ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

静かに座りながら真理の探究を行っているのかも

2015-04-17 07:16:05 | 座禅
 生まれて初めて、静かに胡坐を組んで1時間座り続けてから、16年が過ぎたのかなあと想い起こしていますが、改めて私は静かに座りながら、心理の探求を行っているのではないかと感じております。

 考えてみれば、厳しい修行を行ったお釈迦さまは、その修行からは何も得られず、その修行をやめて静かに座って、瞑想することによって、悟りを得られたということです。

 勿論、厳しい修行も無駄ではなかったのかもしれませんが、私たち人間は、静かに座って考える・哲学することで、普段の生活からは得られない何かを、感得するのではないかと思われるのです。

 体を動かす運動からも、何かを得られるかも知れませんが、体を動かしていると、その何かを感じにくいのではないかもしれません。

 呼吸を意識しながら静かに座る大切さを感じる、ある会社では、15分前後の時間を、就業時間中にとって、毎日実践している会社があると聞きました。

 少しずつでも、静かに座って考える(無心とはいうけれど)生活習慣を行う人が、増えてくるといいのですが。