ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

寝疲れて腰が痛くなっても座禅をすると楽になるのは

2014-12-12 09:05:29 | 

 ここのところ、早く寝ても遅く寝ても、ぐっすりと寝込んで4、5時間で起きます。 ちょっと前ですと2、3時間おきにトイレに行きたくなって、起きていましたが。

 

 腰が痛くなっても、胡座を組んで静かに深夜の1時間を行うと、自然と体と脳が休まってきます。 肩の力を抜きリッラクスし、上半身を頭のてっぺんから引っ張られているように維持しながら、胎息で静かに座ります。

 

 体の中を小周天する気が、脳を優しく刺激します。 時には胸の中心にある心をそっと刺激します。 

 

 小周天する気は、体の皮膚の裏側を流れます。 特に頭の部分は、頭蓋骨と頭皮が近接していますので、微妙な刺激にも感じることになります。 小周天すると気には、体の周辺部にも同時に気が流れますので、微細な脳神経細胞を刺激します。

 

 長く吐く呼吸、体の中へ吐く呼吸を、深呼吸の要領で1時間行うことによって、私たちの誰もが、眠っていた経絡(気の通る道)を刺激し、その通りを良くしていきます。

 

 経絡は神経の腺に沿って流れていると云われ、気の通りが良くなってくると、神経の腺をも刺激をします。 微細な神経がいっぱい詰まっている脳は、特に感じやすくなります。

 

 私は脳梗塞や脳溢血などになった方が、不自由な体で歩く姿をみると、長く吐く呼吸を行うといいのになあと、いつも思うのです。

 

 また膠原病のような自己免疫疾患についても、長く吐く呼吸を続ける事によって、体が正常化してくると感じているのですが。