ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

長く吐く深呼吸に慣れたら今度は下腹を大きく凹ますようにする

2017-12-15 00:06:56 | 逆腹式呼吸

ここでの呼吸法は、誰でも出来るラジオ体操で行なって来た深呼吸で行います。 はじめに大きく息を吸ってから、出来るだけゆっくりと長く吐きます。 基本的には口を閉じて鼻だけで呼吸を行います。

出来るだけ長く息を吐こうと思うと、息を体の外に吐き出すよりも、イメージで吐く息を体の中へ吐くようにした方が、長く吐けるのです。 吸った息が口の中に未だ残っていますが、その息をそのまま喉を通して胸を通り、下腹に吐くようにします。

寝てこの呼吸法を行う場合は、下腹ではなく下腹は通過して、足の裏から吐き出すようにイメージします。 

深呼吸の要領で行う呼吸に慣れて来たならば、今度は息を吸うというよりも、下腹を大きく凹ますように意識して行います。 肺呼吸を行うというよりも、次第に胸は膨らむものの、下腹を大きく凹ますことによって、宇宙の気を吸う感覚に推移して来ます。

ここでの呼吸法に慣れて来れば、自然と上記のような呼吸ができるようになります。 この呼吸法が、一般的な腹式呼吸でもなく逆腹式呼吸でもない、ここでの逆腹式呼吸になります。

私自身は、ここでの呼吸法が、体の生理的な動きに合致した呼吸法であると思っております。



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