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生きること:過去と未来とエスペラントと

ヴァイキングノ国デンマーク

2011-08-13 16:17:16 | エスペラント

 全日遠足はハムレットの舞台のモデルとったと言われる Kronborg-kastelo に参加。この地名ヘルシンゴルは同じ文字を書くのに対岸のスウェーデン側はヘルシンボルというはずです。20年前スウェーデンを訪れた時、受け入れてくれた夫妻がフェリーでここに連れて来てくれました。フランス人のモーリスだけが城に行き、私たち3人は古い街を散歩したのでしたが、周囲の雰囲気が違っているように感じました。

 当時、船の上でモーリスはデンマークとスウェーデンの戦いについて話してくれました。そんな事を思い出しながら城に入る。なんと大広間に金貨が降っている映像がありました。いかにしてデンマークが豊かになったかを示しているのです。

 初めはここには王の所有する狩猟用の小屋があるだけでした。王は国中の金を集め大砲を作り、通行する船を大砲で脅し法外な通行税を要求しました。その通行税でデンマークは豊かになりました。王達は城を拡張し、得た金を親族・臣下・国民のために使い豊かな生活を謳歌していたという事です。いろんな国から芸人も来ていたそうです。シェークスピアかもしれません。一人の王妃が王が亡くなった後、その弟と結婚したという話を聞き、ハムレットに取り入れたのではないかと言う事でした。収入のほとんどは浪費していたようで、ある王が死んだ時葬儀を出すために王冠を売るべきかどうか論議されるほど蓄えがなかったそうです。そしてデンマークの重税に耐えられなくなったスウェーデンが反旗を翻し勝利を収めたのでした。

 通訳がスウェーデンがすべて持っていたのでこの城には何もないと言いました。するとガイドが一度火事にあっていますと訂正しました。ガイドもエスペラントを話せるようでした。今はスウェーデンと良好な関係にありますと彼女は付け加えました。

 写真はうまくとれませんでした。

中庭です。 

王の食卓の再現でしょうか。王宮でこんは粗末な床を見るのは初めての事でした。

コメント
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