ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

投資の主流はファンドマネーが握りつつあるようですが

2006-06-14 10:53:00 | 社会・経済
 先日の勉強会で、大きなプロジェクトは、従来の銀行とか生保の資金を使うことなしに、様々なファンド投資法人の資金が主流になっているということが、改めて理解するに至りました。 
 J-REIT(不動産投資信託)という投資ファンドの予想利回りと、10年の長期国債の金利との関係で、投資家のお金が、国債に行ったりファンドに行ったりしているということです。 勿論、銀行の一部の資金はファンドに行ったり、株式市場に向いたりしておりますが、比較的大きくない事業に使われているのが、実情のように感じました。
 都内の大きな土地が入手できなくなりつつあり、売り出されたりしますと、バカ買いに入り、値段が吊りあがる傾向にあるということです。 豊富なファンドマネーが、おいしそうな投資先を常に探しているということでした。
 村上ファンドは、株式のファンドマネーでしたが、その大半の資金は国内の投資先ではなく、海外の投資家や法人が殆んどであるようです。 小泉首相や竹中平蔵大臣が推し進めてきた経済改革が、日本への海外からの資金の流入を招き、投資効率のみを追求し、今まで日本が大切にしていた価値観や、ものの考え方を根底から崩されてきてしまっているようでもあります。(倫理観や道徳観など)
 担保となっている不動産にしか債権者の求償権が及ばない貸付のことをノンリコースローンといいますが、投資効果を考えて、これからはこのような融資も増えてくるような気がいたします。