ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

自然体 駆け引きしない 本音 嘘は云わないを基本姿勢にしておりますが

2017-09-09 06:52:32 | 自分

アイフォンの過去のメモ帳を時々、振り返って見ておりますが、ある人が私のところに来て話されたことが、書いてありました。

最近は自然体で毎日を過ごしております。 その方がとても楽なんですと。 

嘘は云わず、何時も事実に基づいて本当のことを話します。 決して駆け引きするようなことは致しません。 本音で何時も話すようにしています。 そのことによって、色々な方から信頼を得るようになったと云うのです。

考えてみれば、何時も私自身が考えていることと同じであったのです。

何事にも構えず、自然体で接する。 その方がとても楽なのです。 何時も肩の力を抜いて、上半身を頭のてっぺんを天から引っ張られているような感じで維持します。 これは立っていても、椅子に座っても、床の上に胡座を組んで座っていても、変わることはありません。

長い間、長く吐く呼吸を伴う座禅を続けて来た結果からも知れません。 勿論、自然体でいることも大切ですが、自分自身を内面的に磨いておく必要があります。

先日も友人宅におられた建築を勉強する女学生に、ぽつりと設計技術は仕事をこなして行けば、自然と実に付くけれど、実は一番大切なことは、自分自身を磨くことにあるんですよと話してしまいました。

何故か、自然体が良いのはいいのですが、その前提になるのは、その人の素地なのですから。 その素地をどのように磨いていくのかは、その人自身の考え方や実践にかかっております。

素直な自己表現は、人の心を打つと云いますが、子供の何の汚れもない表現であれば、それに越したことはありませんが、成人するに連れ、何かと様々な刺激の中で、素直な表現も出来なくなりつつあります。

その意味では、静かに呼吸法を伴いながらの1時間の座禅は、かなり有効かも知れません。 

 



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