ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

半眼での坐禅を始めてー中間報告

2008-09-30 16:44:19 | 坐禅
 私が初めて坐禅(静功)をはじめた時には、真っ暗闇の中で1時間胡坐を組んでの、ひと時でした。 当然のように目を閉じて、坐禅を行っていました。

 10年近く目を瞑って胡坐を組んでいた身にとって、半眼にしなさいとのお寺のお坊さんに言われたときには、ちょっと抵抗がありました。 目を瞑ることによって、吐く息だけに意識を集中していた者にとっては、目を半眼にすることにより、なかなか意識を集中できるものではありません。

 そうはいっても、禅宗の坐禅の作法では、半眼にしなさいという決まりごとがありますので、半眼にしなければならない理由について、自ら実践することによって、その意味を見出そうと、あえて半眼で座禅をしています。 禅宗のサイトを見ても、何故、半眼にしなければならないのか、示されてはいませんので。

 半眼で凝視するのではなく、目をうつろな状態にすれば、呼吸だけに意識を集中することは、可能なようです。 それでも坐禅をしながら、半眼の意味を雑念の中で考えている日々です。 半眼にすることを優先するのか、目を瞑り意識を集中することを優先するのか、まだまだ私には分かりません。

 今日は、目を瞑るとまぶたに力が入らないか、半眼にしたときにどのように意識を集中できるかなど、一人静かに坐禅をしながら、楽しんでいます。  


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