ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅を通して何を感得できたのだろうか-4

2010-09-19 09:40:02 | 座禅

 静かに暗闇の中で胡坐を組んで、ひたすら吐く息をできるだけ長く吐きながら、座禅をするのが楽しいのです。 座禅というとお坊さんが出てきて、修行という言葉が浮かんできます。 私は一度たりとも、修行だと思ったことがないのです。

 たまたま生まれて初めて座禅(静功)を行なった日に、頭のてっぺんにある百会が活性化し、電子の輪の帽子を被っている感覚になったのが、その原因かもしれません。 それ以来、毎日、日常的に目を瞑っては、吐く息をできるだけ長く吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐く呼吸を、行っていたのです。

 特に、深夜に行なう1時間の座禅では、微妙な体の変化があり、その変化を楽しみながら胡坐を組んでいたのです。 体調が悪い時には無理をせず、早々にそのときには座禅は行わず、一眠りしてから行なうようにしておりました。

 ただひたすら静かに胡坐を組んで、座禅を行っているのが楽しいのですから、動きのある日常的なことは、もっと楽しいのです。 否、何事も楽しむようにしており、結果的に全てのことが楽しくなってくるのでした。 嫌なことも決して逃げずに直面し、それをどのように解決していけるのかを考えるのです。 それも座禅の雑念の中で。

 私は、お坊さんが雑念を捨てなさいと、座禅をするときの心構えを話してくれることがありますが、雑念のオンパレードでは困りますが、決して静かの状態の中での、ふと浮かぶ雑念を考えることは、悪いことではないと思っております。


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