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生きること:過去と未来とエスペラントと

為せば成る?‼

2023-12-16 12:39:23 | 衣・食・住
 先日、友人から畑仕事の時に使うようにとスマホケースを頂いたことは記事にしたのですが、色が真っ赤と言うだけでなく作業中にスマホを使うことは無い。それに年と共に肩にかけるのはなんとなくつらくなってきている。眺めているうちに自分で作りたくなってしまった。

 もう一つ木綿の肩に掛ける袋もいただいた。これは肩ひもの広く軽くて体にしっくりする。ただ、前についたポケットがちょっと浅い。このようなものが作れないだろうかと私の想像力に火が付いた。


見本の袋
おっちょこちょい。変なものが写っています。


 以前、ネクタイをつぎはぎして作ったチョッキを着ている人を見替えたことがある。もう使わないネクタイを利用できないかと考えたのが運の尽き‼ バイヤス布をどう切って接ぐのかに頭を悩ませ、ああでもないこうでもないと考えあぐねた。とにかくハサミを入れてまた考える。まるでパズルをしているようでした。

 姉二人はとても器用でした。私は不器用で両親が何か教えようとしてもアマノジャクで言う通りにはしない。今でもその性格は治っていない。他の人のやり方を聞いてなるほどと思う。でも考える。もっと楽な方法はないか?

 母は小学校に入った私に編み物を教えた。父はミシンの使い方を教えた。中学1年生でした。もう、70年前のことです。ミシンの踏み方を知らず、強く踏むと針はあらぬ方向に動き、予定ではないところを縫ってしまう。縫い目を解くのは大変!もう止めた!と思う。すると父が、”為せば成るなさせなばならぬ何事も、ならぬは人のなさぬなりけり”と言いながら縫い目を解いてくれたのでした。

 
夕べ、10時過ぎまで格闘の末に仕上げたもの2点 
 
 夫の携帯ケース。指先が鈍くなっているようなので携帯が落ちないように、そして出し入れしやすいように口は緩くゴムを入れました。
 ネクタイの再利用!



私の肩掛け袋。姪からもらった着物の端切れ。
ポケットがネクタイ。


他の人の仕事の見よう見まねで、初めてチャック付きの内ポケットを試みました。
80歳過ぎても新しいことに挑戦できる。それに、大切なものを失う心配はなないぞ!と喜ぶ。


 為せば成るが、いつまで続くかの保証はないですが、挑戦する価値はあると思います。さて、今日は私の携帯ケースを作ってミシンには休んでもらうことにします。
コメント (2)
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