ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

上を向いて寝るのが一番良いと考えている理由は

2017-09-10 00:38:54 | 健康づくり

私は30年近く前に、網膜剥離で入院するまでは、寝るときは何時も横を向いて寝ておりました。 右を向いたり左を向いたりして、上を向いて長時間、寝ることは殆どありませんでした。 

網膜剥離で入院すると、手術後ベッドでは頭の両側に砂枕が置いてあり、顔が横に向けないようになっておりました。 剥がれた網膜を早く定着させる必要があったからです。

25日間の退院直前まで、アイマスクをした上での両側にある砂枕との付き合いがあったのです。 目が見えない状態で、看護婦の方が、そっと囁くのです。 上を向いて寝るのが内臓が一番休まるのですよと。

退院以来これまで、上を向いて寝る癖がついてしまいました。 その後 胡座を組んで長く吐く呼吸を伴いながらの座禅を、毎日1時間行うようになってから、更にその感が強くなりました。

上半身をリラックスさせて頭のてっぺんを、天から引っ張れるように維持する姿勢が、一番自然であると感じておりました。 上半身の軸と頭の軸が真っ直ぐになることが、体の中の気の通りが、一番良いのです。

寝る時には、その姿勢をそのまま倒して、上を向いて寝るのです。 しかも上半身と頭の軸が、そのまま真っ直ぐな姿勢で寝るのが、体内の気の通りが一番良いのです。

然るにうつ伏せで寝るのが良いと云うことも、云われておりますが、うつ伏せで寝ると、首が少し曲げて寝る必要があります。軸は真っ直ぐにはならないのです。 なおかつ内臓も肺も圧迫を受けます。

 



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