F1 2006年第13戦ハンガリーGP予選結果を読む

 アロンソは、昨日のフリープラクティス2の際の振る舞いがペナルティの対象となり、各セッションのタイムに2秒が加算される厳しい判定。これではミヒャエルとのポイント差が更に少なくなること必至と思っていた矢先に、今度はミヒャエルがフリープラクティス3の赤旗中断中に事もあろうにアロンソとクビカの2台を追い抜いてしまい、こちらも2秒加算のペナルティ。フリープラクティスの際のレール違反が問われてタイム加算のペナルティなど、今まで聞いたことがないが、一体全体どうなっているんだ?

 <2006年第13戦ハンガリーGP予選結果>
 1位:キミ・ライコネン / マクラーレン・メルセデス / 1'19"599 / MI
 2位:フェリペ・マッサ / フェラーリ / 1'19"886 / BS
 3位:ルーベンス・バリチェロ / ホンダ / 1'20"085 / MI
 4位:ジェンソン・バトン / ホンダ / 1'20"092 / MI
 5位:ペドロ・デ・ラ・ロサ / マクラーレン・メルセデス /1'20"117 / MI
 6位:マーク・ウェバー / ウイリアムズ / 1'20"266 / BS
 7位:ラルフ・シューマッハ / トヨタ / 1'20"759 / BS
 8位:ジャンカルロ・フィジケラ / ルノー / 1'20"924 / MI
 9位:ヤルノ・トゥルーリ/ トヨタ / 1'21"132 / BS
 注:バトンは予選前のエンジン交換により10番降番。

 ポール・ポジションは、2戦連続のライッコネン。1週間前に「勝利に執着し続けてきたライッコネンの意地と努力がここで実を結んだ」と書いたけれど、どうやらマクラーレンの速さは本物らしい。相棒のデ・ラ・ロサが5番手につけていることでもわかる。

 今回の予選結果をご覧になって面白いことに気づかれただろうか。“M,B,M,M,M,B,B,M,B”である。今シーズン、上位にBが並ぶかMが並ぶかのどちらかのパターンが多かったはずであるが、今回はBとMが、いかにもランダムに並んでいる。

 チャンピョンシップを争うミヒャエルとアロンソとが共に2秒が加算のペナルティを受けてそれぞれ12位、15位と沈んだこと、マクラーレンとホンダが速さを取り戻したことで、図らずもこんな面白いスターティング・グリッドと相成った次第である。勿論決勝レースではこの2人が速いことは予想がつくから、抜きにくいコースとは言え、面白いレース展開となること必至である。


 今日の1枚は、酸漿(ホオズキ)の実。同じナス科の唐辛子やピーマンと良く似た花を咲かせますが、実もまたピーマンと形が良く似ていますね。
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コメント
 
 
 
こんばんは (ビートニク)
2006-08-06 00:29:38
予選ですけど、ペナルティがなかったら、ミハエルがポールなんですよね。

どのセクターでも速いです。でも、追い抜きが出来ないコースなので、キミに有利ですね。
 
 
 
Unknown (Takeni)
2006-08-06 09:24:21
何やってるんだ、この2人?という中、

ライコネンがやりましたね~。

このまま今季初の勝利となるのでしょうか。



私はもちろんアロンソ贔屓で観戦です。

旗色は悪くなるばかりだけど。。

ブリアトーレに冷静になれ!ってしっかり叱って欲しいです(笑)。
 
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