ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

宇宙の清新なエネルギーを取り入れるー座禅で

2009-06-23 07:52:29 | 座禅
 吐く息をゆっくり吐き、吐く息に意識を集中しながら行う座禅は、結果的に宇宙の清新なエネルギーを、体に取り入れることになります。

 私達が普段行っている肺呼吸では、空気の酸素を取り入れるだけですが、そんな普通呼吸をやめ、口を閉じ鼻だけで呼吸し、吐く息を出来るだけゆっくり吐き、吐く息をイメージで体の中へ吐き、吐く息だけに意識を集中することによって、酸素を取り入れるだけでなく、宇宙に無尽蔵にあるエネルギーを取り入れるように、体を変化させてくれるのです。

 深夜や早朝に行う座禅は、宇宙のエネルギーも清新なエネルギーが充満し、私達は自然と取り入れることになります。 私達のほんのひと握りの人だけが、そのようなものを獲得できるのではなく、誰もが生来持って生まれたものと、思っています。

 残念ながら宇宙エネルギーである気は、科学的に解明されてませんし、私達の目にも見えません。 自身が座禅を通して感得するものなのです。 本当の意味で無心、無欲の人は、他人の体の中を流れる気の動くが見え、体の調子が悪いときには、その部位に関係する経穴(気の流れを調節する弁)の流れが、よどんでいるのが見えるといいます。

 私自身も、そうなれればいいなあと思っておりますが、我欲から離れられない現状では、無理というほかはありません。 それでも毎日深夜に行う座禅は、生活習慣になってしまいました。 いつも座禅を通して、一日の疲れが癒されているようにも感じます。 また楽しみの一つでもあるのです。