ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

8時半の男 元巨人軍宮田投手亡くなる68歳で

2006-07-14 07:15:26 | 
 高校時代、3年間バスケットボールをやって過ごした経験を持つ自分としては、スポーツ選手は長生きしないのではないかと思います。 運動することによって心肺機能は充実するものの、激しく運動を終えた後の養生をその過程で学んでいたかは不明です。
 かなり昔の話になりますが、マラソンランナーの山田敬三さんは、年をとるまで走り続けていましたが、体の養生については関心があったようで、かなり長生きをしておりました。
 自分自身もそうでしたが、激しく運動している間は、エネルギーを補給するために体が要求するまま、食べることができましたが、まったく運動をしなくなった後でも、飲食については体が要求しないにもかかわらず、過食気味になってしまいます。 また、激しい運動をしたために、スポーツ心臓といわれる心臓肥大になってしまいます。
 幸いなことに8年前に、座禅(静功)と出会うことによって、目には見えない部分での体と精神的な強さを、少しは得られたのではないかと思っております。 
 喧騒の世の中にあって、暗闇の中で静かに目を瞑り、ゆっくりと呼吸をしますと、自分の体を駆け巡る宇宙の気が脳を柔らかく刺激し、至福の時を与えてくれます。 
 残念ながら、座禅を継続的に行わないと、そのような至福感はすぐには感じることはできませんし、また、最低でも30分以上は集中した座禅の状態を保たなくては、至福感は得られません。 気長にリラックスして座禅(静功)を行うことが大切です。 杓子定規にこうでなければ成らぬとか、難しく考えることもありません。 継続することによって、ある日突然、変化が現れ感得することができます。