デカすぎるDX28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

 一昨日、安すぎる24-85mm f/3.5-4.5G ED VRと云う小文(see here)を書いたばかりの郷秋<Gauche>であるが、今日は同日発表となったAF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VRについて書きたい。

 一昨日、24-85mm f/3.5-4.5G ED VRと共に発表になったAF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VR(正式名称は相変わらず長い!)だが、とにかくデカすぎるのである。どのくらいデカいかと云えば、FX用の巨大な標準ズームレンズ28-300 f/3.5-5.6Gが最大径83mm×全長114mm、800gであるのに対して、DX専用ながら18-300mmは同83×120mmと太さは同じながら6mm長く30g重い830gと、でかいのである。

 DX18-200mm f/3.5-5.6クラス以上の大きさのレンズを装着したカメラの場合、カメラを手に取る時、ボディ本体を持つよりも、レンズの鏡胴を握ることが多くなって来る。その方が掴みやすいからなのであるがこの持ち方の場合、特に手の小さな女性の場合、握ることできるレンズの太さに自ずと限界が生じることになる。多分、標準的な大きさの手の女性の場合、DX18-200mmの77mm径程度が限度ではないかと思う。

 郷秋<Gauche>がこのところ標準レンズとして使っている18-300mmの最大径は83mmで、どちらかと云えは大きい方だと思う郷秋<Gauche>の手をもってしても太過ぎ、落とさないようにかなり力を入れて握らないとならない状態なのである。このレンズを欲しいと思った女性は購入前に、果たして自分の手に余らないかどうか確かめることをお勧めする郷秋<Gauche>である。

 まっ、ニコンとしては業界初16.6倍ズーム、しかも望遠端でもでもF5.6のレンズを、シグマやタムロンに対抗するためにどうしても作らなければならない事情があった訳だ。しかしだ、35mm判換算27mmから450mmまでを一本でカバーできるとなると、取り分けDXユーザーにとってはAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDの存在意味が大いに薄れることになるなぁ。これはつまり、70-300mm f/4G EDが間もなく登場すると云うサインなのかな?


 例によって記事本本とは何の関係もない今日の一枚は、梅雨時の花、ドクダミ。漢字で書くと蕺草。薬草として、あるいは俳句の世界では十薬と呼ばれる。取っても取ってもはびこり、嫌なにおいがすることから忌み嫌われるが、ご覧の通り花は美しい。花弁に見えるのは葉が変化したもので、本来の花は中央の花穂に密集して咲いている。

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