ここのところ、早く寝ても遅く寝ても、ぐっすりと寝込んで4、5時間で起きます。 ちょっと前ですと2、3時間おきにトイレに行きたくなって、起きていましたが。
腰が痛くなっても、胡座を組んで静かに深夜の1時間を行うと、自然と体と脳が休まってきます。 肩の力を抜きリッラクスし、上半身を頭のてっぺんから引っ張られているように維持しながら、胎息で静かに座ります。
体の中を小周天する気が、脳を優しく刺激します。 時には胸の中心にある心をそっと刺激します。
小周天する気は、体の皮膚の裏側を流れます。 特に頭の部分は、頭蓋骨と頭皮が近接していますので、微妙な刺激にも感じることになります。 小周天すると気には、体の周辺部にも同時に気が流れますので、微細な脳神経細胞を刺激します。
長く吐く呼吸、体の中へ吐く呼吸を、深呼吸の要領で1時間行うことによって、私たちの誰もが、眠っていた経絡(気の通る道)を刺激し、その通りを良くしていきます。
経絡は神経の腺に沿って流れていると云われ、気の通りが良くなってくると、神経の腺をも刺激をします。 微細な神経がいっぱい詰まっている脳は、特に感じやすくなります。
私は脳梗塞や脳溢血などになった方が、不自由な体で歩く姿をみると、長く吐く呼吸を行うといいのになあと、いつも思うのです。
また膠原病のような自己免疫疾患についても、長く吐く呼吸を続ける事によって、体が正常化してくると感じているのですが。