庭の花たち(その六)

 スズラン(鈴蘭)です。もう15、6年前に実家の庭で咲いていたものをスコップでザクっと掘り上げて持ってきて移植したものです。同じ頃に同じように移植した紫蘭共々、ほとんど何の世話もしていないのに我が家の玄関アプローチ脇ですっかり定着し勢力を伸ばし毎年愛らしい花を咲かせてくれるようになりました。

 日本在来のスズランではなく、ドイツスズランではないか思っているのですが詳細は不明です。植物名を漢字で書くことが多い郷秋<Gauche>ですが、スズランは何故か片仮名で書いてみたい気分になりました。「蘭」の文字がつきますがラン科ではありません。君影草(きみかげそう)、谷間の姫百合(たにまのひめゆり)の別名もあるようですが、これはこれで漢字で書いてみたくなる素敵な名前ですね。

 牧場の柵の脇でスズランが咲いていたりするのですが、それは牛や馬たちがスズランが有毒であることを知っているから。だから食べられずに残って咲いていているのです。もちろん人間にも有毒ですので取り扱いにはご注意を。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは4月3日に撮影した写真を7点掲載いたしております。一気に咲き始めた森の花たちを是非ぜひご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/cc9820ada7f860dfb46b0a237ab97912

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#スズラン #鈴蘭 #キジカクシ属 #キジカクシカ科

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