ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

寝る前に15分起きたら15分逆腹式呼吸を

2007-04-08 10:08:10 | 逆腹式呼吸
 毎日、寝ながら逆腹式呼吸を行っていると、知らず知らずのうちに自己免疫力が高まります。 

 低い枕のもとに上を向いて寝ます。 両手はお腹の上におきます。 両親指がお臍の上にそっとおかれるようにします。 目を瞑り口を閉じて、鼻だけで呼吸をします。 軽く吸ってゆっくりと体の中へ息を入れるようなイメージで吐きます。
吸った息が、喉を通り体の中心部を通って、臍のちょっと下あたりにある臍下丹田が、活性化するようなイメージで行います。

 軽く吸いゆっくり体の中へ息を吐くイメージしながら行う呼吸を、ただ繰り返すだけでよいのです。 吐く時のイメージは、足の裏まで息を吐くことでも良いのです。 時々、イメージの行い方を変えてみても良いです。 疲れていると、知らず知らずのうちに寝てしまいます。

 翌朝、目が覚めたら、すぐには起きないで、昨夜行ったような逆腹式呼吸を行ってみます。 15分間、ただひたすら体の中へ息を吐くイメージをしながら呼吸を行うだけで、自己免疫力がついてきます。

 何故、逆腹式呼吸が免疫力を高めるか? 体の中へ息を吐く時に、自分がイメージしながら呼吸をしますが、イメージしながら呼吸を行いますと、自分の中にある気(自分では一切そんなことはその時点では理解されませんが、いずれ感覚的に分かってはきます)が動きます。 イメージで体の中へ息を吐く時には、宇宙の気が体の中へ入っていきます。

 体の中へ入っていった気は、体の中には貯まらず、鍼とか灸のツボから出て行きます。 逆復式呼吸を繰り返すことによって、気の調節の弁としての役割を持つツボの調整が、改善されてきます。 体の一部が悪いと、その部位に関係するツボが充分な役割を果たすことなく、逆腹式呼吸を続けていきますと、時として一部の息(気)がツボから出て行くことができずに、次第に貯まっていく場合があります。

 息を体の中へ吐いても、これ以上体の中へ入っていかないときがあります(1時間以上やっていたときなど)。 毎日、逆腹式呼吸を繰り返すうちに、悪かったツボも改善されることがあります。 その時には、ちょっと焼け焦げたような臭いを感じます。 貯まっていた悪い気が出てきたのです。

 私達は、毎日寝るときがあリますので、その時間だけでも寝ながら逆腹式呼吸を行って、知らず知らずのうちに、免疫力をつけたいものです。 お金をかけないで、宇宙の自然の力をいただきながら、心と体を強めていけたらなあと思います。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿