ブラウン管の向こう側?

 暇な時に時々のぞくwebR25にこんな記事が・・・。
 「TVのバラエティ番組などで『ロケ弁』を目にする機会が増えた。そして、また妙においしそうなのだ。しかし、これを食べられるのは(ロケをしている)“ブラウン管の向こう側”の人々のみ──。
そう思っていたら、なんと今年4月に家庭でもその味を堪能できる『ロケ弁』直販サイトがオープンしたという。(後略)」(石原たきび)

 「ブラウン管の向こう側」ですか? 今でもこう云う表現を使われる方がおられるのですね。今どきの小学生はカセットテープを知らないと云う話しを聞いたことがあるけれど、R25世代はまだブラウン管を知っていると云う事なのでしょうか。

 下駄箱や筆入れと云う言葉は今でも使われています。入れる物が靴や鉛筆に変っても、使い慣れた言葉はなかなか変わらないんですね。でも下駄箱や筆入れはその機能を表す言葉ですが、ブラウン管はその構造を表す言葉ですから「TVのチャンネルを『回す』」と云うのと同じです。

 いやいや、良いのですよ。「ブラウン管の向こう側」。奥ゆかしくて良いではありませんか。昭和の香りがする言葉、郷秋<Gauche>は好きですよ。ただ、R25の記事を書くようなお方がそんな「昭和語」を使っていたのにちょっと驚いただけなのです。


 記事本文とは何の関係もない今日の一枚は一昨日からご覧頂いている鎌倉シリーズ。時々ご覧いただいているこの写真、実は8年も前のものでした。長谷寺です。

 「恩田の森Now」
http://blog.goo.ne.jp/ondanomori/
諸般の事情で撮影と掲載が出来ないでいましたが、ようやく昨日撮影。今晩中に掲載の予定ですのでお楽しみに。

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