【7日間ブックカバーチャレンジ Day:4】

 4日目の今日は、水原秋櫻子編 俳句小歳時記(ハンディー版) 1987年初版(私が愛用しているのは1990年2月21日発行の第5刷) 大泉書店

 水原 秋櫻子(みずはら しゅうおうし、1892(M.25)年10月9日 - 1981(S.56)年7月17日)は、日本の俳人、医師・医学博士。本名は水原 豊(みずはら ゆたか)。松根東洋城、ついで高浜虚子に師事。短歌に学んだ明朗で叙情的な句風で「ホトトギス」に新風を吹き込んだが、「客観写生」の理念に飽き足らなくなり同誌を離反、俳壇に反ホトトギスを旗印とする新興俳句運動が起こるきっかけを作った。「馬酔木」主宰。(Wikipediaより)
 ちなみに、俳号の最後に「子」(「し」と読む)がつくのは男性。俳号の末尾が「女」となるのが女流である。ただし近年の女性俳人は「女」が付かない普通の女性名の方が多いようだ。

 私の父は田舎の小さな俳句結社の役員を長く務めていた。そんな父が「潔も俳句をやってみないか」と云って渡してくれたのがこの小歳時記(季語集)である。愛蔵用の綺麗な装丁のものもあるが、父は吟行の折に携帯できるようにと丈夫なビニール装丁のハンディー版を選んでくれたようだった。

 爾来30年、俳句を詠むことはなくなったけれど季節感を大切にする感覚は身につき、撮った草花の写真のキャプションを書くときなどには手持ちのいくつかの植物図鑑やWikipediaに記載された科学的な説明だけではなく、この歳時記に記された草花の心情的・文化的側面を参考にするのが慣いとなっている。

#俳句 #季語集 #歳時記 #水原秋櫻子

【7日間ブックカバーチャレンジ】については7月17日掲載のblogをご参照ください。
https://blog.goo.ne.jp/gauche7/e/3c77c1e13e3e63c3435ecb30b2d0f499
#7days #7bookcovers #BookCoverChallenge

 横浜の住宅地に残された里山の四季の移ろいを毎週撮影し掲載しているblog「恩田の森Now」。ただいまは7月12日に撮影した写真を5点掲載いたしております。梅雨の晴れ間となった森の様子をご覧いだけたら嬉しいです。

https://blog.goo.ne.jp/ondanomoriTo the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
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