新型コロナウイルス感染者が5人に1人に

 12月4日現在の我が国の新型コロナ感染者が2,524万人となりました。日本の人口は1億2,575万人程ですので、この3年の間に5人に1人に感染したことになります。特に今年(2022年)7月から9月にかけての第7波で、それまで10人に1人程度であった感染者が一気に増大しました。

 疫学的にはどのような評価がされているのはわかりませんが、3年前に1日当たり数百人の感染で日本中が大騒ぎになった訳ですが、いま既に日本人の5人に1人が新型コロナウイルスに感染していると云う事実は社会現象的には「隣のおじさんが風邪をひいて寝込んでいます」程度の事象になってしまったと云うことになるのでしょうか。

 2020年当初、新型コロナウイルスに感染する確率は宝くじ高額当選する程の確率であったようにも思えましたが、今では「単なる風邪」になってしまいました。サッカーW杯の中継映像を見ても、スタンドの観客や街を歩く人々のなかでマスクをしている人はいません。マスク姿を見たのは日本チームのミーティングの映像くらいでした。

 ネット上でも(TVでもやっていますか?私はほとんど見ないので)「屋外ではマスクは必要ありません」と云う政府の広報動画も頻繁に目にするようになりました。3年の時を経てようやくそう云う時代がやってきたと云うことですね。

 日本では1990年のバブル崩壊以降を「失われた10年」(20年、30年とも)などと云われる訳ですが、2020年以降のコロナ禍についてはやがて「失われた3年」とか「失われた5年」、そして当時の乳幼児・青少年がやがて「コロナ世代」などと云われることになるのでしょう。

 バブル崩壊後の10年が人、取り分け子供たちの成長どのような影響を与えたのか定かではありませんが、この3年間あるいは更なる2年間が乳幼児から大学生までの成長に与えた影響は多大なものがあることは確実で、今後の教育学・心理学、社会学分野での重要な研究のテーマの一つとなっていくことは間違いないでしょうね。

 記事本文と何の関係もない今日の一枚は、初冬の雑木林を見上げた図(ただし3日前)。黄紅葉が進んでいますがまだ緑も頑張っております。12月だから初冬だと云うのか、まだ森の木々に緑が残っているから晩秋だと云うのか、 判断が難しい横浜地方の12月初めです。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは12月3日に撮影した写真を6点掲載しております。初冬、小春日となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/3b70ec760b4cf8f47306a50307038df1

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#新型コロナウイルス感染症 #感染者数2,524万人 #乳幼児・青少年の発達に与える影響 #失われた10年 #失われた3年 #失われた5年 #横浜の晩秋 #横浜の初冬

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