ニコンがスマートフォンに対抗する小型カメラを開発中?

 例によって元ネタはNikon Rumorsです。
https://nikonrumors.com/2017/07/05/nikon-is-working-on-a-small-camera-to-compete-with-smartphones-talks-about-surprise-for-their-100th-anniversary.aspx/ 


 現在のカメラ不況の原因がスマートフォン内蔵カメラの高性能化だから、「スマートフォンに対抗する」が、今のカメラ業界の状況を見事に云い現わしているね。だって、わざわざカメラを買うまでもなく、毎日世話になっているスマートフォンには結構な性能のカメラが付いているんだからカメラを買う人がいなくなっても全く不思議ではない。

 そんな中で、スマートフォンに対抗する小型カメラ、スマートフォンに対抗できるカメラって一体全体どんなカメラなんだろう。

 電話機メーカーがカメラ付きの電話を作るのなら、カメラメーカーは電話付きのカメラを作ったらどうだろうね。携帯に便利(シャツのポケットに入る)な大きさで、レンズ交換(キットの標準ズームレンズ装着時は出っ張らない)もできて、他に望遠ズーム、広角ズームとフィッシュアイも同時発売。高機能な画像処理アプリも標準で付いてくる。スマートフォン機能を内蔵しているので撮った写真をSNSにもすぐにUpできるし、もちろんモシモシ電話もかけられる。

 しかしだ、電話機メーカーが作るカメラ付きのスマートフォンとカメラメーカーが作るスマートフォン機能付きカメラって、結局は同じ形の物が出来上がるような気がするなぁ・・・。ってことは消費者がどちらを選ぶかだけれど、郷秋だったらNikonがスマートフォン機能内蔵のカメラを発売したら、絶対買うぞ! でもそれはあり得ない話だから、より現実的な、Nikon製で、レンズ(もちろんNIKKOR!)交換可能なカメラモジュール内蔵のiPhoneがいいかな(^^)


 今日の一枚は、カメラがカメラの形をしていた時代に、人間が作り得た最も優れたカメラとして世界中の写真家とカメラマン、そしてハイエンドアマチュアに愛用されたNikon F3/T。プロ用一眼レフは「ブラックボディ」が定着していた時代に登場した、シルバー(実はチタンカラー)のボディは、80万台以上作られたと云うF3の中では異色のカメラだが、余り評判がよろしくなかったらしく程なくブラック塗装のモデルに差し替えられた。それを知っているからなのか、希少ながら妙に存在感のあるF3/T(白)である。

 「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori に、ただいまは 7月2日に撮影した写真を5点掲載いたしております。梅雨の晴れ間の森の様子をどうぞご覧ください。

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