ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

眠りながらの足芯呼吸を行える季節になりました

2009-06-10 17:18:30 | 胎息
 午後8時には眠くなってしまい、床に着くと1分も経たないうちに、眠ってしまいます。 12時過ぎにはトイレに立つと同時に、深夜の座禅を1時間行います。 携帯でニュースを見たりしながら、また4時ごろまで眠りにつきます。

 最近では、だいぶ温かくなって来ましたので、足を布団から出して寝ます。 両手も布団の中に入れたり出したりして、上を向いて寝ます。 座禅の時には胎息(肺呼吸を伴わない気の呼吸)で、座禅を行います。

 その流れで寝ますので、上を向いて寝る時も、胎息を行いながら寝る場合が多いのです。 足を布団から出すと、足の裏が気を感じやすく、自然と足の裏で気の呼吸を、することになります。

 うつらうつらとしながら、朝の4時ごろまで足芯呼吸をしながらの、軽い睡眠をするのが日課になってしまいました。

 今でこそ胎息という気の呼吸で、座禅を行ったり眠ったりしますが、当初は息をゆっくり吐く呼吸を行いながら、眠っておりました。 目を瞑り口は閉じて鼻だけで息をします。

 大きく吸って出来るだけゆっくり吐いていきます。 吐く息を鼻から出すことを忘れ、イメージで吐く息を体の中を通して、足の裏から出すようにして吐いていきます。 決して無理をせず、出来るだけ自然な流れになるように、ゆっくり体の中へ吐いていきます。

 座禅のときも、眠るときも、昼間仕事をしている最中や、どこかへ出かけるバスや電車を待っているときや車の中で、ちょっとした時間を利用して、呼吸法をやっていました。 すると上記の呼吸法が、ごく自然にできるようになってきたのです。

 私達は誰もが、生来気を感じる能力を持っているのです。 その気感を日常的な呼吸法の練習の成果として、今まで感じなかったものを感じ、違った感覚を得ることになってくるのです。