ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

調身 調息 調心で行う座禅は最低でも1時間は必要ですが

2017-02-23 08:12:03 | 座禅

座禅は、調身、調息、調心で行うように云われております。 私流に簡潔に云えば、リラックスして体−姿勢を整え、意識して来なかった呼吸を意識して長く吐く呼吸を行いながら、心を一点に集中しながら、心身ともの静かな状態になるように、究極的に求める。

究極的に心身ともに静かな状態になるには、最低でも1時間は、胡座を組んで、ひたすら長く吐く呼吸に意識を集中して静かに座り続けることが、とても大切なことなのです。

然しながら、残念なことでもあるのですが、時として20分とか30分の座禅を行って、途中、休憩を交えて同様の時間の座禅を行う座禅会が多いようです。 連続して1時間続けなくては、意味がないのです。 途中、休憩してしまうとまた、一からのスタートになってしまうのです。

長く吐く呼吸、吐く息を体の中へ吐く呼吸だけに意識を集中していると、子供の頃にプールに潜った時に感じる、脳がシーンとする感覚になります。