glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

使い難い他動詞

2022-01-20 23:38:37 | エスペラント
 今朝は寒かったです。今日は畑で畝を直す予定でしたので鍬を持ってゆかなくてはなりません。私の鍬は古くて柄ががたつきます。こんな具合の鍬は水に浸けておくと木でできた柄が膨張してガタガタしなくるというので水に浸るたら作業がしやすくなりました。そんなわけでバケツに水を入れて漬けて置きました。今朝はその水が凍っていました。

 話は変わってエスペラントの話です。興味のない方はパスしてください。

 先日、エスペラントの機関紙をもらいとても読みやすい文を読んでいたらこんな文を見つけました。

 ...... mi volas amuzi cxi tiun auxtunon..... 訳すと: ・・・私はこの秋を楽しませたい・・・

  amuzi  は楽しませるとか、面白がらせるとか言う意味の他動詞です。人の間違いをブログで取り上げる必要はないと考える方もいるでしょう。でも素敵な文章です。もっと素晴らしい書き手になってほしいと感じたので取り上げました。

 もう、40数年前になります。私も同じ間違いをしでかしたことがあったのです。その単語は interesi 興味を持たせるという意味です。アジアのエスペラント運動を活性化しようと韓国のエスペランティスト訪れた時でした。その時正確な会話は覚えていませんが街を歩きながら会話でもしかしたら私はこういったのかもしれません。

 Mi(私) interesas azia-movadon. : アジア運動は私に興味がある。
 彼は即座に答えました。アジア運動があなたに興味を持つことは無い(できない)。あなたがアジア運動に興味があるなら Azia-movado interesas min.  言うべきと。

 日本人は優しいです。間違いを指摘したら相手を傷つけるかもしれないと、注意してくれない方も多いです。でも、得た知識は一生の力になります。頑張ってほしいと思う私の気持ちからこれを書きました。

 私の苦手な単語をもう一つ: dolori 痛む
 私は頭が痛い と言う時、日本語では主語=私 です。ですが、エスペラントでは
 La kapo doloras min. 主語が頭 (kapo) なるのです。意識していないと間違ってしまいます。

 ついでに、他動詞を自動詞に変える接尾辞 igxi (イィジィ) があります。でもこの接尾辞を多用すると耳触りが悪くなることが多いのでなんでもigxi を付けてはいけないと初心者の時に注されたので文字で表現するときは igxi は良く考えて使ってます。 
コメント
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