ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

アルコールを飲みすぎると回復には時間がかかります

2007-12-22 13:49:11 | 逆腹式呼吸
 ここのところ飲む機会が増えて、帰りも遅くなり座禅(静功)をする日課が、果たせなくなってきています。 ですが、ちょっとした時間には、目を瞑り体の中の気が、脳を刺激してくれるのを、楽しんでいます。

 脳を刺激する時には、シーンとなって宇宙の叡智に結びつくような雰囲気で、優しく癒してくれます。 いつでもどこでも肺呼吸を伴わない胎息(胎児がお母さんのお腹にいる時の気の呼吸)をしながら、静かに目を閉じます。 

 生まれて初めて座禅(静功)を暗闇の中で、1時間静かに胡坐を組んで行った時に、感じやすかったのか、すぐに体の変化をもたらしてくれました。 頭のてっぺんが電子の輪ができたような感覚を得ることができました。 おかげさまで座禅に夢中になることができ、1ヵ月半後には臍下丹田も活性化し、心臓のように鼓動を始めました。 

 体の中の気がどんなことをしてくれるのか、教えてくれるのかを興味本位で楽しんだこともありました。 その当時は、殆んどお酒を呑むこともせず、ひたすら座禅をしていました。 ガンにかかってしまった前の事務所の後輩の女性の回復を願って、3時間も胡坐を組んでいました。 

 息を吐く時に体の中へ息を吐く逆腹式呼吸を行いながら、また買い求めてきた本を参考書にしながら、様々なイメージを行ってきました。 どちらかというと、私の場合は体の変化が先で、後で本を読みながら、このことの意味はこういうことなんだと解釈されることが多かったように記憶しています。

 なかなか良い本が見当たらず、試行錯誤しながらの座禅の取り組みでした。 座禅というと無、とか無心とか、難しい命題のイメージがありますが、単純な呼吸法の繰り返しの中に、私達自身が生まれながらに持っていた気感を回復する方法があるのが分かってきました。

 どのように分かりやすくより多くの人に理解、体感していただけるのかが、私の課題になっています。 今後も繰り返し繰り返し、逆腹式呼吸のことを話していきたいと思っております。