贅肉っていつの間にか付いてしまうんですね

　高校生活でバスケットボール部に所属し、汗をかいては大きなやかんからお水をラッパ飲みをして練習をしておりましたが、体には筋肉だけで無駄な贅肉は一切ありませんでした。
　3年のインターハイが終わり、クラブ活動をやめてからも、同じように食べてしまいましたので、あご下ににきびができたりして悩んだものでした。　結婚をし子供が小学校に通い始めた頃には、冷ややかな目で見ていた硬式テニスを始めることなり、時々、今でも子供達が言っておりますが、その頃のパパはカッコが良かったと。　
　テニスをやめてからは一切、運動をせず色欲も落ちると、楽しみは食欲となるわけです。　91歳のわが母も老人保健施設、特別養護老人ホーム、公立病院、療養型病院とお世話になっておりますが、元気が出ると食欲も旺盛になり、なくなると食べなくなってしまいます。　　
　8年前から座禅(静功）をはじめてからは体重は一定でしたが、今はちょっと油断するとウェストも鏡を自分で見られないほどになってしまいます。　体の贅肉は見た目で分かりますので鏡を見て何かと反省し、贅肉を落とすチャンスはいくらでもありますが、精神的な贅肉は自分でみてもなかなか分かるものではありません。
　改めて引越しという機会を与えられて、精神的な贅肉落としが、少しはできたのではないかという感じがいたします。