ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

イメージしながら逆腹式呼吸を行うと

2006-06-18 10:59:59 | 逆腹式呼吸
 目を瞑って口を閉じ、鼻だけで呼吸をします。 軽く吸ってゆっくり吐きます。 逆腹式呼吸に慣れてきましたなら、呼吸をする時のイメージの仕方を、少しずつ変えていきます。
 始めは呼吸そのものだけに集中します。 体の中へ吐く息が、喉を通って気管支から胃の辺りを通って、お臍のちょっと下の腹部ー臍下丹田まで行くのを感じながら行います。 臍下丹田といっても何のことだか分からないと思いますが、その下腹部めがけて息を吐いていきます。 ただ、ひたすらそのような呼吸を行います。
 肩の力を抜いて頭のてっぺんが、天から引っ張られているような感じで呼吸を続けます。 立ちながら、座りながら、あぐらをかきながら、いつも基本は同じです。 次に、太陽の暖かい光をよく覚えていて、自分がその光を浴び、とても気持ちが良いイメージを行いながら呼吸を続けます。 
 しばらく、その暖かい光を浴びた後、今度はその光に体全体が包まれるようなイメージをしながら、呼吸を行います。 次に、光と一体になって自らが光るようなイメージをしながら呼吸をします。 このようなイメージを何回か繰り返しながら呼吸を行います。 いずれ光の持つ独特の感覚が分かる時期がきます。 

逆腹式呼吸を慣れるまであらゆる場面で行ってみる

2006-06-17 10:30:33 | 逆腹式呼吸
 日常生活の中で、ちょっとした気の使いようで、体の免疫力が高まるのであれば、これほど安上がりのことはありません。 逆腹式呼吸を寝ながらやってみる、電車やバスを待っている間にやってみる、電車の中でやってみる、人と待ち合わせをしている時にやってみる、テレビを見ながらやってみる。
 逆腹式呼吸に慣れてしまえばこっちのものです。 目を開けて呼吸を行っていたのを改めて、目を瞑って行うようにします。 体の中へ息が入るようなイメージを持ちながら行います。 目を瞑るのは、目を開けているとイメージがしにくいからです。
 臍下丹田がお臍のちょっと下辺りの腹部だといわれても、本当にそこにあるかどうかは、実際に丹田が活性化して、心臓のように動くまでは分かりません。 どこなんだろうと思いながら、逆腹式呼吸をひたすら行います。
 肩の力を抜いて頭のてっぺんが、天から引っ張られているような感じで座禅をしている時でも、椅子に座っている時でも、立っている時でも基本は同じです。 軽く吸ってゆっくり10秒以上かけて、体の中へ吐きます。 大切なことは、自然の動きに従うということです。 体に気が充実してきますと、ある日突然、自発動という動きが生じます。 その時にびっくりしないように、普段から自然に従う気持ちが必要になってきます。 

逆腹式呼吸は免疫力を高めます

2006-06-16 12:11:56 | 逆腹式呼吸
 座禅(静功)を行う時の呼吸は、逆腹式呼吸で行います。 逆腹式呼吸は、鼻だけで呼吸をしますが、軽く吸ってゆっくり息を体の中へ吐くイメージで行います。
 イメージしながら体の中へ息を吐きますと、自分が分からないうちに自然と体の中へ、宇宙のエネルギーである気が入っていきます。 体の中へ入っていった気は、体の中へ貯まることなく体外へ排出されます。 排出されるところは、経穴という鍼とか灸で利用されるツボから出ます。
 経穴は気の通りを調節する弁に当たりますが、逆腹式呼吸を行うことによって調節の弁の調整をします。 体のどこかが具合が悪いと、その部位に関係するツボに支障をきたします。 具合が悪い場合は、スムーズに体外に気が排出されることなく、一部は体内に貯まってきます。 呼吸を繰り返すうちにツボの弁が改善されてきて、ある日突然、詰まっていたツボが開き、貯まっていた悪い気が体外へ出てきます。 一種、焦げ臭いような今までかいだことのないような臭いを発します。
 逆腹式呼吸は、呼吸を行うことによって、ツボの弁の調整を行いますので、結果的に免疫力を高めることとなります。
 

臍下丹田をいつも活性化しやすい環境を作りましょう

2006-06-15 10:16:48 | 逆腹式呼吸
 お臍の下腹辺りに目には見えませんが、臍下丹田(気の心臓部分にあたる)があります。 人間は誰でも、お母さんのお腹の中にいる時には、臍下丹田が活発に動いていて、お腹の外で起きている事柄を、気を通して感じていました。
 お母さんのお腹の中から出た瞬間から、気の呼吸を取りやめ活動的な運動に備えて肺呼吸をはじめ、次第に気の呼吸を忘れていきます。 成人でご婦人が男性より気を感じやすいのは、子供を身ごもる時に、胎児がお腹の中で気の呼吸をしているからなのです(ご婦人自身は下腹が動いていても、何かおかしいとしか思わない方が多いです)。 女性が男性より長生きできるのは、余り無理をしない生活習慣を持っているかもしれませんが、気を感じやすい環境にあるからだと思っています。 健康を保つ秘訣は、いつも下腹を温める習慣をつけることが大切です。 先ず、お風呂は半身浴を始めてください。 いつもお湯の面が、お臍のちょっと上辺りになるように入ります。 洗う時に使う椅子を置いて座るのもよし,お湯を減らして足を伸ばして入るのでも構いませんが、肩の力を抜いて体はいつも頭のてっぺんが天から引っ張られているような感じで入ります。
 夜、寝る時には、上を向いてお臍の上にそっと両手の親指を乗せて寝ます。 両手が下腹の上にありますので、お腹も自然に温められます。 できれば、その時に逆腹式呼吸をします。 
 枕は低いのがよく、口は閉じて鼻だけで呼吸をします。 舌は上の歯の付け根にそっと付けます。 軽く吸ってゆっくりと10秒以上かけて吐きます。 吐く時には、息を体の中へ吐くようなイメージで吐きます。 できれば、臍下丹田が活性化するようなイメージで吐きます。 体の中へ吐くというイメージは、なかなか分からないかもしれませんが、やっているうちに分かってきますので、ひたすら呼吸を続けます。
 そんな生活をしていきますと、ある時、臍下丹田が活性化してくるとき(下腹部分が心臓のように動きます)がありますが、そんな時はびっくりしないで、動きに任せることが大切です。 普段から、自然の力に従う気持ちを持っていることが重要です。 座禅(静功)を行う予備段階として、お風呂の入り方と寝る時の習慣をちょっと変えてみてはどうでしょうか。 

投資の主流はファンドマネーが握りつつあるようですが

2006-06-14 10:53:00 | 社会・経済
 先日の勉強会で、大きなプロジェクトは、従来の銀行とか生保の資金を使うことなしに、様々なファンド投資法人の資金が主流になっているということが、改めて理解するに至りました。 
 J-REIT(不動産投資信託)という投資ファンドの予想利回りと、10年の長期国債の金利との関係で、投資家のお金が、国債に行ったりファンドに行ったりしているということです。 勿論、銀行の一部の資金はファンドに行ったり、株式市場に向いたりしておりますが、比較的大きくない事業に使われているのが、実情のように感じました。
 都内の大きな土地が入手できなくなりつつあり、売り出されたりしますと、バカ買いに入り、値段が吊りあがる傾向にあるということです。 豊富なファンドマネーが、おいしそうな投資先を常に探しているということでした。
 村上ファンドは、株式のファンドマネーでしたが、その大半の資金は国内の投資先ではなく、海外の投資家や法人が殆んどであるようです。 小泉首相や竹中平蔵大臣が推し進めてきた経済改革が、日本への海外からの資金の流入を招き、投資効率のみを追求し、今まで日本が大切にしていた価値観や、ものの考え方を根底から崩されてきてしまっているようでもあります。(倫理観や道徳観など)
 担保となっている不動産にしか債権者の求償権が及ばない貸付のことをノンリコースローンといいますが、投資効果を考えて、これからはこのような融資も増えてくるような気がいたします。

1年に1回の健康診断は大切です

2006-06-13 15:45:28 | 健康
 誕生月の健康診断の結果を聞きに行ってきました。 友人の奥さんは、1年に1回の健康診断を拒否し続け、2年前にある日突然、脳溢血で倒れ植物人間になってしまいました。 血液検査や尿検査、便検査などを通して、自分の置かれている健康状態をチェックする良いチャンスなのですが。
 最近、蜂蜜の食べすぎにより少し太り気味でしたので、判定結果はちょっぴり心配しておりました。 血圧が多少高め、善玉のコレステロールが少なく悪玉のコレステロールが多めはいつものことですが、心電図の記録が悪く、心筋梗塞に注意したほうが良いという結果が出ました。
 座禅(静功)を始めた頃は、逆腹式呼吸(鼻で軽く吸ってゆっくり体の中へ息を吐くようなイメージで呼吸を行う)を行っておりましたが、臍下丹田が活性化してからは、肺呼吸を伴わない丹田呼吸(気の呼吸)を行うことが多くなったせいか、心電図のグラフが正常な値になっていないのかもしれませんが、本人は至って元気です。
 蜂蜜のおかげで、腹回りも85cmを超えてしまい、メタボリック症候群にならないように、夜の食事をできるだけ減らすようにした結果、徐々にではありますが、体重も下がってきています。 後は体を動かすことを取り入れていけば十分です。 

誰でもが、いつでもどこでもボールひとつで出来ます

2006-06-12 10:49:17 | 文化
 何故、ワールドサッカーが世界的な規模で、熱狂的に受け容れられているのか。ボールひとつあれば、背の高さとか体の大きさに関係なくプレイが出来る点にあると思われます。
 バスケットボールやバレーボール、ハンマー投げや棒高跳びなど、あらゆるスポーツが背が高かったり体が大きいほうが有利に出来ています。 サッカーはヘッディングは背が高いほうが有利ですが、ドリブルやパス、シュートは俊敏さがあれば誰でもがプレイできます。
 自分の日常的な努力が、ある意味では発揮でき、報われることが可能です。 プロになれば、ある程度の収入も約束され、特にヨーロッパでは世界各国からの優秀選手が集まる体制が出来ております。 選手として活躍できそうな人はスカウトもされ、ある日突然、シンデレラボーイになることも、夢ではありません。
 また、ワールドカップの大会に出場できれば、各国とも国民こぞって応援できる状況です。 ある意味では、オリンピックよりも熱狂できる素地は、十分あります。 
 私自身は、学校の体育の時間以外は、サッカーをやったことがありませんが、考えてみれば、サッカーは11人がボールを中心にして、いつも動いていなくはならないので、とてもハードなスポーツだと思います。 点がなかなか入りにくいのが、ちょっと難点なのかもしれませんが、いつも2人以上の連係プレイで得点が入ります。
 一人の人がボールを持ちすぎず、ボールがきたら瞬間的に次にパスをして動いて、またパスをもらってプレイするほうが、相手に対してはとても効果的に動けるようです。 ワールドサッカーが終わるまでは、日本の応援だけでなく、毎日世界各国の試合を見るのが楽しみではあります。 

全仏オープン2連勝のエナン・アーデンはすごい

2006-06-11 10:45:38 | 文化
 20数年前に3年間、毎朝テニスをやってきた経験から、テニスというスポーツは、とてもハードなものです。 全仏オープンテニスで女子で2連勝したベルギーのエナン・アーデンは、身長167cm体重57kgと日本人と比べても、それほど大きくありません。
 バックハンドは、とてもコントロールが難しいとされているシングルハンドで打っています。 現在の主流であるバックハンドは、強く打てることと、どこにボールが飛んでいくか打つ瞬間まで分かりにくいのですが それにもかかわらず、エナンは、きびしいボールコントロールで、右手のシングルハンドでフォアもバックも打ち分けていました。
 女子テニス界は、比較的筋力トレーニングして、体の大きい人が活躍しているケースが多いのですが、エナンが頑張っている姿を見ると、何か勇気付けられるものを感じました。 エナンは数年前までは、日本の杉山選手とダブルスのコンビを組んで、4大大会で優勝したこともありますが、エナンがシングルスに専念したいということで、コンビを解消した経緯があります。 杉山選手は別の外国選手と組んで、現在ダブルスの決勝に進出しております。
 

みんなの願いは少しずつ集積されて

2006-06-09 12:06:21 | 
 私達は、困った時やお願い事があると、お寺や神社にいって観音様や大仏様に、ひたすら拝んでお経を読んだりして拝みます。
 仏像は、始めは人の手で造られ、作者の気持ちは多少は入り込みますが、基本的にはただの木です。 年月が経ち、多くの人々の願いや思いが仏像にも伝わり、その気が入り込みます。
 その思いが多く、強ければ何らかの形で、影響が出てきます。 私の事務所の後輩で、美人ながら人懐っこかったのですが、ガンに罹ってしまいました。 何度も何度もガンの切除手術をし、最後は4,5年後にはあの世に行ってしまいました。
 お見舞い方々、彼女を訪ねどこか触ってほしいところがないか と言ったところ、おなかを触ってほしいといわれました。 着衣をはがしてお腹を見れば、切り傷だらけのお腹でした。 当初、まだ座禅(静功)を始めたばかりでしたが、一生懸命、ガンが体から無くなるように念じました。
 その時感じたのは、多くの彼女の友人達が一刻も早く良くなるように、念じているから、これほどまでに生きていられるのだな ということでした。 彼女の場合は積極的に抗がん剤の勉強し、多用しておりました。 私は、見舞いの折に抗がん剤の使用は、一時的な腫瘍マーカーの低下があるものの、健康な細胞までが殺傷されてしまうので、余りよくはありませんよ と話をいたしました。
 彼女自身の生命力はとても強く、みんなからも愛されておりましたので、大変な病気にもかかわらず、生きてこられました。 親しい友人などが具合が悪くなった時には、是非,会いに行ってよくなるように元気付けたり、手で触ってあげて念じてあげてください。 気持ちが強いほど、その人に伝わり、何らかの良い影響があると思われます。

自分が自分の顔を造っていきます

2006-06-08 09:49:41 | 自分
 中学生になって所謂思春期の時に、鏡に向かってどういう顔がよく見えるかについて、特に笑顔について色々な顔をしては、研究らしきことをしたことがあります。 どちらかというと写真なんかを見ると、いつも神経質そうな顔をしている自分がいやで、いつも嫌味な顔をしていない人に憧れたりしておりました。
 自身がどちらかというと嫌味な感じがしますので、様々な出会いの中で素敵な人だなと思われる方に会えますと、嬉しくなり大切な関係でいたいと願ったりします。 男性も女性も含めて、これまで過ごしてきた背景が、全て顔に表れるのですから、ある意味では怖さがあります。
 また、他の方と会話などで接触する時には、他の人の全てを知ることなく、未知の部分を残しながら対応していったほうが、楽しみが残ってよいのかもしれません。 生活上の大変さや苦労は、できるだけ自分の生活サイクルの中で消化し、いつも心は笑顔でいるように心がけておりますが、日常的にどのような表情になっているかは分かりませんが、判断は私を見ている方々にお任せします。