ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

2000人の人々の気持ちが彼女を救う

2006-06-22 08:16:55 | 座禅
 昨日、テレビを見ていたら、中国の長春に住んでいる家族の幼い娘さんの話がありました。 脳腫瘍になってしまいますが、両親は貧しいために十分な治療も受けさすことができず、それならこの世の最後に娘に何が希望かを聞きました。 普段から、テレビで北京の天安門での国旗掲揚式を楽しみに見ていましたので、それを見たいという願いでした。
 最後に残った家具のテレビを売ってその費用を捻出しようとしましたが、その娘さんに売らないでほしいと懇願され、途方にくれていたところ、落ちていた新聞記事を見て新聞社に電話をし、娘の容態や希望を女性記者に告げるのでした。
 記者は、娘さんが現実、非常に弱っていて目も見えなくなっているのを見て、早速、記事にして発表しました。 すると、あちこちから激励の手紙や寄付が集まり、地元の女性実業家も北京までの旅費も出しましょうといってくれたりしました。
 お医者さんに北京行きの話をしたところ、遠くて非常に娘さんの容態が危険になるのでやめてほしいということでした。 その話を記者に伝えたところ、それでは瀋陽の軍に頼んでみようということになり、容態のこともありすぐ出発となりました。
 娘さんは目が見えませんが耳は聞こえるため、仮想の料金所を設けて通過ポイントを一つ一つ印象付けるようにしましたが、瀋陽(娘さんには北京といってある)までの途中で体も急変し、記者が近くの学校の校長先生に事情を話し、急遽、国旗掲揚式をやってもらうことにしました。 彼女の体のことを心配し、2000人以上の人の参加協力を得て、彼女に国旗掲揚式を感じてもらい、笑顔を持って喜びを表現しました。
 その後、彼女に奇跡が起こり、今現在、目も見えるようになり、快方に向かっているとの事でした。 私は、2000人以上の人たちの気持ちが、娘さんの気持ちを喜ばせ、快方に向かわせたのではないかと思っております。 思わず、素晴らしい放映を見させていただきました。