ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

特別なことを意念すると天目が開く

2007-10-27 14:01:16 | 座禅
 深夜、暗闇の中で静かに胡坐を組んで座禅をしながら、無や光のイメージ、蓮の花のイメージなどを行います。 呼吸に意識を集中しながら、逆腹式呼吸をしてイメージ(意念)します。

 逆腹式呼吸に慣れてきたら、今度は呼吸をするかしないかの、イメージだけに意識を集中させます。 諸々の雑念ばかりの座禅の時には、意識が集中していないので、あくまでも呼吸だけに意識を集中します。

 私自身は、座禅を始めて間もない頃に、友人の病気を治ってほしいという願いを込めて、毎日3時間ほどの座禅を行っておりました。 そのときに、初めて天目(私の場合はおでこの中心にあり、目の形をしております。人によっては天目は色々な部位にあるとされています)が開き、天目を通してその友人の下に私の願いを込めた気が、飛んでいったのではないかと思いました。

 通常では考えられないことが起きようとする時に、初めて天目が開くのだと感じたものです。 現在では、友人や知人に気を送るということは、行ってはおりませんが、毎日行う座禅の時に、胎息という気の呼吸をした際に、天目がもどかしそうな雰囲気で、開くのが感じられます。

 胎息は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中で行う気の呼吸です。 私達人間は、皆お母さんのお腹から生まれ出てきますが、そのお腹の中では全員が気の呼吸をしております。 ただ、残念ながらそのことには、私達はなかなか気がつきません。

 テレビ報道で、時々、人の体を見ただけでどこが具合が悪いかが分かってしまう人など、特別な才能を持って生まれた人の話が、紹介されています。 そのたびに人を助ける才能を持って、良いことだなあ、幸せだなあと感じたりします。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿