ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

腰痛ですが胡坐を組む姿が一番楽なんです

2008-12-24 14:12:23 | 座禅
 猫が我が家にいたとき、いつも早朝に私にご飯の催促をしにくるお父さん猫のジュンちゃんに、寝ぼけ眼の目をさすりながら、先ず突っ立ったまま、水を取り替えようと斜めに腰を曲げたとたん、生まれて初めて腰痛を体験しました。

 いわゆるヘルニアになってしまったのでした。 痛くて這って歩く感じでした。 その後、もう一度、同じようなことをして、電気が走り歩けなくなってしまいました。 それ以来、腰を曲げるときは、ひざを曲げてから腰を曲げるようにはしています。 時々、腰が痛くなり、おじいさんのように腰を曲げて歩く時間が、長くなったりしますが、時間の経過とともに、痛みも和らいできます。

 いつも寝るのは、畳の上に無圧布団を敷き、その上に薄い枕をおき、上を向いて羽毛布団をかけて寝ます。 いつも大の字になり上を向いて寝ます。 4時間が過ぎるともう腰が痛くなって、寝ていることができません。 早速、胡坐を組んでの座禅を行います。

 不思議なことに、座禅の姿では腰は痛くはありません。 私に座禅を長くしなさいと、サジェスチョンを受けてるような気がいたします。 布団の中では、横になったりすることがありますが、体が熱くなって、すぐ目が覚めてしまいます。

 大の字になって寝るのも、体に手の一部や足がくっついていると、体の中の気が、そこでショートサーキットするように、熱を帯び熱くて熟睡することはできないのです。

 胡坐を組む座禅の姿が、一番楽で長くその状態を保てる形であるのが、改めてよく分かります。