縁があって知り合えたなら損得抜きで対応するのが良いと思うのですが

私は高齢になるに従い、自分では積極的に仕事を創ろうと云う意欲がなくなって来ましたが、最低限、自分が手がけた建物のメンテナンスについては、損得抜きで対応するようにしております。

また縁があってお付き合いさせて頂く建物についても、同じように対応させてもらっています。 然しながら、自分に相当の利をもたらさないような仕事については、対応がぞんざいになりがちです。

親しくさせて頂いているオーナーさんから、日立の清水にあるエアコン工場を見学した時に、建物の設備関連で、省エネ化をすることによって、国の補助金が貰えることを知り、一緒に仕事をしている設備担当のSさんに相談をしました。

Sさんは、元大手の設計事務所に勤めていて、早速、省エネ化について相談されましたが、仕事量に対して相当の経費を頂けないと云うことで、一切、省エネ化事業を行っていないといいます。

私は早速、86人が収容できるデイサービス付きの特別養護老人ホームに、話をさせて貰いた、現地調査も踏まえて来年度の事業で出来るように提案し、その方向で進んでおります。 とりあえず照明器具のLED化の省エネですが、一時的にお金を出金しないリース契約を組み合わせたのです。 

電気の基本契約の低減と、実際の消費電力の低減により、工事費のリース料金が下回り、LED化によってお金が現在よりも残る提案になったのです。

実は更に、空調設備も省エネ化の申請が出来ないかを、検討しているところです。 少しは施設側に、取りまとめの費用をいただけるように、話はさせてもらうつもりではありますが。