

 今朝は、歩きながら「瞑想」と「座禅」について、その違いを考えておりました。 私は杓子定規に考えるのは余り好きではありません。 

 自分自身は、静功という静かな気功から、静かに胡坐を組んで、長く吐く呼吸を行いながら、1時間座り続けてきました。 その様々な場面では、座禅のようでもあり、瞑想のようでもあり、超越瞑想のようでもありました。

 いずれにしても、意識を一点に集中することによって、無心状態になるのか、無意識状態の中でひたすら何かを考えるのか、実践の中で絶えず変化していくのを、自身の中で感得していくことなのです。

 私が近くの禅寺に、しばらく参禅したときの禅僧の言葉を、時々思い出すのです。 「座禅と瞑想は違います」、その言葉の中にその方が、座禅修行時代から一歩も出ていないと感じたのです。

 仏教は、仏陀が瞑想する中で、確立されてきた宗教哲学だと、思っているからですが。 

3mの角材の真ん中に15ミリの孔を開けた友人

2015-04-14 07:09:36 | 文化
 先日、趣味で灯篭を作られている友人から、3mの長さの105ミリ角材に、15ミリの孔を開けたいのだけど、出来るだろうかと問い合わせがありました。 ヒノキの無節で作りたいということでした。

 知り合いの知人の何人かに電話で聞きましたが、キリの長さがある程度しか開けられない、角材を半分に割って相当の大きさに削った後に、張り合わせることしか出来ないとの返事でした。

 友人には、そのまま伝えて難しいことだという認識しかありませんでした。 昨日、友人から会食をしながら、先日の孔は開けられたという話を聞きました。

 それによると、キリを繋げることが出来て、そのようなキリが売られているという話でした。 コーナンやD-2のようなお店ではなく、玄人のお店「建デポ プロ」という、建築業のプロしか販売しないような店で、売っていたというのです。

 私は、自分では滅多に作る作業は行ないませんが、面白い店舗のようなので、一度、近くのお店へ見に行ってみようと思いました。

 不可能なことはない、初めて行なうことに対して、最初からしり込みをすることなく、それを可能にすることを考える大切さを、改めて感じました。

流れるような無理のないフォームが優勝に近づく

2015-04-13 08:31:15 | 文化
 米国のオーガスタゴルフクラブで開かれているマスターズゴルフ選手権のテレビ放映は、出来るだけ見るようにしております。 優勝は21歳の米国の選手で、-18のスコアを出したジョーダン・スピースでした。

 日本の松山英樹選手は、最終日のベストスコア66のー11で5位に入りました。 

 私も一時期は、ゴルフを楽しんだのですが、今は殆どプレイをしておりません。 事務所の引越しの際に、ゴルフ道具も処分してしまいました。

 ゴルフは、いかに力を抜いてスイングするかが、スコアをまとめるためには必要なことです。 深夜の1時間の座禅を行うようになってから、何となく、そのことが分かってきたのですが、練習嫌いのために、コースに出てから途中から、その感覚を思い出すのですが、その連続でスコアは、いつも100前後でした。 ベストスコアは89でしたが、もう遠い昔のことです。

 優勝争いをしていた上位の選手たちのフォームをみると、流れるようなスイングをしておりました。 尾崎将司さんは、日本のゴルフ界の一時期を築いたかたですが、そのフォームは力強い感じはあったものの、フォームには力みを感じさせていました。

 その意味では、マスターズでの上位進出者の方々のフォームは、力みを感じさせず、スムーズな流れるようなフォームではありました。 その意味では松山選手のフォームは、まだまだ力みを感じさせていました。

 力みがなくなったフォームになれば、いずれ優勝するに違いありません。

怒り苦しみ悲しみを呼吸しながら包み込んでいく 瞑想しながら

2015-04-12 08:30:24 | 座禅
 ヴェトナムの禅僧ティク・ナット・ハーンの第2回目のお話が、今朝のテレビ放送の「こころの時代」でありました。 第1回目の放映時でも話されていましたが、怒りや苦しみ、悲しみなどを、静かに呼吸しながら瞑想し、包み込んでいくと話されていました。

 ハーン師は、ヴェトナム戦争時の、米軍による無差別爆撃や、米軍の司令官による言動に対して、非常な怒りを感じ、その怒りを自らの瞑想を通して、怒りの原点まで戻して包み込むように実践されてきたようです。

 また、怒りや憎しみや殺戮がある集団の環境の中では悪があり、その中にいては自分自身が悪に染まってしまうので、その環境からは離れる必要があると話されていました。

 ハーン師の呼吸法は、ゆっくり息を吸いながら、意識を体の中へ入れていくというものでした。 私の呼吸法とはちょっと違いますが、それなりに意味があるものと感じました。

 いずれにしても改めて、呼吸法(ゆっくり吸ったり吐いたりする)は大切なものだと思いました。

地域を見回りをしていた野良猫のクロちゃんを見なくなって

2015-04-11 08:51:32 | 生命
 朝に夕に、いつも家の近くで、この地域の見回りをしているような、野良猫のクロちゃんが、寒い冬を過ぎて春が来ている中で、見当たらなくなっています。 

 もう歳だから、何処かに隠れて、そっとこの世とのお別れをしたのかなあ、と息子とも話し合っています。

 水やご飯は、時々上げている方がおられましたので、私自身は上げることはありませんでしたが、会えば近づいて体を撫でたり、頭や喉を撫でてはいました。 甘えるように「ニャーン」と鳴くのです。

 いつも会っていた人(動物でも)と、急に会えなくなると、寂しいものです。 我が家にいたヒマラヤンの、お母さん猫のエルやお父さん猫のジュンちゃん、最後までいた息子猫の龍ちゃん(龍之介)を思い出しては、胸を痛めるのですが。

腰が笑うようになりましたが

2015-04-10 07:07:15 | 
 事務所の引越しで、35年間の事務所の資料を整理しながら、ダンボールに詰め込んだり、燃えるごみ袋に詰めたりしている内に、普段、重いものを持ったりしないものですから、とりあえずひと段落したら、腰が笑うようになってしまいました。

 自然に治るものと、時間の経過を待っていたものの、連れ合いが使っていたシップ用の貼り薬を、お尻のでん部に貼るようにしました。 私は薬等の服用は、出来るだけ避けてきましたが、1週間ぐらい前から、風呂上りの寝る前に、貼るようにしています。

 寝ながらお尻をヒヤッとしたものを感じながら、何か少しずつ効いているような雰囲気です。 

 念のためネットで検索してみました。 腰が笑うと。 すると重い荷物などを持ったときに、脊椎分離症又は脊椎すべり症になるとの記述がありました。

 改めて無理は出来ない年齢になったのだと、感じてしまうのです。 どうも体は正直です。 直ぐに反応をして表すのです。 痛みはないのですが。

一芸に秀でる大切さ 16歳で囲碁の女流本因坊になった藤沢里奈二段

2015-04-09 07:28:55 | 文化

 16歳で囲碁の女流本因坊になった藤沢里奈二段のことが、テレビで放映されていました。 聴けば子供の頃から将来は、囲碁を将来も行なう、仕事にすると決めたといいます。

 

 11歳6ヶ月で、プロ採用試験に合格し、中学校を卒業すると、そのままプロ棋士になりました。 故・藤沢秀行名誉棋聖のお孫さんということで、子供の頃から、傍で棋士たちが碁を打っているのを、見て育ったせいかも知れません。

 

 子どもの頃から学校から帰ると、夜遅くまで毎日10時間も、碁を打っていたということを、指導をしていた棋士の方が、話をされていました。 勿論、現在でも、囲碁の研究に打ち込んでいるようです。

 

 まだあどけない顔をしながら、碁を打ち込んでいる姿をみると、可愛らしく見えると同時に、美しくも見えてきます。 将来が更に楽しみです。