ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

薬害C型肝炎訴訟について思う

2007-12-24 19:35:31 | 
 病院での手術の際にフィブリノゲン製剤等の投与により、C型肝炎に感染してしまい、まだ有効な治療薬がないままに、生きていかなければならない人達が、薬を承認した国と製薬会社を相手に、長い裁判が続いています。 福田首相もやっと重い腰を上げ、患者さん達の要求する一律救済に向け、議員立法へと進むことが決まりました。

 知人の看護士の方からは、C型肝炎になると、ある一定年齢と共に肝ガンになり、最後は肝硬変になってこの世から去るケースが多い、と聞いていました。 A型肝炎は治り、B型肝炎も治ることが分かってきました。 B型肝炎がどのようにして治ることが出来るようになったのかを、専門書の雑誌で見たことがあります。

 ある病院で、B型肝炎の患者さんたちを治療しておりましたが、一人だけ治癒したのです。 何故治ったのか追跡調査したところ、その患者さんは、長い間、治療薬を飲んでいたのですが、なかなか治らないので、いやになって薬を飲むのをやめてしまっていたのが分かりました。 結果的に、リバウンド効化で治ることが分かりました。

 まだB型肝炎でも、種類によっては治癒されないものがあるようですが、C型肝炎の場合は、病気の進行を遅らせることぐらいしかないようです。 従って、C型肝炎になってしまった場合は、ある意味では近い将来での死の宣告をされたようなものになってしまいます。

 テレビ報道での集団訴訟をされている方々の顔を見ると、痛々しく感じられてしまいます。 まだ有効な治療薬が無い以上、別な形での取り組みを、自分たち自身で探すしかありません。 逆腹式呼吸による自己免疫力の増進、宇宙のエネルギーである気を体内に取り入れることによって、体内の組織、細胞の正常化を目指すしかありません。 静かな暗闇の中で行う座禅のときに、ふと雑念の中で、そんなことを感じてしまいました。