昨日は、久しぶりで会う仕事仲間が、事務所に訪ねてきました。 あれ、顔つきがちょっと変わったなあ、ちょっと痩せたんじゃないかと思っていたら、2年前に大腸がんが見つかって、手術をしたというのです。
幸いにも初期であったので、体に小さな穴を開けてガンを摘出した後、抗がん剤の治療を続け、やっと人並みになったとのこと。
長く吐く呼吸の大切さ、体の中へ吐く逆腹式呼吸が、自己免疫力を高めることを話しました。 逆腹式呼吸の良さは、自分で実践する意思さえあれば、自分の生活サイクルに合わせて行なえ、無料で自己免疫力が高まっていくことなのです。
鍼とか灸のツボは、誰もが知っていることですが、病気になると、その病気に関係あるツボに、鍼とか灸に施術を行ないます。 ツボは体の中にある経穴という気の流れを調節する弁です。 そのツボをいつも正常化しておくことによって、病気になりにくい状態を作り出します。 また例え、病気になったとしても軽くて済むようになります。
友人には寝ながらの逆腹式呼吸もいいですよと話しました。
深呼吸の要領で大きく息を吸い、出来るだけ長くゆっくりと吐きます。 吐く時には、吐く息が体の中へ入っていくようなイメージで行います。 実際は鼻から息は出ているのですが、そのことは一切忘れて、あくまでも吐く息は、体の中へ吐きます。
この逆腹式呼吸が生来持っていた機能を回復します。 眠っていた経絡を刺激し、経絡の気の通りを良くし、経穴というツボの気の通りを調節する弁も、正常化するように促されます。
その結果、自己免疫力が高まるということに、繋がってくるのです。
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