ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

逆腹式呼吸は免疫力を高めます

2006-06-16 12:11:56 | 逆腹式呼吸
 座禅(静功)を行う時の呼吸は、逆腹式呼吸で行います。 逆腹式呼吸は、鼻だけで呼吸をしますが、軽く吸ってゆっくり息を体の中へ吐くイメージで行います。
 イメージしながら体の中へ息を吐きますと、自分が分からないうちに自然と体の中へ、宇宙のエネルギーである気が入っていきます。 体の中へ入っていった気は、体の中へ貯まることなく体外へ排出されます。 排出されるところは、経穴という鍼とか灸で利用されるツボから出ます。
 経穴は気の通りを調節する弁に当たりますが、逆腹式呼吸を行うことによって調節の弁の調整をします。 体のどこかが具合が悪いと、その部位に関係するツボに支障をきたします。 具合が悪い場合は、スムーズに体外に気が排出されることなく、一部は体内に貯まってきます。 呼吸を繰り返すうちにツボの弁が改善されてきて、ある日突然、詰まっていたツボが開き、貯まっていた悪い気が体外へ出てきます。 一種、焦げ臭いような今までかいだことのないような臭いを発します。
 逆腹式呼吸は、呼吸を行うことによって、ツボの弁の調整を行いますので、結果的に免疫力を高めることとなります。