ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

構造的背景の中での姉歯元建築士の個人犯罪か

2006-01-06 19:15:51 | 社会・経済
 国土交通省から関係先に調査が命じられたせいか、今日、近々の計画建物の構造担当が姉歯元建築士が関わっていないかの連絡が、私どもにありました。
 ローコストで建築するという大命題が、計画する側からあったとしても、法を犯してまでやるということは、設計段階ではどう考えても考えられません。 何故か、それは自分の首を絞めることになるからです。 ましてや、地震国の日本では特に、耐震性が求められるから尚更です。
 姉歯元建築士の言動を見ていますと、自分で行った行為にも関わらず、まるで他人事のような感覚であちこちで発言をしております。 自分の弱さを演出することによって、個人犯罪でないことを強調しているような気がしてなりません。
 勿論、その背景にある建築費の削減化があることはいうまでもありませんが、私達は、無理に理由づけをしているようにも見えます。 従来までの建築関係の問題は、建設段階での手抜き工事しか問題点はなかったのですから。
 姉歯元建築士は巧妙に犯罪を犯しながら、それを見抜けなかった警察(確認検査機関)が悪いといっているのではありませんか。 どう考えてもゲーム感覚で全ての行動を起こし、結果的に多くの人々に迷惑をかけている気がしてなりません。