ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

乳幼児はなぜ自己免疫力が強いのだろうか

2021-02-24 06:20:36 | 自己免疫力

私が呼吸法を伴う座禅を行っていると話をしたら、自前の唾液による自己免疫力(酸化還元力)を測定する機器を持ち込んで、私を測定してくれました。 私の大好きな外科医の古川健司先生です。 多摩南部地域病院でS状結腸の穿孔による手術をして頂きました。 現在は市ヶ尾駅前西口の杉原クリニックの院長として、地域の予防医学に携わっておられます。

私の測定値はー21でした。 先生は驚かれて、今まで測定してきましたが私のような数値の方と出会ったのは2人目だと云うことでした。 一般的には+10ぐらいが普通で、子供はー10〜0程度だと云うのです。 マナスの数値が大きいほど、自己免疫力が高いとのこと。

乳幼児は先天的な疾患がなければ、病気にはなりにくい体質を持っていることになります。 何故でしょうか。 お母さんのお腹の中で行っていた下腹の臍下丹田での気の呼吸の名残りが残っているからです。

私自身の体験から、ここでの深呼吸の要領で行う、はじめに大きく息を吸ってから出来るだけ長く吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐く呼吸が、結果的に体の中にある気の通り路である経絡の気の通りを良くして、鍼とか灸のツボの調節の弁を良くすることが、自己免疫力を高めるからなのです。

従って出来うることであれば、気の呼吸の感覚を忘れないためにも、幼少期に長く吐く呼吸の癖をつけることが、とても大切なのですが。 もっと遡れば、受胎した瞬間から父母が共に胎児に話しかけるようにして、育てることの大切さを改めて感じるのです。