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生きること:過去と未来とエスペラントと

エスペラントの日

2021-06-21 06:42:28 | エスペラント
 1906年(明治39年)6月12日は日本にエスペラントの団体としてエスエラント協会が設立された日です。日本エスペラント協会はこの日をエスペラントの日と定めています。そして1年おきですが6月に早稲田にあるエスペラント会館で講演会を開いています。今年はコロナで集まることができないのでユーチューブを使って行われました。
 
 講演者:東北大名誉教授・仙台エスペラント会会長 後藤斎氏

 エスペラントの歴史を通して共同体としての弱点と強味について。未来の展望も聞きたかったけれどそこにはあまり踏み込みませんでした。

 以下は私の感想です。

 エスペラントは人工語と言われるが、エスペラント発表以前に現れた言語はその言語を作った個人のもの(所有物)であった。しかしエスペラントは創始者ザメンホフが言葉の基礎を作ると所有権を放棄し、大衆に委ねた。つまり、エスペラントはザメンホフがひとりで作ったものではなく、彼の考えに賛同する人たちがそれぞれの思いや立場で言葉作りに参加し作り上げたものである。賛同者がそれぞれの思いや立場でエスペラントの発展に尽くしたことでエスペラント界に生まれたのはボランティア精神・自立性・多様性。そして、現在もその営みが継続しているからこそエスペラントは生き続けている。
 弱点は新しい参加者が少ないことや、地域的に見れば散在していること。

 エスペラントを発展させるために一般エスペランティストのできることは何でしょうね。この前関東エスペラント大会で佐々木照央氏も言っていましたが、今自分のできることをして自分のエスペラント力を高めるということでしょうか!

 私はエスペラントに出会えて幸せといつも思っている。外見はどう変化しているかわからないけれど、自分的にはまだまだ若い、まだまだ元気と感じている。肉体的限界が来るまで心は若々しく過ごせるように感じる。まさにエスペラントさまさま!
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