ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

日本の食糧自給率は40%を切っているんです

2008-02-25 17:15:05 | 社会・経済
 手軽に電子レンジで暖めれば、すぐに食べられるということで、冷凍食品が多く見られるようになって来てます。 そんなときに中国製冷凍餃子事件が起きました。 どうも何かがおかしい感じがします。

 さかのぼって考えれば、米国から農産物の市場開放を突きつけられ、グローバル化の名の下に私たちの政府は、やすやすと食料の自給率を犠牲にして(狭い耕地で生産する日本の農業は、基本的には高くついてしまう)、米国の農産物の輸入が始まりました。

 私の食糧問題を考える友人たちは、早くから自給率を一定水準に保つように、声を大にして叫んでいました。 私も食糧問題は、国の攻防にかかわる問題になるんではないかと、当時感じていたものでした。 

 私は娘が生まれてから、牛乳を生協から配達を受けたり、自分たちの住宅の畳からダニが発生する問題を通して、仕事の傍ら消費者活動に参加するようになりました。 その過程で仲間たちから、レクチャーを受けたということです。 

 他国の農産物の生産に、私たちの食料の依存率を高めるほど、私たちの生活は他国に握られてしまうのです。 そんなこともわからない政治家や官僚たちが、今の現状をもたらしてしまったのです。 英国では50%を切っていた食料自給率を、サッチャー政権時に70%まで回復させたといいます。

 座禅を通して、毎日繰り返して行うことの大切さを知ることになりますが、特に食事はとても大切なことに思います。 毎日の食事を感謝しながら料理し食べるということが、特に重要なことなのです。 安易に時間がないからと、冷凍食品に手を出すことを、やめるいい時期かもしれません。