石蕗

 先週土曜日の散歩の折に見つけた、民家の垣根の下から生えて咲いていた石蕗(キク科ツワブキ属)の花。「石の蕗」と書いて「つわぶき」と読みます。蕗の仲間で葉に艶があるから「つわぶき」ですが、表記は関東以西(南)の海岸の岩場などに自生していることから「石蕗」。横浜の近傍では伊豆半島に多く自生し、松崎町や西伊豆町では町の花とされているようです。

 この3月まで勤めておりました学校の創立者が鹿児島県坊津町久志(現、南さつま市)の出身で、存命中に故郷を懐かしんで鹿児島から取り寄せて植えた石蕗が増え(綿毛付きの種でフワフワ飛んでいく)、初冬になるとキャンパスのあちらこちらで咲いておりました。日陰でも良く育ち、薄暗がりの中でぽっと明かりが灯ったように黄色い花を咲かせていたのを良く覚えている、私に撮っても懐かしい石蕗の花です。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは11月12日に撮影した写真を6点掲載しております。小春日となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/cb32edcdeec7f763382f510f62ecff61

To the author of this page: gaucheadgc(at sign)gmail(dot)com
Type "ijnuG ihsoyiK" adversely, and find me on Facebook.

#晩秋から初冬へ #立冬過ぎ #温暖な横浜地方 #石蕗 #ツワブキ #キク科ツワブキ属

コメント ( 0 ) | Trackback (  )