ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

失ったものを数えるよりも、今あるものを生かすー普門庵での話

2008-12-15 08:12:56 | 自然
 神戸のある大学の先生のブログの内容から、普門庵での座禅の後での話しで、神戸の震災を通しての、心の持ち方について話がありました。

 神戸の震災で、失ったものを数え、それを嘆き悲しんだ人と、現在あるもの、残ったものを生かすように考えた人では、その後の再建に向けては、とても大きな差が出たということの話がありました。

 私たち自身も、失ったものへ、いつまでも固執しがちです。 それをさっぱりとして、次に向けて、将来に向けて、前向きに考えることは、なかなかできないことではあります。

 日曜の朝は、月に2回午前7時から座禅会があり、30分の座禅を小休憩を挟んで2回行い、お経を読んだ後、お話しがありその後、お茶を飲んで歓談します。 ひとりで座禅するのもよいのですが、たまにはお寺で座禅をするのもよいものです。 普門庵では、平日も午前5時から毎日、座禅会を開いております。 普く門を開くという、どこかのお経の中に出てくる姿勢で、日常的に座禅会を開いている和尚さんには、頭が下がります。