ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

体の中へ息を吐く逆腹式呼吸は自己免疫力が高まるのですが

2013-07-30 02:10:48 | 座禅

 昨日は、久しぶりで会う仕事仲間が、事務所に訪ねてきました。 あれ、顔つきがちょっと変わったなあ、ちょっと痩せたんじゃないかと思っていたら、2年前に大腸がんが見つかって、手術をしたというのです。

 幸いにも初期であったので、体に小さな穴を開けてガンを摘出した後、抗がん剤の治療を続け、やっと人並みになったとのこと。

 長く吐く呼吸の大切さ、体の中へ吐く逆腹式呼吸が、自己免疫力を高めることを話しました。 逆腹式呼吸の良さは、自分で実践する意思さえあれば、自分の生活サイクルに合わせて行なえ、無料で自己免疫力が高まっていくことなのです。

 鍼とか灸のツボは、誰もが知っていることですが、病気になると、その病気に関係あるツボに、鍼とか灸に施術を行ないます。 ツボは体の中にある経穴という気の流れを調節する弁です。 そのツボをいつも正常化しておくことによって、病気になりにくい状態を作り出します。 また例え、病気になったとしても軽くて済むようになります。

 友人には寝ながらの逆腹式呼吸もいいですよと話しました。

 深呼吸の要領で大きく息を吸い、出来るだけ長くゆっくりと吐きます。 吐く時には、吐く息が体の中へ入っていくようなイメージで行います。 実際は鼻から息は出ているのですが、そのことは一切忘れて、あくまでも吐く息は、体の中へ吐きます。

 この逆腹式呼吸が生来持っていた機能を回復します。 眠っていた経絡を刺激し、経絡の気の通りを良くし、経穴というツボの気の通りを調節する弁も、正常化するように促されます。

 その結果、自己免疫力が高まるということに、繋がってくるのです。



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